2006年10月~
出演:亀梨和也、綾瀬はるか、平岡祐太、戸田恵梨香、田中聖 他
脚本:北川悦吏子
主題歌:KAT-TUN「僕らの街で」
感じたまんま点:80点
自殺した父親の跡を継ぎ、経営難の工場を営む弘人。
水商売に浸かってる母親と病弱な弟と3人暮らし。
大きなジュエリーショップを経営する父を持つ菜緒。
両親と兄のもと、裕福な環境にいるが、難病を患った過去がある。
映画「タイタニック」のように、いわゆる階級の違い?的な恋愛を
運命的な出会いから、仲間5人で喜びも悲しみも分かち合いながら
育んでいく姿を描く、切なくもキラキラした
ラブストーリーの王道的ドラマ。
たったひとつの恋の、
若さゆえ、いや恋愛ならではの、「止められぬ思い」
それがなんとも切なく、きゅ~んとします。涙します。
そしてこのドラマにおいて
見守る仲間たちの優しさ
家族の愛情の深さ
これが、とっても温かいんです!
素晴らしいんです。
このドラマは、基本、いいドラマです。
初めて、ホントの本気で、人を好きになったことを
その時の気持ちを、痛いほどに思い起こさせてくれる、、
そんな感じなのですが、、
どこか、全体的に、なにか、、
ツメが甘いような、、浅いような、、
設定がベタすぎるような、、斬新さがないような、、
感じがするのは否めません。
ちょっと惜しい(^_^;)です。
亀梨くん(神崎弘人)
がんばってましたよね!女性ファンにはたまらんのでしょう。
男目線でいうと、もうちょっとカッコ悪く演じてもらえると
共感が持ちやすかったかな~と。
綾瀬さん(月丘菜緒)
がんばってましたよね!彼女の表情、特に泣き顔が
とっても印象的です。ぴったりの役だったと思います。
平岡くん(弘人の親友、亜裕太役)
彼の表情はホント優しそうで、キレイな顔立ちしてますよね~
このルックスで心の優しい亜裕太が、ただのいい人役、というのは
もったいない気がしました。
戸田さん(菜緒の親友、裕子役)
この役はばっちり!感じのいい女優さんです。
女医になる役ですが、なんか『コードブルー』に
つながるような気がしたのは僕だけでしょうか?
田中くん(弘人の親友、裕子とちょっと付き合う)
がんばってましたよね!お笑い部分を全て担当してくれました!
財津和夫さん(菜緒の父親)
だまってるといいんですけど、、あっ、失礼しました。
チューリップ大好きです!
そして今回の勝手に最優秀助演賞は、、、
田中好子さん(菜緒の母親役)
余貴美子さん(弘人の母親役)
のおふたりに決定!!
この二人の母親役は、このドラマの象徴的な存在で
いや~実にすばらしい演技力!
相対する存在感を見事に演じていただきました。
余さん、、うまいですよね~超だらしない感じで、、。
最後に、田中さんが余さんを許すシーン!
良かったです!田中さんのセリフが素敵でした。
あと弘人の病弱な弟さん役の子も良かったです。
野球をやって倒れるシーンが印象に残っています。
でもでも、、恋愛って、いいですよね~(しみじみ、、)
なんかこのドラマは、、そこはきっちり感じさせてくれます。
素敵なシーンがいっぱいありました。
・階段での出会い、、
・パーティでプールに落ちた時、、
・お祭りで光るオレンジの、、あれを菜緒が欲しがるシーン、、
・窓から光るオレンジの、、あれを振って弘人が応えるシーン、、
・横断歩道を渡っていく菜緒を弘人が呼びとめた時、、
・弘人が裕子から菜緒の病気ことを聞くシーン、、
・船の上の別れの15分、、
弘人も、、菜緒も、、走った。
大好きな人に逢いたくて、、
本当に好きな人ができた時に
もうどうしようもなく、、
止められない思い、、
そして、自分でも信じられないほどの
あとで考えると笑っちゃうくらいの
ものすごいパワーがあふれ出ることを!
知るんですよね。。
恋愛ってすごい。
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