白鴉(shiroa)のビバラムービー

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~~映画生誕100周年に灼かれたバカの映画遍歴
& アマチュア作家 平塚白鴉のおバカで役立つブログ

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アイ(ヴ)プリケッマイハート!

=わたしの心はプリケツです……誤訳!

 

しろあです。

 

カッコイイんですよね。LUNA SEAの『ROSIER』の英語セリフ。

間奏の中、疾走するようにまくしたてる英語は、

カラオケで歌えると気持ちいいだろうなぁと思います。

ちょっと練習してみようか、と英語部分をネットで調べたんですよね。

 

で、その英語部分をさらっと読んで。

英語が多少できるようになった私は、その意味が分かるわけですが、

カッコイイ、確かにカッコイイけど、結構重度な中二病な内容で笑えました。

 

ということで。ちゃんと腰を据えて丁寧に全文を翻訳してみましたよ。

著作権の関係も一応あるからここには原文は載せませんが、

そちらと比較しながら読んでみてね。

 

参考:原文はここで読めるよ。

 

では翻訳いってみましょう!

 

 俺が生まれた訳、いや使命に気づいた時 
 言うまでもないが
 俺は何をするべきか どんな手段をとるべきか、
 『神のみぞ知る』というが 俺には役に立たないな
 始まりも終わりもないこの街
 出口はただ孤独と残酷な現実を断ち切るのみだぜ
 だがまだ俺は光を探している
 俺はトリガーだ 俺は最後の手段に出る
 俺は咲きほこれるか、凋み朽ちるか
 それは俺次第で決まる
 俺こそが、トリガー

 俺は己が心臓を突き、穴を空けてやる
 俺こそがトリガーだ

 

結構、言いたいことはカッコイイでしょ?

でもいちいち極端な誇張で表現してて、コイツが頑張んなきゃ世の中終わるってほどの話じゃないと思うけど、

そんな思い込みで突っ走ってる感があって、なんかかわいいと思いませんか?

 

ちなみに冒頭の「アイ(ヴ)プリケッマイハート」は「俺は己が心臓を突き、穴を空けてやる」と訳してみました。

自分を傷つけながらも、腐った世の中を変えていこうというダークヒーローのような歌なんですねぇ。

 

ということで。

是非、今度カラオケに行った時には感情こめて歌ってみてください(笑)。

 

 

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まずは対応の基本について話しました。

 

しろあです。

 

いまさらですが、一応わたし、クレーム対応のプロだったりします。

たいした資格はないですけどね。

 

クレーム対応の進め方において、もっとも気をつけなきゃいけないのは、

さらに相手を怒らせないこと。

 

コーラとソーダを間違えた自分の間違いが原因のクレームが、

いつの間にか、こんな客をバカにする店はおかしい! ネットに晒す!(※)

みたいなさらに理不尽な話が大きくなり、もとの話なんだったっけ?

というケースも多々あります。

 ※ 昔はすぐに訴える! と訴える手続きも知らないくせにいう人が多かったが、

   今ではネットで晒す、という誰でも簡単にできる嫌がらせをしてくるようになった。

   しかしながらそのクレーマーの影響力はどれほどだろう?

   ネットで晒したところでたいして影響が出ない人の方が多いのではないだろうか?

 

さらなる炎上を防ぐためにも大切なことがあります。

いままでふざけて書いている部分もありますが、これはまじめな話です。

 

 相手の自尊心(プライド)を傷つけてはいけません。

 そこに配慮をもって話をすすめましょう。

 

逆に、相手をずたずたにぎゃふんと言わせようと

「だってコーラとソーダを間違えたのはあなたが間抜けだったからでしょ?」

なんていうと、それが真実でも本人は傷つき、自分を正当化しようと必死で抵抗します。

理不尽がさらに理不尽に拍車をかけちゃう。

それこそ、クレームを言ってきた本人自身、途中で

(……おや待てよ? これって本当は自分が悪いんじゃないか?)

と気づいても、なかなかそこで素直に謝ることができず、

引っ込みがつかなくなっちゃって、だからこそ理不尽な理論で

よくわからない方向にクレームが盛り上がってしまいます。

 

 案外、日本人ってそういう性質があるんですよね。見てると。

 

だからその辺をよく理解して、相手の自尊心を傷つけないように、

言葉に配慮して丁寧に誠実に対応する。

そして理不尽な要求には決して屈しない。

 

 ああ、まさに非暴力非服従でイギリスと戦ったガンディーではないか!

