ようこそご訪問いただきました。
ありがとうございます。
昨日の記事にどのような感想を持たれた
でしょうか。
中には、余計なお世話だと言いたい人も
おられたことでしょうね。
ですが、質のいい作品を目指さないと
読んでくれる人がいなくなってしまいます。
それは悲しくないですか?
子竜がネット上の小説を読ませていただいた
感想としては、昨日述べたように底の浅い
恋愛小説が多かったのですが、中にはハッ
とさせられる作品もありました。
それを書き忘れました。
また、このブログは文学新人賞へ挑戦する
人のための記事が主ですので、自然と指摘
が厳しくなります。
あくまでも趣味で小説を書いている人への
メッセージではありませんので、ご了解願い
ます。
講師が仰るまったく逆のことを
考えてみるのも、あなたらしさへのヒントです。
あなたの新人賞入選を心より祈っております。
先日、「文学新人賞の傾向と対策」という
記事の中で、あなたにしか書けない小説を
審査員が待っているというお話をしました。
質問のメールがいくつか来ましたので、この記事
にてお答えします。
小説を書かない人も、
新人賞の選考基準を知るよい機会ですので
ぜひ最後まで読んでいただきたいと思います。
主催社ごとに違うので一概には言えませんが、
どの新人賞にも共通していると思われますのが
あなただけのオリジナリティーです。
誰かの模倣ではなく、文体も構成もストーリーも
オリジナル性が高ければ高いほど高得点を得る
ことでしょう。
そういう作品は、商業出版された際も爆発ヒット
いたします。
子竜のデビュー作「不沈戦艦 紀伊」がそうでした。
この作品は、あらゆる場面を細切れにして
時系列を正確に位置づけました。
ふつうは、ひとつの場面をじっくり描くものですが
この作品では、一番短いセクションですとわずかに
4行しかありません。
それ以後、同じ歴史群像大賞(学研主催)への
応募作品の半数ほどが、子竜の真似をしたもの
だったらしいですよ。
まあ、真似されるほどになるのはうれしいのですが
真似はオリジナリティーという点で失格ですよね。
近頃では小説の書き方も通信教育で受けられる
ようになりましたね。インターネットの普及で
可能になったのでしょう。
でもね、あなたは金太郎飴のひと切れになっては
いけませんよ。