渋谷のシネマライズで名画座ライズなる企画上映を
していたので見に行ってきました。
最後にシネマライズで映画を見たのはいつだったかなぁ？
もうそれすらも覚えていません。
「ブエノスアイレス」￥８００．
公開が９７年ですから、もう１３年前に上映されたんですね。
この頃は東京にいたはずなのですが、シネマライズで見た
記憶がありません。どこで見たんだろう、私？
何度も見ている作品なので今更ハラハラすることは
ありませんが、トニー・レオンの冴えない髪型を見るたび
若い頃のサブちゃんを思い出したり、レスリー・チャンの
額生え際にいろいろ考えたりと散漫な心持ち･･･。
しかしラスト１０分くらいで気持ちをググっと掴まれる展開は
自分でも意外で、ちょっと胸が熱くなりました。
※もう何度も見ているのに
主人公に共感？それともサントラの力？
まぁ確かにラストの「Happy together」は
ちょっとズルイよなぁと思うけれど。
今は亡きレスリー・チャンの、雨に濡れた
仔犬のような目元。もうああいう演技のできる
俳優さんいないよねぇ～（佐藤健に少し期待）。
烏龍茶のＣＭでお馴染みのチャン・チェンも
まだまだ青臭い印象。映画の撮影後に兵役に就いたとか。
当時イケイケだった配給のプレノンアッシュもすっかり
息を潜め、シネマライズは地下階・ライズエックスを閉めて
１スクリーン体制へ。
夜に食事をした店は閉館した「シネ・アミューズ」の近く。
渋谷のツタヤにあった映画館もいつの間にか閉館し
１Ｆのチケット売場はスタバに変身。
もはや渋谷でミニシアター映画を見るってのが
時代の気分に合わないのかな？他にも
いろいろ楽しいこと、あるもんね。
それでも連休中の渋谷はすごい人出。
「とりあえず渋谷で」ってのは当分続くのかな？
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