白鴉(shiroa)のビバラムービー

白鴉(shiroa)のビバラムービー

~~映画生誕100周年に灼かれたバカの映画遍歴
& アマチュア作家 平塚白鴉のおバカで役立つブログ

基本的にカットされてる部分も多いんですけど。

 

しろあです。

 

実写ドラマ版の『凍牌』が面白いよ、という話をしました。

実写ならでわのヒリヒリする感じ、残酷シーンでのイタイタしい感じが魅力。

また、麻雀シーンを丁寧に時間をかけて描いているのも好感が持てます。

 

面白かったので現在テレビで放映中のアニメ版『凍牌』も見てるんですけど、

こちらはクールの中である程度ストーリーを収めきる必要があるためかテンポが速く、

エピソードが割愛されていたり、麻雀シーンがあっさりしてます。

 

とはいえ、実写ではなんでこうなった? とわからない部分があったんですが、

アニメを見ることで「なるほど、そういう理屈だったのね」と気づけることがあり、

より深く物語や、勝負時の仕掛けがわかるようになりました。

 

個人的に好きなシーンは、熱いキャラである堂嶋が、マージャン卓を飛び越えて主人公Kを蹴り飛ばすシーン。

ドラマでは蹴った瞬間にポーズがかかる演出があり、笑えます。

アニメでは卓上に立って、Kを見下ろしながら説教するありえないシーン。

この堂嶋がKを蹴る理由についてはアニメ版の方が分かりやすくて助かりました。

堂嶋がキックするだけでも面白いけど、やっぱりその理由もわかるとより楽しいですからね。

 

また、見ているうちにだんだんと麻雀のルールを覚えてきました。

特に点数の数え方。どのように点数が上がっていくのかが『凍牌』を見ているとよくわかります。

この仕組みに関してもアニメの方が分かりやすいでしょう。

 

また、残酷シーンが多いこの作品なので、

少年漫画の絵柄で表現している分、アニメの方がマイルドです。

そういう見やすさもあります。

 

だからちょっと残酷なシーンが苦手な方は、アニメ版なら楽しめるのではないでしょうか。

 

先にアニメ版はテンポが速く、割愛されたシーンがあると言いました。

逆にドラマ版で割愛されているシーンがあり、

『大辻VS主人公Kの歯をかけた勝負』(アニメ第16話『秘密』)はワンエピソードとして楽しめる作品でした。

純粋な麻雀ではなく、”サンピン” というゲームで、トランプのブラックジャックのような遊びです。

牌を引いて、合計点が31に近い方が勝ち。超えると負け。

互いに引いていき、31ぎりぎりを目指すか、近い数字で妥協して勝負するかの駆け引きが面白い、

だれでも分かりやすいのが良かったです。

まずこの話から入っても十分楽しめるでしょう。

面白ければ、はじめから見ればいいしね。特に大事なネタバレになる部分もないし、

むしろ ”なんでこういう状況になっているのか” を追っていく楽しみができていいかも。

 

てなわけで。

アニメ連載も終盤、面白くなってきたところ。

よかったら一緒に最終話まで追いかけましょう。

麻雀はあまり詳しくないですが、麻雀マンガは嫌いではありません。

 

しろあです。

 

そもそも福本伸行の『カイジ』がきっかけに、『アカギ』、『天』と読み、

麻雀マンガも面白いものがあるのを知ったんですよね。

それ以外は……有名どころでもそれほど楽しめなかった。

 

福本漫画は、駆け引きや勝つための仕掛けなどをわかりやすく描写してくれているので、

そのゲームのルールをよくわからなくても楽しめるようになってます。

ルールを把握するとより面白くなる面もあり、

読み返すたびに「ああ、そういうことか。なるほどねぇ」と発見できて楽しい。

 

でも、福本漫画以外ではなかなか面白い麻雀マンガには行き当らなかったんですよね。

なんとなくamazonプライムのおすすめに『凍碑』という作品があり見てみたら、

 

 これが面白かった!

 

現在アニメが放送中で、その関係で10年前の実写ドラマ版がおすすめに上がってたのですね。

いわゆる有名スポンサーがついて、有名俳優がバンバン出てくるような表の作品ではなく、

企画されて低予算でひっそり作られたような作品ですが……

 

 面白い!

