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今回は、万能な主人公についてです。
当ブログも、昨日には1900アクセスを記録しま
した。2月からはじめたブログにしては好成績か
と思います。
それだけ、本物の書き方を求めている人が多い
のでしょうね。
市販本の「小説の書き方」には、一般的なこと
しか書かれていませんし、ネット上にもプロが
惜しみなく解説しているのは、当ブログだけで
はないかと自負しております。
それはさて置き、多くの人が誤る部分として、
主人公の設定があります。
主人公がとてももの知りでものわかりが良く、
ほとんど万能か聖人に近い存在に仕立てら
れています。
おそらく、主人公という存在を作者の分身と
捉えているからで、多分に願望を詰め込んで
いるからなのでしょう。
しかし、はっきり申しまして、間違いです。
主人公とは、あなたの分身ではありません。
ごく一般的な人物で、悩みもすれば失恋も
します。
万能的な人物を登場させるのでしたら、むしろ
脇役におくべきなのです。つまり、主人公の
ライバルですね。
人物設定をするときには、作者目線ではなく
読者の目線から設定しましょう。
どういう人物に読者が共感するのか。
作品を作る第一歩は、そこから始まるのです。