新宿御苑―菊花壇展(1)

 毎年11月1日―15日に菊花壇展が開かれる。今年は11月3日の日曜日に訪問した。随分前になってしまった。今年の菊の出来はあまり良くなかった。この花壇は一文字・管物花壇と呼ばれるが、上屋(うわや)と呼ばれる建物の中に菊の種類によって収納されている。上屋は7つある。

 一文字菊は皇室の紋になっている菊であり、ここでは白い紙の板の上に咲いている。管物は花弁が筒状になっているもので、此処では黄色・白・紫の三色の花がある。この写真ではまだ十分に開花していない。今年の天候不順によるものか生育がもう一歩である。期間中にもう一度訪ねるつもりであったが、ついに行けなかった。
 
 日本が世界に誇る菊の花の代表的な花壇がこの新宿御苑のものと思っている。特に江戸時代に戦争がない時代の侍が発展させた技術と言われる。中国人にとっても菊と牡丹が誇るべき花で、例年中国人の見物人が多いのだが、今年は中国語を聞かなかった。花より電気器具に興味は移り、見物人が減ったのなら寂しいことである。
 
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