 

ガンディーは植民支配しているイギリスからも、とても尊敬されていました。

それは当時インドとしては敵だったイギリスであっても、きちんと相手の尊厳を守って応じていたからだと思います。

だからこそインド側の人権も訴え通すことができたし、

 

 ただ人間として当たり前のことを、当たり前にする。その姿勢に、

 

捕え罰していたイギリス人の偏向された倫理観はぶれ(まともに修正され)、

捕まえたガンディーたちを解放せざるを得なくなったのではないかと私は感じています。

 

浅はかなガンディー知識ですけれど、ガンディーの強さは、

恐らく最強のクレーム対応ではないかと思うのです。

 

……ということをぽわんと思ったので、隙だらけだけどまとめてみました。

でも結構学びがある話だったかもしれません。

もちろんクレーム対応だけじゃなく、人間関係など争いが起こりうるあらゆる場面で使えるはずです。

 

争いがなくなるといいよね。

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別にガンディーに確認とったわけじゃないよ。

 

しろあです。

 

カスハラ条例がはじまりましたね。

カスタマーハラスメント、これってお店で仕事している人たちにとっては

日常的で、本当にやっかいで、時に心を病むんでしまう人がいるので

当事者たちにとってはとても深刻な問題。

 

そこにちゃんとメスを入れてくれたのは、本当にありがたいことだと思います。

 

私もあらゆるクレームと戦ってきました。

ガンディーを知るまでは、理不尽なことを言ってくる相手に対しては、

こっちだって腹が立つのでぎゃふんと言わせてましたけれど、

それではことがきれいにおさまらないことが多々ありました。

結局相手は怒ったまま、しかも恨みすら持ってる可能性もある。

そしてこちらとしても相手が非を認めないのに腹が立つ。

そういう結末は本当に最悪で後味が悪いものです。

 

だからクレームと戦っていると、いろいろとこちらも学んでいきます。

相手の機先を削ぐやり方が効果的で、

相手が腹を立てたことを先んじて汲み取り、復唱して相手の気持ちになってあげる。

「コーラと思ったらソーダだったので嫌だった」と言ったら、

「コーラだと思ったらソーダだったので嫌だったのですね。

 それはご不快でしょう。コーラの気分なのに、口に入れた瞬間何か違うと思うと、

 そのあとどんなおいしいものを食べても不味くなってしまいすよ。

 私だってそれは嫌です」

と、少し言葉を付けたし、自分だって同じことをされたら嫌だと伝えれば、

 

 ああ、この人に自分の嫌だったことがちゃんとわかってもらえたんだ

 

と思って、まず第一段階の不満は解決します。

次にどうするかが問題ですが、

 

「では代わりにこちらの新しいコーラをどうぞ。

 おうちで冷やしておいて、お好きな時に召し上がってくださいね」

 

と言えれば簡単ですが店のロスが発生します。

コーラくらいなら原価もそれほどでもないし、めんどくさければ従業員が

ポケットマネーで払えるくらいだから別にたいしたことないんだけど

これは大問題です。

 

 なぜならそれを経験したお客さんはつけあがるからです。

 つけあがる、の意味がわからなければ、調子に乗る、といいかえてもいいでしょう。

 

熊は普段人を襲いません。危険を感じて防衛本能で攻撃することはあっても、

好んで襲ってくることはありません。

しかし、一度人を食べると、その味をしめて再び人を襲うようになります。

 

 まさに性質(たち)の悪いクレーマーはそれです。

 つけあがり、さらなる要求をする、

 もしくはまた似たようないちゃもんをつけてくるようになります。

 

販売員側も考えないといけません。

自分のお小遣いで解決するならば……ソーダくらいならいいけど、

それを毎回やれますか?

そもそもその問題の商品がパソコンや車などの高価なものになったときには

どうでしょう?

 

 100円も500万円も同じです。

 めんどくさいからってお客さんにあげちゃダメです。

 

理不尽には戦いましょう。

この場合の正解は、例えばこんな感じです。

 

「コーラのつもりがソーダだったのは大変残念だったでしょう。

 残念ながらわたくしどもでは何もできることはありません。

 せめて次回からはよく確認してご購入ください。

 わかりやすいようにコーラには黒い着色が施されてます。

 ソーダは透明ですよね?