 

麻雀が分からなくても、主人公の圧倒的な能力により勝つ麻雀が面白い。

きちんとその勝つための仕掛けも組み込まれてます。

また、青年誌向けの漫画なだけに残酷な描写もあります。

 

 指を賭ける。

 

というのが多く、主人公すら理不尽にその指を奪われます。

麻雀が詳しくないので、わからない部分もあるんですけど、

重要な仕掛けに関しての謎ときは丁寧なので、「はぁ、そういうことなんだ」とちゃんと理解し楽しめます。

作者が違うので福本伸行とはまた違う味わいの仕掛けが楽しい。

 

主人公は超人的な記憶力を持つ高校生。

はじめはクリーンな戦いをしてたんですけど、その性格はだんだん変わってきて、

じょじょにクズになっていきます。

その辺、主人公に感情移入して楽しむ人にはちょっと途中で離れたくなる要素かもしれませんね。

その分、脇を占める個性的なキャラが魅力的で、

特に序盤から登場する「堂嶋」はぶれずにカッコよすぎるキャラで清々しいくらい。

きっと登場時には嫌われキャラの「畑山」も、話が進むとみんな好きになるキャラ。

けど、主人公の「K」は嫌いになってっちゃう作りなんだよね。

 

ドラマ版。実写なので俳優さんの演技のレベルが問われますが、

おせじにもうまいとは言えません。

私は俳優は詳しくないのでわかりませんが、たぶん有名な方は1人もでてきません。

 

それでもストーリーの面白さが引っ張り十分に楽しめる作品です。

 

あまりにも面白かったので漫画もさらりと読み、アニメも今放送しているところまで見てみました。

青年誌への連載だけど、作者の狙いか、少年誌の絵面で描いてました。

それはそれでいいんだけど、その分残酷な描写の迫力は実写には及びません。

 

実写の強みである、現実の空気感ってすごい。

殺伐とした雀荘、暴力のリアリティはちょっと見るのを止めたくなるほど。

主人公がダーティになっていくといったけど、

イケスカナイむかつく敵たちは、きちんと敗北し崩壊していくので、

その辺のスカッとする感じはちゃんと用意されています。

……とはいえ、その勝負の途中は、かなりドキドキしますよ。

 

暴力的な描写が苦手な方はお避けいただきたいですが、

是非、刺激的な作品を求めるなら『凍牌』ドラマ版がおすすめです。

 

芸術芝って何?

 

しろあです。

 

以前、仕事をしているとき。

後輩に「私はどちらかというと、アーティストだからね」といったら、鼻で笑われました。

 

どことなくアート、芸術家っていうと選ばれた人間、

優れた才能を持つ人間のように感じられるかもしれません。

誰もがその作品を見て「おお!」と感心するものを生み出せる人は認められますが、

「小学生レベルだよね」というものしか生み出さない人は認められない感じがします。

 

アートを日本語に訳すると ”芸術” になると思うんですけど、

そこには意味合いに齟齬があるように感じられます。

それを感じたのは英語の勉強をしていた時で、現在世間で盛り上がっている

”AI” が何の略であるかをまじまじと見ているときでした。

 

 ”Artificial Intelligence” = AI

 

”Artifical” は人工的なってこと。”Intelligence” は知能。

だから AI=”人工知能” というのは直訳ですね。

 

このArtificalの頭文字3つが ”Art” であることに注目です。

英単語は言葉のパーツが組み合わされて構成されており、

この ”Art” には ”人により作られるもの” という意味合いがあるようです。

 

それを意識していろんなアートに目を向けると納得できるところが多々出てくるので、

是非意識してみてほしいと思います。

 

さて。Art=芸術 の問題に戻りましょう。

確かに ”芸術” は人による技です。

ですが日本語のそこには伝統的に培われた、ある一定レベルのクオリティのあるものが意識されます。

対して ”Art=人工的” と考えるとちょっと違う気がします。

 

 人工芝。天然に対し芝っぽいものを人間が機能的に必要になって作ったよ、って感じ。

 しっくりきます。

 芸術芝。……違和感ある~。

 

そもそも言葉なので完全なイコールで置き換えることはできないことが多いのですが、

やはり ”Art” という英語と ”芸術” という日本語には似たようで大きな差が感じられます。

 

私はこうして文章によって、ブログや小説などを書いたりします。

ブログもひとつの芸といえば芸ですが、あんまりそこに芸術性は感じません。

なんでしょう、日々消費していくコモディティです。

 

