この度、ティラノゲームフェス2023にて「ハシゴ町の忘れ物」が審査員特別賞を受賞致しました!!



まさか受賞出来るとは思っておらず、嬉しい限りでございます。

支えて応援して下さった皆様、プレイして下さった皆様、本当にありがとうございます。


せっかくなので、このゲームの振り返りと次回作の意気込みを綴っていこうかなと思います。


まず、このゲームの案は知人がバスに忘れ物をしたところから始まりました。

バスに忘れ物をした知人は終点の営業所にその忘れ物が行っていると聞かされ、いつもは行かない地域のその営業所まで取りに行くことになったのですが、そこがどことなく鬱蒼とした、少し怪しげな雰囲気のある所だったそうです。(たまたま天気も悪く余計そう感じたのかと思います)

そんな話を聞き、忘れ物を取りに行った先で待ち構えているホラーゲームなど面白いのではないかと着想を得て、広げに広げた物語が「ハシゴ町の忘れ物」でした。


元々自分が練っていた内容を加えるなどして、初めてティラノビルダーを使う訳だから私のできる範囲で…等、色々と試行錯誤し、目標として定めていたティラノゲームフェス2023への参加に間に合うよう制作をしてきました。


しかし少々甘く見ていた部分があり、後半は駆け足になってしまうなど、未熟なところが多々ありました。

仕上がったのも締切の8/31直前で、本当にギリギリで…ブラッシュアップ期間が無かったらキツかった程です。

しかし、そんな部分もあるからこそ処女作だなぁと痛感出来るゲームになり「ハシゴ町の忘れ物」がとても愛しく思える作品になりました。


ジブリの「耳をすませば」でしずくの小説の感想をおじいさんが「率直で未完成で…磨く前の原石」と言っているシーンがありますが、正に初めての作品とはそんなものになるんだろうなと。

そして時間が経てば経つほど、より愛しくなるのかなと。

そんな作品に仕上げることが出来たかなと思います。


今回「ハシゴ町の忘れ物」はたくさんの方に協力して頂き支えて貰い完成した作品です。

改めて、関係者の方々にはこの場を借りて御礼申し上げます。




さて、ここで小話ですが、登場人物の「小村山 乃一」は実は自分が昔考えた他作品から拝借したキャラクターでした。

その為、今回のゲームではそこまで彼の話を広げずにおりました。

しかし、あまりにも掘り下げ無さすぎてしまったなと反省しています(ここが先に話した駆け足部分だったと思ってます)

今後、彼が本命の作品を制作しようとは思っておりますので、ご興味ある方は楽しみにして頂けたらなと思います。(次回作ではないです)




次回作に関してですが、夏休みをテーマにした少々長めの作品を考えており、既に着手しております。

もう少しまとまりましたら、またX(旧Twitter)とこのブログにて告知致しますので、こちらもぜひ楽しみにして頂けたら幸いです。




改めて、「ハシゴ町の忘れ物」受賞ありがとうございます。

これからも、こちらの作品と白地二茶トラをよろしくお願い致します。


白地二茶トラ