Kotolinで最先端への大きな一歩を

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将来性の高いKotolinを先読み!

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Googleによって公式にアプリ開発言語として採用されているKotlinは、Androidアプリの開発に欠かせないプログラミング言語です。
日本ではiPhoneなどのiOSが勢力を持っていますが、世界的に見るとAndroidのシェアが非常に高いです。そのため、あなたの知っているAndroidアプリの多くにKotlinが使われていると考えても間違いではありません。

以前はAndroidアプリもJavaで開発されるのが主流でした。しかしJavaには、コードの記述量が多い、バグが発生する、安全性に問題があるなどのデメリットがあったため、それらの問題を解消するためにKotlinが開発されたのです。Javaのデメリットを解消するために開発されただけあって、Kotlinを使うとこれまで以上にAndroidアプリの開発が簡単になりました。
また、Javaとの互換性があるため、Javaで作ったアプリにKotlinで新規機能を追加するという利用法も可能なので現在Androidアプリの上位1,000件のうち8割以上にKotlinのコードが使われています。

Kotlinが用いられたAndroidアプリの具体例をいくつか挙げましょう。
具体的にどんなアプリにKotlinが使われているのかを知ると、この言語でどんなことができるのかのイメージもつかみやすくなります。
たとえば、Yahoo!ニュースアプリ、また、Android版のTwitterやLINE、さらに、トクバイやRettyなどのアプリです。海外では、NetflixやEvernoteのアプリもKotlinが使われています。

GoogleがAndroidアプリを開発するための公式のプログラミング言語としてKotlinを採用したのが2017年です。その発表から5年以上経った2022年、GoogleのKotlin担当者は、すべてのAndroidアプリがKotlinで統一されることを望んでいることがわかりました。

あるインタビューによると、GoogleのKotlin担当者は、多くのエンジニアはKotlinの方がJavaよりも満足度が高いことがわかっていると語りました。Kotlinの方が生産性が高く、完成したアプリのクオリティーも高くなるのがその理由です。
また、KotlinはJavaとの相互運用が可能なので、Googleでは多くの開発者がJavaからKotlinにコードを移行するよう推奨しています。そして、近い将来にすべてのAndroidアプリがKotlinで開発されるようになることを期待しているとのことです。

しかし現状ではまだJavaが多く使われています。
確かにKotlinとの相互運用性は高いですが、Kotlinのメリットをフルに生かすには、Javaのエコシステムから出てKotlinのエコシステムに完全に移行しなければならないために、開発者の多くがJavaに留まっています。
そこで、Googleでは近年、Kotlinの開発元のJetBrainsと協力し、Kotlinのコンパイラを書き直すことに力を入れています。
各機能が向上し、インターフェースも新しくなったKotlinが、近い将来リリースされる予定です。

将来的にアプリ開発の主流になる可能性が高いKotolinを学びたいという方は、『Kotlinをはじめよう』で情報を集めてみてください。