亡くなって四十九日が過ぎた時にお線香をあげに休みを取ってその子の実家に行きました。泣いたのは亡くなったと聞いた日だけでした。あとは泣きたいのに泣けないといったかんじで、その子の遺影見た時にやっと泣けました。
お母さんともお話をしました。その子が亡くなったと知らせを聞いてからのご両親の動きを教えてもらったり、その子が残した遺書などを見せてもらったりしました。私はその子に悩みを相談されたのに、死ぬまで辛いところにいなくていいんだよって言ってあげればこんなことにはならなかったかなという後悔の気持ちが大きかったのですが、遺書を見たご両親の気持ちを考えると言葉にできないなぁと思います。
そのような過程もあったので一周忌は何かしたいとずっと前から考えていて、先日、ご両親宛に手紙と一緒にお線香を送りました。
お母さんからお電話が来まして、お礼を言われまして、落ち込んでませんか?と心配されました。嫌なことを思い出させるかなぁとかお礼とかしなきゃとか思わせるかなぁとかいろいろ考えて、送るのも悩みましたが、気持ち伝わったかなぁとホッとしました。
心配されてはいかんので、思い出してズーンとするとか言ってないで気持ち切り替えて楽しく暮らすようにしよう!そうするのが亡くなった友達のためでもあるのかも。
だけども、忘れたらいけないこともあるかなと思うのです。
それは何事にも無関心はいけんということです。
友達が亡くなった出来事を通して私にとって教訓になったことです。
もしかしたら、どこかで他人事という無関心によって、逃げていいんだよって背中を押してあげることが出来なかったのではと思うのです。
亡くなる3週間前に会ったのに、その後どうだい?とすぐにメールしただけでも変わったかもとも思うのです。
離れてる所に住んでいたとはいえ、どこかで無関心という心があったのではないかと思うのです。
それからはずっとつながりがある友達には関心を持つようにして、どうだい?と聞いたりもしています。
無関心はいけん。
と自分に言い聞かせます。