町の中の大きな寺院には年月が経たであろうと推測される桜が、それぞれの寺に植えられていた。三春藩主の秋田家に関係する寺が多かった。快晴の下午前中ゆっくりと回れた。滝桜に沢山の人が押し寄せるのに比べるとひっそりと咲いていた。
なお、滝桜の滝であるが、この桜が咲いている土地の名前が滝である。桜の枝垂れた感じが滝のように見えるのとは関係ない。
急な坂を上がった上に大きな枝垂れが咲いている。光岩寺の桜です。寺院の伽藍らしきものはなくシャッターの閉まった小屋の中に本尊は祭られているらしい。
高乾院の桜。藩主の累代の墓があるらしい。枝垂れのほかにくすんだ白い桜が咲いていたが、近寄れないので種類は分からないが、ウスズミ桜か。
法蔵寺の裏山にも天を衝くような桜があったが、高すぎてうまくおさまりがつかなかった。新しい紅枝垂れが咲いていた。この桜も何百年も咲くのだろうか。
龍穏院の桜も年降りた桜であった。種類は江戸彼岸系の白っぽい桜で枝垂れてはいなかった。根元をコンクリートで固めてあったが急速に衰えてしまうのが心配された。
おまけのシメです。すぐ近くの枝に止まったがすぐに逃げた。2羽いたが、番だろうか。
東北の三春の春を楽しみました。桜・梅・桃が一斉に咲いていました。