小説はそこんところが違っており、ひとつの作品パッケージとして提供します。

作品とするためにクオリティを高める努力をするのですが、

無駄を省いたり、より理解がしやすいように、より驚きがあるようにストーリーを構成したり、

あらゆるテクニックを駆使して ”伝えたいもの” を言語化しています。

時にエンターテインメントとしての飾りつけもしますが、

まじめにカッチリ笑いなしで作るものもあります。

 

 そこには洗練された技術があるんですねぇ。

 

そういうことが分かってから私は自分のことを「どちらかというとアーティストだなぁ」と思うようになったんですが。

でも、あんまりそんなことわかる人はいません。

 

 絵や音楽だと誰でも一目瞭然でわかりやすいんですが。

 残念ながらこと小説に関しては分からない。

 読んでもわかる人が非常に少ない。

 

だから鼻で笑われるんでしょうね。

まぁ私は、まったく気にしませんがね。そんなの気にしているメンタルでは世に作品は出せませんから。

意外と面白くて稼げます。

 

しろあです。

 

まずはFXから。

2月は日が少ないのと、チャンス相場が少なかったことで過去最低でした。

 

 FX2月度実績 3.1%の利益。

 

……ということで。ちゃんと儲かってます。

儲かってるし、それでも単月で 3%を超える脅威の利益率。

年間で投資信託で狙うレベルだからね。

 

では投資信託の結果はこんなかんじ。

 

 S&P500 現在 1.9%の評価益。

 

もうすぐ1年経つんだけどね。一時期は10%超えたんだけどね。

ドルコスト平均法で買ってる関係もあるけど、低いよね~。

 

続いてポイ活。

今回、TiktocLiteの報酬はキャンセルしました。

1000円換金しようとしたら、その額のクーポンがなくなってた。

100円か、3000円か。じゃ、3000円分貯まったらにするよ、と判断。

 

トリマも1000円分稼いでますが、ドットマネーの失効ポイントもないし、

こちらも今月はキャンセル。再来月に換金しようと思います。

 

続いて新しいポイ活アプリ情報。

もともとトリマのプラチナランク維持のために使ったアプリですが、

ちゃんとPayPayが楽にもらえるので続けてます。

 

  ※これはiphone用だけど、アンドロイド版もあります。

 

およそ、1日30分程度で10円分くらいのPayPayになります。

(もちろん運もあり、平均してこれくらいって感じです)

 

今はTiktocLiteの相撲バトルで忙しかったり、他のアプリ報酬の方が率がいいので

やってないけど、ログインボーナスだけでも週間4円もらえますしね。

広告が多いけど、逆にいえば広告を見まくってPayPayがもらえる感じ。

テレビみながらで十分プレイでき、ゲーム自体は停滞せず、ずっと遊べるのもいい。

常にテンポよくポイントも貯まっていきます。

 

他に稼ぐポイ活アプリがない、時間に余裕があれば役に立つでしょう。

 

ではまた。よきポイ活ライフを。

 

渋沢栄一記念館に行ったよ。

 

しろあです。

 

記念館といっても、その実は地元の公民館です。

そのため資料といっても点数は少なく、ガッカリされるかもしれません。

ま、無料ですから。

期待するならば近くにある「渋沢栄一生家」に行きましょう。栄一が家が残っており、等身大で感じられるので感動があります。

 

さて。記念館のほとんどの資料が撮影禁止だったのが残念ですが、

なぜか廊下に出て展示されている『道徳経済合一説』に写真不可のマークがなかったんですよね。

そこではプレイヤーがあり、道徳経済合一説を説く渋沢栄一の肉声が4分ほど聞くことができます。

それがあまりによかったので、せっかくなので写真に撮り文字起こししました。

 

基本的にはこの資料の通りーーおそらく栄一が講演する際に用意した下書きに基づくものだと思います。

それを忠実に文字に起こしてますが、一部読みにくい部分、改行などの関係で編集している部分はあるので、ご了承くださいね。

できるだけ、栄一がしゃべった文章をそのまま音読できる文章へ書き替えたところがあると思ってください。

 

では全文一気にいってみましょう。

 

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『道徳経済合一説』  子爵 渋沢栄一

 

 当発明協会のご高配によって、私が平生主義としているところの「道徳経済合一主義」の説を、これより申し述べようと思います。

 