 もしパッケージで分かりかねるときは最寄りの販売員に

 お尋ねください。お手伝いさせていただきますから」

 

ということで、”あなたの不注意だからこちらはそれに対する責任をとる必要はない” ことをしっかり伝えるのです。

もちろん、店側の過失の場合もあります。

 

セール商品のコーラ1本1円の期間が終わったのに、

そのままPOPを置いていて、それを見たお客さんが1円だと思ったら、

150円レジで支払ってた。

その時は他の商品も買っていて気づかなかったけど、後日それに気づき

レシートを持ってクレームをいいに来た時。

 

これは遡って対応すべきです。

レジの打ち直しができればそれが一番ですが、なかなか難しいでしょうから

現金での返金が理想的です。

もちろん、事実確認は必要ですよ。

 

しかし悪質なクレーマーはそこにつけこみ、

過度な要求をしてくるかもしれません。

「非常に気分を害した。残念でならない。

 この買い物分、全部無料にしてくれ」

もちろんそんなクレームには応じる必要はありません。

 

 相手に損を与えたならば、それを補うレベルまでの補填をする。

 それを基準に対応すれば、ほぼほぼ解決します。

 

さて。

このあたりの話は2000円くらいのクレーム対策の本にいくらでも書かれていること。

でもこの対応の仕方が問題で、うまく進めないとさらなるクレームを生み出すことにもつながります。

 

それは次回で。

 

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強さにはいろいろありますが、敵を作らないことを最強じゃないでしょうか。

 

しろあです。

 

最近よく思うんですよね。

自分に敵対してきたとき、相手をぎゃふんと言わせて黙らせたい。

しかしその敵があまりに卑劣だった時、

ただぎゃふんと言わせるだけでは気が収まらず、

相手に大きな精神的ダメージを与えメタメタにしたい。

 

過去、強いとされる王たちはそんなことをしてきました。

その例には枚挙に暇はないでしょう。

敵が二度と叛意を見せぬよう、ひどい拷問や処刑を行う。

相手兵士の首を切り、首の塔を作り戦意を喪失させる。

 

しかし、そのやり方では恨みを買いました。

恨みを買い、いつ背中を刺されてもおかしくない状態での支配というのは、

安心とは程遠い、安定した政治にはつながらないのではないでしょうか。

 

日本に目を向けると、家康は天下を取り太平の世の実現させたといいますが、

島津藩など遺恨を残していました。それは明治維新に爆発しましたね。

 

敵ができると、争いが起きる。

その争いが生まれない状態にすることこそ、本当の強さなのかもしれません。

でもそんなことってできる?

 

 それをやったのがガンディーです。

 

イギリスの理不尽な支配下にあったインド。

そのインドの独立を ”塩の行進” によって果たします。

塩の行進を行っているとき、ガンディーは何度かイギリスにつかまりますが、

 

 必殺技・ハンガーストライキ! によって相手の拘束から逃れていきます。

 

ここで解説しましょう。ハンガーストライキとは!

 

 あなた方がこのまま私を拘束するならば、私はご飯を食べず餓死します。

 よろしいですか?

 

とどちらかというと自分を死に追いやる必殺技です。

イギリスはガンディーに死なれては困る、と解放せずにはいられません。

イギリスにとって都合が悪いから捕まえるけど、別にガンディーたちは悪いことをしてるわけじゃないですからね。

人間の良心に訴えて相手を負かす、というのは本当に強いと思います。

 

塩の行進を成功させ、イギリスの植民支配から独立をもぎとったガンディーは英雄となります。

 

以前、なんとなく見かけた写真があります。

イギリスの国賓で招かれたガンディーが、何かのパレードにイギリスの王族と共に写っている、というものです。

(残念ながらすぐにネットで写真は見当たらなかったからリンク貼れなかったんですけど)

イギリスからしたら敵だったガンディーが、王族と共に同じフィルムに収まっているというのが、いかにすごいことか。

恨みを買うどころか、敬意をもって迎えられるなんて!

 

なんとなく、キリストや仏陀も同じような人物だったのではないかと、勝手に想像しています。

しかし彼らは話に聞くだけで、その実際の所業に関してはどこまで本当かはわかりません。

ガンディーは亡くなられてはいますが、まだ近い世代であること、

映像、音声記録も含め、多く資料が残っているおかげで公平に評価していくことができます。

 

あくまで私の意見ですけれど、

あなたが思う歴史上の最強人物って誰でしょうか?

