仕事帰りに東京タワーを見ると、

ちょっと寂しい気分になり、

いい感じのパブかバーでお酒を飲みたくなります。

海外旅行から帰ってきたとき、

成田方面から首都高速に入るあたりで

東京タワーが見えるとホッとして

たまらなく温かい気分になります。

東京タワーは、僕の故郷なんだと思います。

なんだか、家族のような気もします。

数々の映画や小説のモチーフになり

数々の人々の網膜に刻まれた

様々な表情の東京タワー。

みなさんにとって、

東京タワーはどんな存在なのでしょうか。

 

 

 

このブログの趣味欄に、温泉と書きましたが、この週末久しぶりに、伊豆の温泉に行ってきました。今回は言葉コレクションをお休みして、ちょっとそのことを書きます。普段は質素な暮らしをしていますが、ストレスが蓄積したとき、温泉でパッと贅沢します。大きな露天風呂は撮影できませんので部屋についていた小さな半露天風呂の写真を載せますが、こっちも十分気持ちよかったです。

 

趣味は温泉と書きましたが、全国の温泉を制覇するとか、泉質にこだわるとかではなく、気に入った温泉旅館に何度も行くというタイプです。なぜそうなったかというと、コレクター体質の僕は、様々なものをコレクションすることに用心深くなっているからです。昔、おいしいものを食べ歩くことに凝っていたころ、会社のグルメと言われている同僚がおいしい店はないかと僕に聞きにくるほど食べ歩きに給料を使い、毎月の収支は赤字。おいしいという店には、全部行かないと気が済まないコレクター体質が災いしたのです。ワインに凝った時はかなりの借金もつくりました。おいしいものもワインも、最初は味に感動して始めた趣味のようなものでしたが、しばらく続けているうちに、味を楽しむというよりはおいしい店を制覇すること、有名ワインのいいビンテージを制覇することが目的になってしまい、「感動」どころか若干の虚しさすら感じていることに気付いたのです。人生、長くやっていると、さすがに学習するものです。コレクションは言葉だけにしようと思ったのです。温泉巡りもコレクター心をくすぐる魅力的な素材ですが、はまらないよう自制しているのです。いや、温泉につかって、美しい景色を見、風を感じ、鳥の声を聴きながら、あー、風呂から上がったら、冷たいビールだ、と思っている時は、なんの自制もなく、自由を感じるのです。