はじめまして。
私個人の身の回りが落ち着きを見せ、コロナ禍というこの状況と言うこともあり、風の向くまま気の向くまま当ブログへの投稿を開始しようと思う。
テーマは「人間礼賛」とでもしておこうか。
どうにも私の生きているこの時代は、体裁だとか物欲だとか、なんとも世知辛い大人の世界ばかりが目につき、我々の目指す「自由で平和な世界」と乖離し始めているように思えてならず、恐らくそれは人々の心の中に将来や世間、何より自分自身に対する不安と底知れぬ不気味さが根付いてしまった結果ではなかろうかと私は考えている。
いつからそうなのか、誰から始まったのかなんてことは我々が知るよしもないが、今この状況を少しでも良い方向へ導く術は、驚くほど近くに、そして明白に存在している。
まさに「人間礼賛」そのものなのである。
自分が自分自身を好きになる、自分自身に感謝して生きてゆくようになるための手がかりは多分そこかしこに散らばっていて、どれをとっても人は幸せな人生へ舵を切ることができるのだろう。
惜しむらくは、手がかりの散らばった地面が薄暗く、見つけにくいことである。その薄暗い地面を明るくする方法を模索してゆくことが、現代に生きる我々人類に与えられた課題ではないだろうか。
当ブログではそうした課題に取り組むべく、様々な話題についての所感を不定期に投稿していこうと思う。有り体に言えば、単なる私本人のお気持ち表明でしかない。
ただ、私は常々「人間は思考する生き物であり、思考する故に人間なのである」という理念を持っている。
人間が人間たるには、どのような事象に対しても自分の考えを持たなければならず、またそれが人間という生き物を支えてくれているのだろうと思う。
私個人の意見に他の方々がどう思われるかはともかく、自分で考えてみることを一人でも多くが実践していってくれれば本望というものである。
これ以上書き連ねているのも何やら収まりが悪いので、ここあたりで一区切りとさせていただく。
それでは。