こんばんは

訪問ありがとうございますニコニコ

アレルギーっ子も食べられる可愛すぎるあんフラワースイーツ教室SHIRURERIのえりです。


「給食のおかわりを、アレルギーっ子だけが禁止されたら――あなたはどう感じますか?」

先日、娘がそっと

「給食のおかわり、担任の先生が変わってから私だけ出来なくなっちゃったんだよね。アレルギーがあるからダメなんだって。なんでだろう。」

と話をしてくれました。


その声には怒りも不満もなく

ただ、自分の中に生まれた小さな違和感

まっすぐに伝えてくれました。


娘には卵アレルギーがあります。
担任の先生は、安全を最優先に考えてくださったのだと思います。

けれど、私たち家族にも、そして本人にも、何の説明も相談もないまま

「おかわりはできません」という選択だけが与えられた【配慮】ではなく【排除】の考え方に、私は驚きと悲しさが溢れてきました。


それでも――
私はどこかで、嬉しさも感じていたのです

「仕方がない」と我慢するのではなく、
「これって、どうなんだろう?」と、誰かに伝えてみること。

その一歩を、娘が選んでくれたこと。
そこには、自分の気持ちを大切にする力と、

誰かと一緒に前に進もうとする力がありましたおねがい



そして、それはまさに――

私たちSHIRURERIがずっと大切にしてきた考え方と、ぴったり重なっていたのですおねがい


合同会社SHIRURERIでは

アレルギーっ子も食べられる可愛すぎるあんフラワースイーツ「SHIRURERI」と

児童発達支援事業所「アップルキッズ」を展開しています。

フラワーおはぎは、卵・乳・小麦など8大アレルゲン不使用。
それでいて、美しく華やかで、贈り物にも選ばれる――
“制限を感じさせない”幸せのかたちを届けています。

アレルギーがある子どもたちは、
「これ、食べられる?」「私だけダメ?」と、
日々、“できない体験”を重ねがちです。

でも私は、そんな毎日の中に、
「どうせ無理」ではなく、「これなら大丈夫!」と言える選択肢を増やしたい

その想いから生まれたのが、“教育としてのあんフラワー”という活動です❀



アレルギーがあってもなくても、子どもも大人も、
同じテーブルで、同じものを楽しめる世界。

それこそが、私が信じている「やさしさの本質」です。

今回の娘の出来事は、
まさにSHIRURERIやアップルキッズの理念そのものでした。

アップルキッズが大切にしているのは、
発達に特性がある子どもたちとともに、
「できない理由」ではなく、「できる方法」を一緒に見つけていくという姿勢🍎


「みんなと違う」ことが、
「みんなと一緒にいられない理由」になってほしくない。
その想いを、私たちは日々の活動に込めています。

だからこそ、今回の「おかわりができなかった日」は、
ただの出来事ではありませんでした。

むしろそれは、
SHIRURERIの想いが、娘の中に根を張っていたと気づけた日びっくり

私にとっても、家族にとっても、そして事業にとっても、
“ダイバーシティ(多様性)の芽”が育つ瞬間に立ち会えた、忘れられない日になりましたおねがい

インクルーシブ教育(すべての子どもが、可能な限り「同じ場で、同じ学びの機会」をもてるようにする教育のあり方)とは、特別なことをしてあげることではありません。
「一緒にいるための方法を工夫し続けること」。

その精神は、家庭の中にも、社会の中にも、
そしてSHIRURERIという小さな場所の中にも、
きっと未来を変える光として息づいているはずです。

SHIRURERIが届けたい
誰でも楽しめる、やさしさのある世界」。

それは、娘の中にも確かに芽吹いていて、
彼女自身が、すでに“SHIRURERIの実践者”になっていたのだと、私は思うのです。

ダイバーシティやインクルーシブ教育という言葉は、
少し遠くのもののように聞こえるかもしれません。

でも、それは「目の前の誰かの声を受けとめ、一緒に考える」という、
小さな実践から始まるもの。

今回、娘がくれた気づきは、
SHIRURERIという場所に、新しいあたたかさと意味を運んできてくれましたおねがい

“できなかった日”が、
“伝えてくれた日”に変わった。

その一歩を、私はこれからも、
やさしさの形に変えて、伝えていきたいと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


※同じような経験をされた方もいらっしゃるかもしれませんね。私たちも今、学校とゆっくりと話し合いを進めている最中です。

小さな声を、どう受け止め合えるかを一緒に探していきたいと思っています。

また何か進展がありましたら、改めてご報告させていただきますね。



SHIRURERI 枝里