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1957年、シドニー・ルメット監督作品 アメリカ
 
12人の陪審員が、父親を殺害した少年に対して有罪か無罪かを決める内容。
満場一致で有罪なら、死刑が確定なのだが、一人だけ無罪に投じそこから議論が
始まると言うストーリー。
 
陪審員と言うのは、詳しくは知らなかったのですが、職業、出身地も違う見ず知らずの人同士が同じ部屋で、裁判官から量刑を言い渡された内容を無罪か有罪かを
判定するそうです。
 
長くなるのも面倒だからとか、早く野球を見に行きたいとかで、さっさと終わらせたい人間模様が見えてきます。一般人ですからね。
 
そんな中で、次々と矛盾した証拠が出され、無罪に変更する陪審員が現れ、最後まで有罪を貫いた陪審員が、自分の息子と2年間会っていないことに嘆き、泣きながら無罪だと言ってエンドとなる。
 
人を裁く難しさと、人の命を簡単に決めてもいいのかを考えさせられる作品でした。
 
ただ、単調なストーリーなので、アクション好きな人にはつまらないかもしれません。