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快晴に誘われて昼から狭山丘陵の一角の緑の森博物館に行った。

「さいたま緑の森博物館」は、狭山丘陵の雑木林の一部を区切り、自然そのものを保存することを目的に作られている。湿地帯にはトンボや虫や植物をそのままに保存して、自然を観察する場所としている。建物が無い博物館である。翡翠の来る池もあれば、水田をそのまま湿地帯としてかえるから水生動物をそのまま観察できるようになっている。かえるを餌としてマムシもそのまま生きている。西久保湿地・西久保水田と呼ばれている地域に今日は人が居なかった。
 おおいぬのふぐり・ほとけのざが既に咲き出しており、水田にはかえるの卵が固まっており、まだほどけていない。春は直ぐそこまで来ている。小川の流れも春の光をきらきらはねかえし、静寂の中に水音だけが響いている。里山を抜け、雑木林の脇の散策路を20分ほど歩くと西久保地区にでる。狭山茶を普及させた実績をたたえる碑が出雲祝神社の裏に建てられている。その直ぐ横に西久保観音堂がある。狭山三十三観音の28番札所である。境内には1000年を越すカヤの古木が斜めに立っている。古い歴史を秘めた村落が今も営々として農業で生計を立て、お茶を栽培している。
 帰りに金仙寺に寄り、緋寒桜の開花時期をチェックする。来週半ばには咲き出すのではないか。

今日の走行距離(自転車)は12キロ・所要時間2時間。