和歌山の田舎の高校生だった私は、大阪に引越した時、
近所の小学生の子供を持つお母さんに"おばちゃん"と言って
『あんなに大きな娘さんからおばちゃんと言われた』と嫌がられた事がある。
私が45才の頃、35才くらいのイケイケ奥さんのお客に"おばちゃん"と言われて、笑ってはいたが
"おばちゃんにおばちゃん"と言われたくないなぁ、と心で思った。
ここまで聞いたら、単細胞の男達は呼び方なんか"どうでもええやん"と思うだろうな。
でも知って得は…
若い女にカフェバーで出会っても、女が第一印象で"この男はイヤ"と思ったら、
最後まで落ちない
男は"イヤな女"と思っても"素敵なメス"に変わり、落としたくなる
と以前紹介した著書に書いてあった。ハズれていないと思う
仮におばさんでも、第一印聴が悪いと第一印象が悪くなり、機嫌は悪くなる
去年、東京出張の途中で、静岡に下車してしばしの時間、観光を楽しんだ。
静岡駅でも鍵が付いていないロッカーに困惑してたら、(この後、東京でもホームレスに助けられる)
40才くらいの(あえてオッさんと呼ぶ)おっさんが助けてくれた。
ところが彼は私に『お母さん、ロッカーから出す時はこうすれば…』『む~っ?!おかあさん、ん!?』
私があんたの母か、義母なら若くても65才は必要でしょ?!
あかんあかん、親切なおっさんなんだから、短気はいけない。
今度は静岡のインフォメーションで、静岡城の行き方を教えて下さった、65才以上の女性の案内役が
これまた『お母さんはどこへ行きたいの?』と私に声かけた。65才の女性が私に…?
静岡に着いて15分以内に2回も産んだ事もないおっさん、やや初老のおばさんに『お母さん』
と呼ばれた。
京都では学校の担任以外、そんな風におばさんを呼ばない。おばあちゃんに『おばあさん』と呼んだら
『あんたは私の孫じゃない』と怒るのが今頃わかったわ。
『何で静岡ではすぐ"お母さん"と他人なのに言うん?』てその案内の女性に尋ねたら
その女性が言うには静岡では『おばさんは失礼やし、奥さんなら他人のもんだからね』
と間髪いれず答えた。フムフム。静岡は面白い。
関西ではお店のおっさんが、おばさんに『お姉さん』としらじらしく世辞を言って物を売る。
おだてにまんまと乗ってたのだ。
静岡の人は正直すぎる。
書店で面白い本が目に着いた
*鈴木姓の多さが日本一
*東京が大好き
*箱根は静岡県でいいと思っている
*長野県を隣県とは思っていない
*お茶の入れ方にうるさい
*富士山は静岡県のものと思っている
*朝からラーメン食べる藤枝市民
*出身地を市町名で答える
登呂遺跡の前のお餅やさん
安倍川餅も有名なんやなぁ