こんにちは。
ブログの更新が遅くなってしまって申し訳ありません。
父の死って、今でもトラウマになっていて、言葉にして表現するのに時間がかかってしまいました。
だって、父は自殺して、その第一発見者が僕なんです。
だから、思い出すだけ胸が苦しくなって頭痛がするんです。
でも、このまま引きずっても良いことはありません。
だから、頑張って当時の事を思い出し言葉にしていました。
余り気持ちのいいことではありませんが、語らせて頂きます。
父の自殺
これは、前回書いた元嫁の浮気の前に発生しました。
元嫁と出会う前、1年に数回程度は実家に帰省していました。
その時は、至って普通に過ごしていたんです。
しかし、ある休日、母親から電話があったのです。
基本、母親は僕達子供に連絡してくることはありません。
それは、もういい大人なんだから、自分の人生は自分で楽しんでほしい、だから、親である自分達の都合で迷惑をかけたくないって思いからでした。
そんな親ですから、いきなり連絡が来てビックリしていました。
しかも、その時、母親は耳が遠く補聴器を付けないと会話すら出来ない状態でした。
だから基本、電話はしてこないのです。
会話が出来ないから・・・。
でも、実家に行くと、溜まっていた愚痴を永遠と聞かされるんですけどね![]()
でも、だからこそビックリしてしまいました。
そして、これは只事ではないと思い、電話に出たのです。
「もしもし、どうしたの?」
勿論、母親は僕の言っている事、聞こえていません。
それを自覚している母親は、自分の言いたいことを言い始めました。
「お父さんが、今から手術を受けるの」
えっ
と手術
何の病気
と頭の中は
だらけ。
「××病院にいるから、今から来て」
それだけ言って、電話は切れてしまいました。
も~頭の中はパニックです。
父親の病気の事も知らなかったし、今から手術って・・・。
とは言え、行かない訳にもいきません。
直ぐ支度をし、急いでその病院へ向かいました。
約1時間後、病院へ到着。
警察に捕まっても仕方ない位、飛ばしました・・・車。
受付で名前を言って、病室まで行きました。
運よく父の手術は、始まっておらず、病室にいました。
僕を見るなり、母親は泣きながら抱き着いてくるし、父親は、凄く痩せこけていました。
あんなに貫禄のあった父が・・・。
本当に、別人かと思う位、瘦せていてビックリしました。
その後、母親だと手術の話が聞けないとのことで、僕が代わりに担当医と話をしにいきました。
そして、何枚かの同意書にサインをし、到着から30分後手術をすることになりました。
この時、父親は死を覚悟していたんだと思います。
手術に行く時、父親は
「お母さんの事、宜しく頼むぞ」
と僕に言いました。
僕は、大きく頷きました。
何時間立ったのでしょう。
無事手術は終わりました。
手術中、父が死んだらどうしようと不安でした。
でも、その隣で母が僕以上に不安で泣いているのを見て、僕が支えないとと思い母親に「大丈夫だから
」と声をかけ続けました。
勘のいいみなさんなら気が付いていると思うんですけど、僕には弟がいます。
でも、母親は、僕に連絡が付いたことで、弟には連絡していませんでした。
僕もそんなことを考える余裕はなかったので、いない事すら気が付きませんでした。
次回は、父の病気の正体は
です。