 仁義道徳と生産殖利とは元来共に進むべきものであります。

 然るに人生往々利に趨(はし)って義を忘するるものがありますから、古の聖人は人を教うるに当たって、この弊を救わんとし、専ら仁義道徳を説いて不義の利を戒むるに急であった為に、後の学者は往々之を誤解して、利義相容れざるものとし、ために「仁をなせば富まず、富めばすなわち仁ならず」、利を得れば義を失い、義によれば利に離るるものと速断し、利用厚生はもって仁をなすの道たることを忘れ、商工百般の取引、合本興業のことがらは、皆信義を基礎とする契約に基づくものなることに思い至らず、その極みは、ついに貧しきをもって清しとなし、富をもって汚れたりとなすに至ったのであります。

 かくのごとき誤解より、学問と実務とが自然に隔離し来たったのみならず、古来学問は位置ある人の修べきものとなっておったから、封建時代にあっては、学問は、武士以上の消費階級の専有物であって、農工商の生産階級は、文字を知らず、経学を修めず、仁義道徳は、彼らにとっては無用のものなりとし、はなはだしきに至っては、有害なものである、とまで想像しておったのであります。

 私の遵奉する孔夫子の教訓は、決して左様のものではない。論語に「疏食(そしょく)を食らい、水を飲み、肱を曲げて之を枕とす、楽しみ亦た其の中に在り」とありますが、卒然これを聞くと、なるほど功名富貴のことは、孔子はとんと意にせぬかのごとくに思われるかもしれませぬが、それは解釈が悪いので、「楽しみ亦た其の中に在り」の句に、深長の意味があるのに気づかぬのであります。

 成人はその心仁義におるをもって、簡易質素な生活のうちにも、また大なる楽しみがある、と解すべきであります。決して「疏食を食らい、水を飲み、肱を曲げて之を枕とする」を理想的な楽しみとみなしたのではないことは、「亦(もまた)」の一字でも分かります。

 孔子は、義に反した利は、これをいましめておりますが、義に合した利は、これを道徳に適うものとしておることは、富貴をいやしむの言葉は、みな不義の場合に限っておるにみても、明らかであります。

 「不義にして富み且つ貴きは、我において浮雲のごとし」といい、「富と貴きとはこれ人の欲するところなり、その道を以てせずしてこれを得れば、おらざるなり」というたのは、決して富貴をいやしんだのではなく、不義にしてこれを得ることをいましめたのであります。

 また、子路が、聖人を問うた時に、孔子は、「利を見て義を思う」と答え、また「君子に九思あり」の章にも、「得るを見ては義をおもう」といい、子張が、士のことをいうた時に、孔子の言をそのままに、「得るを見て義を思う」というたのをみても、義に適うた利は、君子の行いとして、恥ずるところではない、としたのは明らかであります。

 聞くところによれば、経済学の祖・英人アダム・スミスは、グラスゴー大学の倫理哲学教授であって、同情主義の倫理学を起こし、次いで有名なる『国富論』を著して、近世経済学を起こしたということであるが、これいわゆる先聖後聖その揆(き)を一にするものである。利義合一は、東西両洋に通ずる不易の原理であると信じます。

 また、子貢の問いに、「もしひろく民に施して、しこうしてよく衆を救うならば、いかん、仁というべきや、子曰く、何ぞ仁を事とせん、必ずや聖か、堯舜それなおこれを病む」とあります。ゆえに、もしこの仁義道徳が「疏食を食らい、水を飲む」のみであるならば、「ひろく民に施して、しこうしてよく衆を救う」ということは、けしからぬことといわなければならぬ。

 しかるに、「何ぞ仁を事とせん、必ずや聖か、堯舜それなおこれを病む」と答えられて、仁どころではない、それは、聖人もなおなしかねることだ、といわれた。つまり、「もしひろく民に施して、しこうしてよく衆を救うならば」というのは、すなわち、今日わが聖天子のなさることである。少なくとも、王道をもって国を治むる君子の行為である。ゆえに、国を治むる人は、決して生産殖利を閑却することはできない、と私は堅く信じておるのである。

 私は、学問も浅く、能力も乏しいから、そのなすこともはなはだ微小であるが、ただ、仁義道徳と生産殖利とはまったく合体するものであるということを確信し、かつ事実においてもこれを証拠立て得られるように思うのであります。が、これは、決して今日になっていうのではありませぬ。第一、自分の祈念が、真正の国家の隆盛を望むならば、国を富ますということを努めなければならぬ。国を富ますは、科学を進めて、商工業の活動によらねばならぬ。商工業によるには、どうしても合本組織が必要である。

