今回は、この本の内容と、先日の先読みレビューキャンペーンに当選された方、新しいキャンペーンについてお知らせさせて下さい。






イラストの清書に入る前に、この絵本の先読みレビューで読んでいただいたものと同じ鉛筆描きの状態のものを、絵本のかたちにして、娘にも読んでみました。

“のんちゃん”の部分を娘の名前に置き換えて読み始めると、娘は途中で感想や質問を挟みながら、登場人物を自分や弟に重ね、楽しそうに話を聞いてくれました。

ところが、“のんちゃん"が“おとうと”とたくさんの「はんぶんこ」をしながら徐々に寂しくなっていくシーンで、娘は突然泣き出してしまいました。

理由を聞くと、「これが ほんとうだったら かなしい。かわいそうだから やだ」と言いました。(実際、このシーンでは、娘が弟にされたことがあるものも含まれていました)

どうして“おとうと”はこんなことをしてしまうのか、どうして“おとうと”は最初は上手く「はんぶんこ」できなかったのに、その後のページではできるようになったのか。娘の質問にゆっくり答えていきました。

むすめだったらどんな「はんぶんこ」をするか聞いてみたりもしました。

だんだん娘も元気になってきて、“おとうと”の気持ちを想像してみたり、自分の考えを話し始め、笑顔で読み終えることができました。

絵本を読み終えた後、弟と一緒に遊んでいるときに、「はんぶんこ!」とふたりで楽しそうに笑っている姿を見ることができ、嬉しくなりました。

絵本を清書するにあたり、娘や他の子どもたちが悲しい気持ちにならないように、「はんぶんこ」が上手くいかないシーンで、のんちゃんの大切な物が壊れるような描写はしないようにしました。
そのシーンの表情も、できるだけ悲しんでいるものよりも驚いているようなものに変更しました。

子どもたちが読んだときに、悲しくてもう読みたくないと思うような本には、もちろんなってほしくありませんが、もし、この絵本を読んだ子どもたちが、初めて読んだときの娘と同じように悲しい気持ちになってしまったら、ぜひ不安な気持ちなどが解消されるようにたくさんお話しをして、読み終わる頃には楽しい気持ちになってもらえたらなと思います。

***

◆先読みレビューキャンペーンの当選者

●一戸智子さん

●なべともさん

●arisa71717さん

●あやねママさん

●海のさん

当選された5名の方に、絵本の登場人物“のんちゃん”と“おとうと”の実画イラストをお送りします。

また、こちらの5名の方のレビューは、絵本の帯または、Amazonの紹介テキストに記載させていただきます。

先読みレビューをお寄せ下さった10名の皆さま、レビューキャンペーンに応募して下さった皆さま、本当にありがとうございました!

応募方法がわかりづらくて応募できなかったというお声もあり、申し訳ありませんでした💦🙇

そして、発売してからのキャンペーンを、また大和書房さんに企画していただきました。
◆インスタグラム「♯はんぶんこ」キャンペーン
(インスタグラムをしていらっしゃらない方、大変申し訳ありません🙇💦)
【キャンペーン概要】
インスタグラムで本書『はんぶんこ』のカバーやお気に入りのページ、感想など、
“#はんぶんこ”でタグ付けして自由に投稿してください。

抽選で5名の方に、似顔絵をプレゼントいたします。
当選者の方に、ご自身やご家族などのお写真をお送り頂き、描かせていただきます。

【期間】9月27日(日)~10月31日(土)
【応募方法】インスタグラムで本書のカバーやお気に入りのページの写真、また書籍の感想など、ご自由に”#はんぶんこ”とタグ付けして投稿
【商品】shirokumaが似顔絵を描きます
【当選連絡】大和書房さんの公式アカウントから直接DMが届きます

※転売はご遠慮ください。
※投稿はインスタグラムのみとさせて頂きます。
※#はんぶんこのタグがない場合は無効となりますのでご注意ください。

↑こちらの大和書房さんのホームページからもご確認いただけます。


こちらは9月30日まで行っております。


長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!

9/27(日)発売

よろしくお願いいたします。