 

 

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神話を語りだしたらきりがない。

 

しろあです。

 

神話や王には、神格化させるための作り話が付与されることが多い。

歴史上の人物の中で最強を考えるとき、

さすがに近代の人物と神話上の人物を同じ俎上に上げるわけにはいかないでしょう。

 

世界を支えるほどの怪力であったり、海の水を全部飲みつくすだったり、

北欧の神話は特にずば抜けた神が登場します。

が、明らかに作り話だし実在しません。

 

神話の中にも実在する人物もいるでしょう。

その人たちはあくまで史実に従った現実的な評価で考えるべきです。

例えば諸葛亮孔明は三国志演義と史実ではかなり異なります。

有名な赤壁の戦いもほぼフィクションで、彼自身は神がかり的なことはしていなかったらしい。

ただかなり頭がよく、文官としては優秀であったのは間違いないようです。

 

キリスト、仏陀も実在しました。

しかし彼らの伝説もあまりにマユツバな話が多いので、評価は難しい。

そういう人物は除外しておきたいと思います。

 

……そうなると改めて大谷翔平ってすごいと思います。

想像してみてください。

 

今の大谷翔平の記録。

これが10年前の野球界に、こんな成績を残す人物が登場するぜ!

と誰かが言ったとする。

恐らく誰一人その話をまともに聞く人はなかったのではないでしょうか。

 

 そんなの漫画でしか実現しねーよ。

 

神話伝承の不可能な話の中には、本当の話も混じっていたのかもしれません。

 

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強い、にはいろんな形があります。

 

しろあです。

 

強さには憧れがあります。

いつの時代も、少年たちの心の中には ”最強って誰だろう?” という興味が尽きません。

過去、野球の世界ではベーブルースが最強の座に君臨してたと思うのですが、

今では大谷翔平が歴史上の最強といえるのではないでしょうか。

年々スポーツ科学が発達し、技術が進歩する中、

最高の選手として分析し対策される中でも、今なおパフォーマンスを伸ばし続ける彼は、

本当に人間を超えた存在だと思います。

 

強さにはいろんな形があります。

聖書に登場するゴリアテという巨体の武将は、当時敵なしの最強でした。

しかし彼は肉体的なポテンシャルが数段も劣るダビデに敗北します。

 

三国志演義に登場する諸葛亮孔明も恐ろしいほど強い。

武勇、戦略に恵まれた魏の王である曹操ですら、孔明にはあしらわれいました。

しかし孔明自身は非力です。

彼の能力は軍師としての能力を発揮されました。

 

歴史上、たくさんの強い人物が登場します。

アレキサンドロス、カエサル、ナポレオン、チンギスなど。

圧倒的な軍を率いる能力で短期間に版図を塗り替え、

広範な地域を支配下に置きました。

 

でもそんな最強の彼らも、時に病死、時に裏切りで殺され、

捕まり島送りにされたりします。

 

さて。あなたは歴史上で誰が最強だったと思いますか?

そんな遊びも、時に一興でしょう。

 

 

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トリマはやっぱり改悪の方向じゃないかなぁ。

 

しろあです。

 

まずはFXの結果から。

 

 3月度は 3.4%の利益。

 

先月より、ちょっと増えました。

まだまだ円高材料が多いので、守りの投資が続きそうです。

 

投資信託はどうでしょう。

 

 S&P500 現在 97%での運用。

 

ということでマイナスですが、かなり下がってきてのこれなので、

また回復する時には思った以上に利益が出るかもしれません。

 

続いてポイ活では。

TikTokLiteでは1000円でのポイント交換ができなくなったので、

100円ずつ交換。約1000円分交換しました。

気をつけなきゃいけないのがポイントの有効期限で、結構短い。

だから毎日100円ずつ(1日1回なのだ)交換して、

なんとか有効期限切れを防がなきゃ悲しいことになります。

 

あと、交換の方法がいろいろありますが、「選べるPay」は手数料で1割もってかれるので要注意です。

……何度かこのせいで目減りしました。

 

最後にトリマ。こちらは0円、つまり換金せずに貯めました。

こちらは有効期限ではなく、新しいランク制度のルールを見越して。

旧ルールでは2割手数料で持ってかれたけど、新しいルールではランクに応じて手数料が割引されます。

ちょっとでもお得に換金するために先月は交換しなかったんです。

 

ということで3月はこんな感じでした。

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はっきりいって、知らない曲目だったよ。

 

しろあです。

 

第606回の定期演奏会は、ワーグナーとマーラーです。

作曲家としては私もどこかで出会い、聞いている有名どころ。

ですが曲目としては

 

・ワーグナー (17分)

 <トリスタンとイゾルデ>から「前奏曲」「愛の死」

 

