坂戸総合運動公園の白蓮
体力気力のタイミングを計った上での夏の最大試練・体力の限界に挑む試みでした。この歳ではかなり無理かなあと思いながら、どこまでが限界であろうかと期待しつつ、満を持しての試みでした。
ここ数日は相対的には涼しい天候で快適なツウリングを期待できそうでした。月曜日の朝ですからなるべく交通量の少ない道路を走ることを考え、体力のロスは抑えるべく前半は早く後半はゆっくりと走る予定ではありました。入間川に沿って河川敷を走り、落合橋で、254道路に入り、南園部で左折して坂戸市の方向に向かいました。全くの一般道路であり、持参の地図は古いもので最近の変化が載っていませんでした。朝ごはんを食べた店でやっと細い道がわかり、運動公園の近くでまた迷い、結局到着までに48キロ、2時間50分かかってしまいました。朝の8時半近くでしたが、水泳教室の生徒たちが沢山集まってきていました。
蓮池にはすでに盛りが過ぎた蓮が、ほんのぽちぽち咲いているのみでしたが、相変わらずの綺麗な花でした。10-15日は遅かったのでしょう。しかし、この10日間はとても走れなかった。それほど厳しい毎日でしたので仕方ないでしょう。蓮を見に来る人もなく独占してゆっくり撮れました。来年挑戦できるようなら、10日早い7月半ばでしょうが、来年はどんな天候かは神のみぞ知ることでしょう。1年間また体力気力をつけなくてはなりません。
帰路はただ黙々と水を補給しながら、もう来ないぞと思いながら、ひたすらペダルをこぎました。都会の砂漠をのたのたと走り、トラックの風圧を感じながらやっとたどり着きました。シャワーを浴びて倒れこむように1時間午睡しました。夢も見ずに。結局69キロ。6時間の72歳の真夏の試練をやっとクリアーしました。
少ない白蓮をお楽しみください。