 しこうして、合本組織をもって会社を経営するには、完全にして強固なる道理によらねばならぬ。すでに道理によるとすれば、その標準を何に帰するか、これは、孔夫子の遺訓を奉じて、論語によるの外はない。

 ゆえに、不肖ながら私は、論語をもって事業を経営してみよう。従来、論語を講ずる学者が、仁義道徳と生産殖利とを別物にしたのは、誤謬である。必ず一緒になし得られるものである。こう心に肯定して、数十年間経営しましたが、幸いに大いなる過失はなかった、と思うのであります。

 しかるに、世の中がだんだん進歩するにしたがって、社会の事物もますます発展する。ただし、それに伴うて、肝要なる道徳に義というものが、ともに進歩していくかというと、残念ながら「否」と答えざるを得ぬ。ある場合には、反対に、大いに退歩したことがなきにしもあらずである。これは、果たして国家の慶事であろうか。およそ、国家はその臣民さえ富むなれば、道徳は欠けても、仁義は行われずともよい、とはだれも言い得まい、と思う。

 けだし、その極度に至りては、ついに種々なる蹉跌(さてつ)を惹起するは、知者を俟(ま)たずして知るのである。しこうして、その実例は、東西両洋あまりに多くて枚挙するに煩(はん)にたえぬ。

 こう考えてみますと、今日、私の論語主義の「道徳経済合一説」も、他日、世の中に普及して、社会をしてここに帰一せしむるようになるであろう、と行く末を期待するのであります。

 

(了)

非常に快適に使えております。

 

しろあです。

 

もはやPCとしては十分でしょう。

むしろ日本メーカのPCを買うと、不要なソフトだかけでうざったい。

だったらこのシンプルなPCで、自分好みにカスタマイズした方がよっぽどいいだろう。

 

おすすめはこちら。

 

CPUがN95。メモリは16GBと性能は十分。

SSDも512GBあるので基本的には使いきれないでしょ?

Win11なので、やりたいことは大体できる。

また、MSオフィス付きなので、仕事関係もほぼOK。

 

最新のハイスペックゲームを遊ぶとか、ゴリゴリの動画編集をするということがなければ、

十分すぎる性能です。

画面も15.6インチのIPS液晶、ハイビジョンなので映像もきれいだし作業領域も広い。

 

はっきりいって10~20万円のPCのスペックに値します。ほんと、ありがたい。

 

弱点はハード面にあり。

USBポートが3個しかありません。

HDMIは外付けかのうだけど、ポートは「ミニHDMI」なので、アダプタが必要な方が多いんじゃないでしょうか。

ちなみに私はよくテレビに接続しますが、快適に使えてます。

(テレビに接続すると、ハードによってなんかおかしくなることがあるんですよね)

電源プラグは独自規格で汎用性のあるアダプタは使えません。

また、プラグ部分が細いため、外出時や外で使う場合、充電する場合は注意が必要です。

……簡単に折れそうだし、折れたらもうバッテリーがもつ限り、死んだも同じですから。

 

ボディの部分も明らかに弱め。

ノートパソコンは堅牢さをひとつの性能基準として作られているものですが、

強い衝撃、圧迫、ひねりなどの外的な力にはすぐに壊れそうです。

持ち運びには配慮が必要でしょう。……ここんところがノートPCとしては致命的と感じるかもしれませんね。

 

結構梱包は綺麗でほとんどの面に保護シールがはがれた状態で納品されるので、

綺麗な新品を使えて気持ちがいい。

が、ここにも落とし穴があります。

 

しばらく使っていて気づいたのですが、ねじ止めが甘かった。

本体裏面のねじが数個ありますが、1か月ほどで1個外れました。

その際に他のねじのメンテナンスも行いましたが、半分以上にゆるみあり。

……こわいな。

また、1個はややねじ山がなめており、少し斜めに締め付けられてました。

その為一度外して、付けなおししました。

こういうのって自分のような技術者だとなんでもないんだけど、

あまり慣れてない人だと短期での不良につながりやすいだろうからこわいですよね。

また、ねじ締めのレベルが低いということは、本体の組み立て自体もちょっと心配。

 

最後に、キーボードにクセがあるので、そういうところにストレスを感じる方には

はじめから向いてないとも言えます。

私は外付けのキーボードを使用してますからまったく問題ないですけどね。

 

と、いろいろお話してきましたが。

まぁそのリスクを含めても、これだけのスペックのPC。

超、お買い得です。

 

そして今回、さらにお値ごろなPCを発見したのでここに紹介します。

CPUはセレロンN3350……確か格安スマホとか、タブレットPCに使われてる奴じゃなかったかな?