「愛の死」はソプラノが聞けます。あんまり興味なかったけどね。

劇団四季でオペラは聞いたことがありましたが(『オペラ座の怪人』)、

人間離れした技術はすごいけど、感動するほどではなかった。

……だって、何言ってんのかわかんないんだもん。

フランス語の歌詞だから、ではなく、本当に音としてしか聞こえないんだよね。

 

・マーラー (81分)

 交響曲第9番ニ長調 第1~4楽章

 

恐らくフルでしょう。81分ともなればCD1枚に収めるのも大変なボリューム

……と思っていたら、やっぱり2枚組とかで販売しているようです。

 

結論から言えば、初心者がオーケストラを楽しむには最高の曲目でした。

というのは

 

 それぞれの楽器パートがきちんと主役になる展開があること、

 ピアニシモからフォルテシモの強弱がきいた曲目だったこと。

 

曲の素晴らしさというよりは、楽器の個性とオーケストラの楽しさが味わえる内容だったのです。

 

席は上の奥と舞台からは遠いものの、まったく問題なし。

フォルテシモの音の迫力はもちろん、ピアニシモの消え入るような音までちゃんと楽しめるんですねぇ。

 

奏者の姿勢などで、次に奏でる楽器パートが分かる、予測がつくのも面白い。

 

音楽の技術的なところでは、シンバルが盛り上がりの演出で使われるだけではなく、

展開を変えるのにも利用しているのが分かり、なるほどと勉強になりました。

 

細かなことを論じられるほど詳しくないので、ざっくり

 

 オーケストラを堪能できたよ。楽しめたよ。

 

ということだけお伝えしておきましょう。

 

最後。演奏が終わったかな? 終わったかな? まだなのかな?

という場面がありました。

指揮者はまだ演奏の姿勢をとってる。かなりの静寂。

演奏が終わるとみんなは拍手をする。けど、まだ拍手ははじまらない。

……よくみると、バイオリンですかね、一人まだ弦を弾いている姿勢を保っている。

 

 ああ、聞こえてないだけで鳴ってるんだ!

 

と気づいたときに、「プン」と最後の1音がなり、

奏者の弓は解かれ指揮者は観客席を向きました。

 

「ブラボー!」という歓声と拍手喝采で大団円へ。

 

帰り道、最後の音について妻にぼそっと聞いてみました。

「最後の ”プン” って音は、ミスじゃない?

 本当は弱く弱く引き伸ばして限界まで音を小さくしていき、

 そのまま音が消えていく演出だったんじゃないかなぁ」

「あれも楽譜にあるんじゃない?」

 

あれも楽譜通り? ……なくは、ないなぁ。

 

いずれにせよ大した話ではなく、

全体的には素晴らしい大成功の演奏会だったと思います。

 

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場所は高崎芸術劇場です。

 

しろあです。

 

群馬交響楽団の定期演奏会に行ってきました。

訳あってクラッシックの造詣がやや深い私ですが、生のオーケストラ演奏は初めての体験です。

今年の1月。群馬から大阪に行くのに深夜バスを利用したのですが、

その時の乗り場が高崎の高速バス乗り場。

 

 その隣が高崎芸術劇場です。

 

その時は深夜12時前、乗り場なのに待合室も鍵がかかっていて入れない中、

寒さに凍えながら、ずいぶんしゃれた建物が群馬にもあるんだなぁと思ってました。

 

高崎芸術劇場の中はびっくりするほど綺麗で、群馬にこんなゴージャスなとこあったんだ! と驚嘆。

チケットを好感して会場に入ると

 

 やっぱタダだからしょうがないよね。

 2階奥の席で、舞台からは遠く離れていました。

 

確かに演奏家の細やかな指運びなどは見えませんが、音を楽しむには十分でしょう。

クラッシックは人気がないと思ってたので、ガラガラの客席を想像してましたが、

予想に反してほぼ満席。空いている席を探すのが難しいくらい。

びっくりでした。

 

年齢層も広く、若い人も聞きに来てましたね。

映画『おくりびと』を見て、クラッシック奏者の家計の厳しさを知っているので(映画情報かよ)、

良かったなぁと思いました。

 

生活が安定しないと、安心して練習に励めませんもんね。

 

ちなみに群馬では有名な『ここに泉あり』という映画があります。

 

 

これは戦後、群馬の高崎で交響楽団を結成し、活動していく実話をもとにした作品なんですけど、

その交響楽団が今の群馬交響楽団なんですよね。

貧乏楽団の活動は、なかなかグッとくるものがあり、音楽が人に与える力ってすごいなと感じるいい映画なんですよ。

 

それもあっていつか群馬交響楽団は聞いてみたいと思っていたのです。