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盆栽園に今年も鶏頭の盆栽が展示されていた。

小さな鶏頭が30本位か植えられている。これを見ると反射的に正岡子規の「仰臥漫録」の口絵の写生画を思い出す。
 
「昨日床屋ノ持テ来テクレタ盆栽」と言う注があり、「草花ノ鉢並ベタル床屋カナ」という句がある。「鶏頭の十四五本もありぬべし」という有名な句に繋がるもののようである。この句の解釈で俳壇がもめたようであるが、まあ、ここでは鶏頭を観賞してください。