こんにちは ししけんです
昨年(2019年)の今日(5月20日)、「不死鳥」ことニキ・ラウダが天国へ旅立ちました
その直後に行われたモナコGPでは各チームが追悼カラーリング、ステッカーを用意しスタート前には全選手による黙祷も行われました
今日ご紹介するのはそんなニキ・ラウダに捧げられた1台です
そしてここに来て新しいスポンサーのロゴが現れましたね
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というわけで今回ご紹介するミニカーはコチラ
W10モナコGP仕様
昨年(2019年)のメルセデスのF1マシンW10です
ドライバーはルイス・ハミルトン
モナコGPでは1位でフィニッシュし、パルクフェルメでマシンを降りた後には赤い特別カラーのヘルメットをカメラに向かって指差していたのがとても印象的でした
では早速見ていきましょう
右サイド
W10のカラーリングは歴代のメルセデスF1の中で1番好きです
後ろの方からだんだんと黒からシルバーに変わっていくグラデーションが本当にカッコよく、シェイクダウンの写真を見た時に一目惚れしました
そしてよく目を凝らすとグラデーションの中にメルセデスのシンボルであるスリーポインテッドスターが散りばめられています
これがまたなんとも言えないカッコよさを醸していますね
スポンサーの話をちょっとすると…と思いましたがメルセデスのスポンサーはワークスチームなだけあって数は少なめでしかも有名企業揃い
ペトロナス(マレーシア国営石油会社)やエプソンなどはもはや説明不要ですね
敢えて補足すべき会社といえばオンボードカメラの下あたりにロゴが掲示されているQualcomm(クアルコム)ぐらいでしょうか
通信設備や半導体を扱うアメリカの企業です
右サイド
一昨年(2018年)に比べフロントウィングが簡素化されましたが、それ以上にバージボードが複雑怪奇になった昨シーズン
またHALOにつける空力パーツを18年は他チームが大体装着していましたが、19年はメルセデスとトロロッソだけ(多分)になった変化も印象的でした
しかし18年型のW09はHALOにパーツをつけていないんですよね…
つまりメルセデスはライバルの流行とは真逆の変化をしたことになります
HALOの空力パーツ装着が減った理由は確か期待された効果を発揮できなかったためだそうですが、メルセデスはHALO周りの空気を調整することで大きな効果を得ていたんでしょうか
謎は深まるばかりです
バージボードを拡大して見てみましょう
もはや何がなんだか分かりません
素人目には「たかがエアインテークに入るだけの空気の向きをそこまで考える必要があるのか?」と思ってしまいますが、さすがはF1
0.1秒、いや、それ未満のタイムを削るために本当に細かいところまで余念がありません
フロント
赤いHALOが映えますね
メルセデスのカラーリングは伝統的にシルバーとそれに合った色でまとめられがちですが、今回のようにアクセントとなる赤が入るとだいぶ印象が変わります
ノーズのPIRELLIロゴの上にあるTOMMY HILFIGER(トミーヒルフィガー)のロゴです
こちらはミュージシャンのアクセル・ローズさんと殴り合いの大乱闘を繰り広げたこともあるファッションデザイナーのトミー・ヒルフィガーさんのブランドでメルセデスとのコラボ商品も多く発売されています
リア
最近のF1はタイヤもウィングも本当に幅広ですよね
それだけ協力なグリップ力やダウンフォースが生み出されているということなんでしょうが、どこかで歯止めをかける必要もありそうです
ノーズ
バレンシアテスト(確か3日目)から登場したこのタイプのノーズ
メディア等では「球根ノーズ」と呼ばれていますがネット上ではもっぱら何か(何なのかは言えません)を写実的に表現していると言われてましたねw
HALOには見づらいですが
Niki we miss you(ニキ、恋しいよ)の文字
ただ最後のuが抜け落ちているのが残念
と言ってもカメラでズームでもしない限り読めないぐらい小さな文字ですが…
国際映像だとどこにあるのかよく分からなかった赤いスリーポインテッドスターもこのアングルからならよく分かりますね
ただ本当に小さいので見つけるのも一苦労です
ちなみに反対側(右側)には赤い星はありません
いかがだったでしょうか
去年のモナコGPはハミルトンのニキに捧げる優勝やフェルスタッペンとボッタスの静かで熱いバトルなど多くのドラマが生まれました
F2でも松下信治がシーズン初表彰台となる2位を獲得するなど手に汗握る、眠れない4夜でしたね
今年は伝統の一戦が見られないのは残念な限りですが、また来年の熱い戦いに期待しましょう
以上
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