メモリは6GB、SSDは64GBなどなど性能は先のPCと比べるとかなり劣りますが。

それでも 3万円でMSオフィス付きPCが使えるのはすごい。

 

先のPCが異次元だっただけで、他の格安PCと比較したならば十分お買い得と言えます。

 

最後にコーヒーブレイク。

こだわりのおいしいコーヒーを。

リラックス効果、最近はダイエット効果でも話題ですね。

ちょっと人と違う、ワンランク上のコーヒーを味わいたい方におすすめです。

意外と高くないしね。いや、安いくらいか。

激辛豚骨ラーメンは、奇跡的なおいしさでした。

 

しろあです。

 

ではブリーフ団監修のこちらはどうでしょうか!

感想の前に、ちょっと昔話を。

 

30年ほど前、日本では不思議なイカ墨ブームがやってきました。

イカ墨のスパゲティがブームになり、イカ墨味のお菓子も出てきたころ、

 

 イカ墨味のカップやきそばも登場。

 

当時『ジョジョの奇妙な冒険』を読み込んでいた私としては、

イカ墨のスパゲティは憧れの存在でした。

その味をなんとなく堪能できるかもしれない機会だと思い、

大阪の芸人タージンのお店であるディスカウントショップ「タイガ」で発見した

そのイカ墨味のカップやきそばを恐る恐る購入。

食べてみると……

 

 うまい!

 

聞いたことないメーカーのもので、

おそらく売れなくて大量の在庫を投げ売り価格でカートに積んであったのですが、

おいしければ問題ありません。

しばらく在庫がなくなるまで、タイミングがあれば買って食べてました。

 

このイカ墨味のカップやきそばのおかげで私はイカ墨系の食べ物が好きになったのでした。

 

そんな経緯があるので、すごく楽しみにしていました。

激辛豚骨ラーメンもおいしかったし、期待度は高まるばかり。

 

さぁ作ろうと封を開けると、こんなところにオリジナルデザインが。

激辛豚骨ラーメンの方は作るとき気が付かなかったのですが、もしかしたらそっちもあったかもしれませんね。

 

では実食。

 

 ……あれ? うまくないぞ。

 

イカ墨味だ。間違いない。

ガーリックも利いている。が、なんだこの妙なバランス感は??

 

残念ながらこれはうまい! と感動する味ではありませんでした。

イカ墨好きでも、もしかしたら賛否が分かれる味かもしれません。

 

とはいえ。

また次回のファミリーマートとのエガちゃんねるコラボを楽しみにしています。

値段は高めでしたが、納得の出来上がりでした。

 

しろあです。

 

ファミリーマート限定で、江頭2:50のYoutube番組、

エガちゃんねるとのコラボ商品がまたまた発売になりました。

今回はカップラーメン2種類。正確には、カップラーメンとまぜそば。

 

ということで、さっそく買ってきてみました。

激辛の豚骨ラーメンです。

 

カップラーメンはたまに食べるとおいしく感じますが、

カップラーメンらしい味があり、少し食べ続けると飽きます。

新しいカップラーメンだろうが、違う味だろうが、

カップラーメンという括りで飽きるんですよね。

 

これは個人の味覚なのでなんとも言えないんですが、

極貧時代に赤いきつねを箱買いし、毎日食べて2週間目から食えなくなった、

そんな経験が起因してるのかもしれません。

 

だから正直あんまり期待してなかったんですよね。

けれど、食べてみて驚きました!

 

 スープも、麺も、チャーシューもうまい!

