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Shirom4T氏の圧倒的キーボード愛

PC入力機器であるキーボードを愛しすぎて、気づいたらキーボードメーカーメーカーに就職していたShirom4T氏のキーボード愛を語るブログ(の予定)

東プレ Realforceに魂を売っていましたが、随分前から気になっていたSteelseries社製のM800 Apex Gaming Keyboardを発売日翌日に買ってみました。

SteelSeries Apex M800 Mechanical Gaming Keyboar.../SteelSeries
¥ 24,347(2015/8/23現在)
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価格としては、大体\24,000~\27,000の模様。

感想としては、使ってみればCherry赤軸より素早く入力できるというもの。とはいえ、言葉で説明しても100%は伝わらないと思うので、まずはこちらの打鍵動画をどうぞ。

Steelseries Apex M800 Gaming Keyboard 打鍵

iPhoneで撮影したこともあり、若干悲しい感じにはなっていますが、打鍵感は大体伝わるのでないかと思います。

それではレビューの方行ってみましょう。
【打鍵感】
薄型のメカニカルキーボードということで、Cherry赤軸をそのまま薄くした感じでした。

ゲーム目的なら買って損はしないことは確実!!Steelseries社新型スイッチ「QS1」搭載の本機を使ったら、Cherry軸がモッサリしていると感じます(ただしゲーム用途に限る)。

打鍵自体は軽く、Cherry茶軸と赤軸の中間という感じです。Realforceのように長文を打つときの快感は皆無なので、キー入力を素早くしたいというコアゲーマーに特化したマニアックキーボードという立ち位置ですね。

各社から発売されている新型スイッチ搭載モデル全般に言えることですが、慣れたら使いやすいかと思います。

【打鍵音】
シャコシャコという表現が一番正しそう。薄型になってことでキーストロークが浅くなったためか、底打ちが発生しやすい気がします。そのため、打鍵音は大きめじゃないでしょうか。

とはいえ、敬遠するものではないと思います。

【キートップ】
プラスチック、その一言に尽きますね…。高級感はかけらもなく、皮脂が付着して汚れが目立ちやすいです。

これは初代Apexにも言えることなので、Apexモデルはこんな感じなのでしょう。

とはいえ、初代にあったフルフラットなキートップから、中心部に向かい若干の傾斜がついたものに変更になりました。フィット感は確実に向上しています。

【キーピッチ】
Apex特有巨大スペースキーのおかげで、右下の6キーがめちゃくちゃ狭くなっています。

とはいえ、右下は使用頻度が少ない(当社比)ので、そこまで気にする必要はなさそうです。
右下の変換キー等を多用する人は注意が必要です。

【キーストローク】
新型スイッチ「QS1」搭載
キーストロークが3mmで、1.5mm押し込むことで入力されます。

たしかにCherry軸やRealforceと比べても、非常に素早くキー入力が行われることが体感できました。

【所有欲】
見た目はプラスチックですが、LEDの光らせ方が無限大なので、自分のゲームシーンに潤いをもたらします。価格が高い以外は、かなり高水準でまとまっているので、満足することは間違いなしですね。

【機能性】
もっと早くに書くべきだったところ。LEDがめちゃくちゃ光ります。明るい部屋でも光量は充分ありますので、初代Apexにあった「これ光ってる?」現象は皆無でした。
前述のYoutube打鍵動画にもありますが、キー入力したところの色が変わったり、めちゃくちゃ楽しいですね。
プリセットを多く作って、毎日変えて楽しんだりしてます。

【価格】
2万5千円也…ということで、手が出しにくいと思います。

新型スイッチが試したいとか、メカニカルキーボードマニアには要注目ですが、LEDでピカピカ光らせたい気持ちが無ければスルー安定でしょう。

【総評】
ゲーミングキーボードとしては高水準でまとまっていますが、長い時間の入力作業には向かない気がします。
価格面がもう少し改善すれば、お勧めできる一品になるでしょう。