 

Youtubeの中でも江頭が「チャーシューがおいしい!」と言ってましたが、

本当においしかった。

 

これも個人の味覚のなのでなんとも言えないんですが、

いわゆるラーメン屋のチャーシューでも本当においしいと思えるものってないんですよね。

がっつり肉を食べたい。だからってチャーシューラーメンを注文しても、

「?」なチャーシューがたくさんあったところで、結局楽しくない。

とはいえおいしいチャーシューは存在し、 ”麺や蔵人” さんで食べた時、衝撃を受けた経験があります。

 

プロの手料理ですらそうなんですから。カップラーメンのチャーシューなど期待できるはずもありません。

 

 が、エガちゃんのラーメンに乗ってるチャーシューは本当においしかった。

 

日清の技術力の高さってすごい。

こりゃ値段が上がるのもしょうがないわな。

 

次はスープの話。

そもそも激辛といっても江頭自身が辛いもの苦手なんですよね。

それでも動画ではあとひく感じでどんどん食べてました。

 

 本当にそんな感じ。スープをすすった瞬間は「辛い!」と来るのですが、

 攻撃的なジンジンくる辛さではなく、割とすっと引いていく。

 

だからまたすぐに食べられる、そんなバランスの辛さ。

これはおいしいわ。

 

ということで。

もう一種類の方、ブリーフ団監修のイカ墨味のまぜそばへの期待も高まりました!

 

 

 

しろあ式口腔洗浄をしよう! なんて言ってたけれど。

 

しろあです。

 

先月アップしたこちらの記事。

生きていくうえで食べ物を食べなきゃいけないから、

きちんと口の中をいい状態に保ち、歯を大切にしていく、

そんなヒントになる内容として書いています。

 

実際にここに書いている方法を私は実践しているわけですけど、

そんな記事を書き終わった矢先、左下中央あたりで、歯ブラシのプラスチック部分がぶつかると痛みを感じました。

よく見ると少し歯肉が下がっており、やや茶色く色がついてる様子。

 

 え? 虫歯??

 

歯ブラシのブラシ部分が触れる分には痛くない。

硬い部分が触れると痛いって感じ。

ちなみに虫歯の初期状態は透明で痛みを感じにくいためほとんど素人には発見できません。

色がついてくると第二段階に突入、ようは籠城してたけど門を破られた! やばい! という状態。

 

ということで、さっそく歯医者を予約していってみたよ。

そして結果は……

 

 知覚過敏ですね。歯ぎしりが原因です。

 

ということで虫歯ではありませんでした。

虫歯どころか。

 

 歯垢、歯石は手磨きで口腔洗浄を行っているけれども、

 ほぼない綺麗な状態であることも確認できました。

 

 つまり、しろあ式口腔洗浄の効果は確実にある! ということです。

 

よかった。誤った情報の発信で謝んなきゃいけないかと思った。

 

ちなみに歯ぎしりはやっかいで、たいていが無意識にしているんですよね。

特に夜寝ている間とか。

その関係で寝ているときはマウスピースを使うのが効果的な対策と言われています。

 

 

いちおう、意識的に改善できるポイントもあるので紹介しましょう。

まず基本的な常識として普段の口の中は

 

 上の歯と下の歯が離れている状態が正常です。

 

過去の私もそうだったんですけど、

常に上と下の歯がくっついてる状態だと、かみしめ状態になっていて、歯が削れていくようです。

私の歯並びが悪い、結構削れちゃってるのはそのためのようで、

その影響は触れている歯の部分だけではなく歯茎にもおよび、

歯肉が下がって神経が露出、

 

 つまり知覚過敏になるということです。

 

う~ん、恐ろしい。

だから、せめて起きているときは必ず上と下の歯は離れた状態でいるように意識しましょうね。

はじめは苦労しましたが、触れてるなと気づくたびに離すようにしていたら、

ほぼほぼ噛みしめることはなくなりました。

 

みなさまもいつまでも食の楽しみを失わないためにも、良きケアを心掛けください。

 

つつかれたら痛い、極端な人間群像を描いたとのことです。

 

しろあです。

 

昨年末、縁があって群馬在住のミステリー作家の横山秀夫さんの講演を聞きました。

その時の内容は小説家としての生活と、代表作のひとつでもある『クライマーズ・ハイ』のおはなし。

 

日航機墜落事故をテーマに、新聞社の戦いを描いた作品で、

そもそもベストセラーで私が紹介することもないんですけれど。

わたしも昔、映画は観た記憶があるんですが、お話を伺い是非小説を読みたいと思ったんですよね。

 

で、読んだよ。

 

そして、非常に感動しました。

タイトルから山登りの話と想像できると思うのですが、

主人公である新聞記者の悠木が、世話になった先輩の息子とともに

谷川岳の衝立岩に挑戦する話―ーでもあるのです。

 

その山に挑戦する場面を描きながら、過去の回想として日航機墜落事故を描きます。

才能、力量はあるけれど、どこか無頼で風来坊な主人公・悠木が、

当時世界最大規模の、地元群馬でも最大規模の事故のデスクキャップとして抜擢され、

奮闘する話なのですが……。

 

そう考えると、バリバリに熱い話に思えるかもしれませんが、

どちらかというと ”普通のサラリーマンが、世界最大規模の事故を対応する” レベルの、

身の程を超えたプレッシャーとの戦いであり、自分の描く理想的な紙面づくりをしたくても、

たかが記者の意見など他部署や上司が簡単に覆してくる、その諍いの物語でもあります。

そこに加えて主人公の父親としての不安、自己嫌悪。

山を教えてくれた先輩の安西が急にくも膜下出血で倒れ、なぜ夜中に一人で倒れたのか?

の謎と共に安西の意識が戻るのか? 安西の家族は? という不安も主人公の肩に重くのしかかります。

 

 題材が抜群に面白いだけではなく、

 この主人公を極限状態に追い込んでのストーリー展開。

 面白くないわけがありません!

 

横山さん自身が上毛新聞社にもともと務めており、その時に日航機墜落事故を追った記者ですので、

新聞社としての仕事のリアリティ、情報の精緻さはフィクションだけどノンフィクションレベルの手触りを感じさせます。

もう、先は読めないし、この後どうなっていくのか?! 常に次が気になりどんどん読み進めてしまいます。

一応、章立てしてますが止まりません。

 

個人的に一番好きなのは山登りパートなんですけど(日航機墜落事故じゃないんかよ!)、

何気なくこんな言葉が出てくるんですよね。

 

 山では人は嘘をつかない。

 

普通に読めばちょっとキザにカッコつけた言葉なんですけど、理由がこう続きます。

 

 それはここで死ぬかもしれないという思いがあるからだ。

  (※すいません、本はすでに返却したので文章は私の解釈です)

 

ガツンと来ましたね。

群馬県の谷川岳、一の倉沢の ”衝立岩” というのは山登りの人間には有名な難所のようで、

 

これを攻略しよう、名を揚げようとチャレンジし死んでいった人は数百人にのぼるそうです。

……チャレンジするってことは自身があるクライマーなわけで、

それがそんなに大量に死んでいったというのは恐ろしい話ですよね。

 

そんな山に挑む主人公たちからの述懐だからこそ、リアルにこの言葉が胸に突きました。

以前もブログの中で書いてますが、私自身、山や海など自然を相手にしたレジャーは、

常に危険を感じ恐怖を覚えています。

そのため遊びとはいえ気軽な気持ちではおらず、常に命の危険を考えて行動するようにしてます。

 

 川沿いでバーベキューをみんなの楽しくやるだけだから……

 小雨が降ってきたけどこれくらいだったら大丈夫だよね……

 

そんな気楽な気持ちで楽しんでいて命を失ったという話は実際にありますからね。

 

『クライマーズ・ハイ』に関しては、他にもたくさん素晴らしいシーンが盛り込まれてます。

人それぞれでガツンとくる部分は違うと思いますが、

それだけに深く広く真剣に取り組み書かれた作品だなぁと私は感じています。

 

「この作品はね。よく上毛新聞社の話を書いたんじゃないかと聞かれることはあるんだけど。

僕はこの時本社にはいず、ずっと御巣鷹山に登ってたからね。

でも、僕には新聞本社ではこんなことが起きてるだろうな、とか。

それぞれの部署がこういうことが起きると、どう反応するだろうかが全部わかる、見えるんです。

だからその人たちを極端にして、誇張してそれぞれ描いたんだよね」

 

と横山秀夫さんは言っていました。

 

「この本を読んだ人はだいたい3つの反応がある。

 一つはものすごく面白かった! という意見。こういう人いるよね! という共感だね。

 一つは激怒する人。自分がそうだから、それを描かれて腹が立つ。

 もう一つは何も感じない人。誰にも共感しない、自分は他人事だと思ってるからすーっと読み通せる。

 

 本当だったら自分は誰かに共感し、心が痛く感じる、そういう風にできてるんだけどね」

 

あなたはどうでしょう?