白鴉(shiroa)のビバラムービー

白鴉(shiroa)のビバラムービー

~~映画生誕100周年に灼かれたバカの映画遍歴
& アマチュア作家 平塚白鴉のおバカで役立つブログ

なんでこのセリフが有名なのか、ちゃんと読めば分かるようになってました。

 

しろあです。

 

学生のころはあまり内容が分からず理解してなかったんですけどね。

『ハムレット』という作品のひとつのテーマを掘り下げると理解できるセリフでした。

 

1、このセリフが登場する流れ。

 

先王、ハムレットの父が亡霊として現れ、ハムレットに復讐をいいわたします。

ハムレットは復讐を誓い、その機をうかがうために狂ったふりをします。

恋人オフィーリアの前でもその狂ったふりをするのですが、

彼女の前では狂人の振りと、恋人として幸福になってほしいとまともなセリフとが

入り混じるちょっと複雑なセリフになっています。

 

そのまともなセリフとして「さ、行け、尼寺へ」とハムレットは伝えます。

 

2、ハムレットの心情

 

父親が殺された。その殺した相手が叔父であり、その協力者が母である。

人間とはいかに愚かな存在なのだろう。

人間は増えていくが、世の中をかえって悪くする。

そんな人間はいなくなった方が良いではないか!

 

という心理がハムレットの中で芽生えています。

 

3、オフィーリアへのセリフ

 

女性であるオフィーリアは、たとえ自分と結ばれなくても

結婚すれば子供を産むだろう。

子供ができれば悲劇が生まれる。

いっそ、そんな循環から外れた方が幸せだ。

 

そんな思いからハムレットはオフィーリアへ、

「さ、行け、尼寺へ」と促します。

尼寺へ行くことでシスターになり、処女のまま生涯を終えることを示唆するのです。

 

4、このテーマの補強

 

オフィーリアへのセリフのあと、ハムレットはイギリスへの遊学を理由に国外追放されます。

(真意はイギリス国王にハムレット殺害を依頼する密書を携えての死刑です)

その船に向かう際に、他国が戦争のために舞台であるデンマークの領土を通過するところと出くわす。

その軍隊が向かう先は大したことのない小さな村なのですが、

そんなとるに足らない場所を巡り、戦争を行い、人が死ぬことになるということに嘆き、

ハムレットはなんて人はおろかなのだろうとさらに嘆きます。

これは先のテーマを補強するエピソードとなります。

 

5、若者の厭世観

 

いまでも若者のややインテリ寄りの人たちには、モラトリアム期(およそ大学生くらい)に、

なんて人はおろかなのだろうと絶望し、厭世的になり人がバカばっかりだと思う人がいます。

現代では減ったかもしれませんが、戦後の日本、特に70年代と言われる学生運動時代は、

社会思想も相まって、そういう考えが流行となり若者の自殺も増えました。

この辺を知っていると村上春樹の『ノルウェイの森』もわかりやすいです。

逆に、しらなきゃわかんないでしょう。

 

そんな現代にも通じる若者の厭世観、嘆き、苦しみがハムレットのテーマとして含まれているのは、

純粋にすごいと思いました。

 

読み継がれる名作ですが、やはり現代に通じる共感ポイントがあるからなんですねぇ。

 

では今回の話はこの辺で。

次回はゲームの話でも、ディズニーの話でもしようと思います。

……ふり幅がでかいなぁ。

名言がたくさんある、という『ハムレット』。

特に今回読んでみて刺さったセリフをピックアップしてみたよ。

 

しろあです。

 

ではさっそくいってみましょう。

ちなみに翻訳は福田恆存です。

 

◆生か死か、それが疑問だ。

(第三幕 第一場)

 

あまりにも有名な主人公ハムレットの言葉です。

一般的に用いられるような大きな二者択一の悩みとは違い、

実際に読むと別の意味で使われていました。

それが分かるように続きを載せます。

 

 どちらが男らしい生き方か、じっと身を伏せ、不法な運命の矢弾を堪え忍ぶのと、

 それとも剣をとって、押し寄せる苦難に立ち向い、とどめを刺すまで後に引かぬのと、一体どちらが。

 

そしてその後にこう続きます。

 

 いっそ死んでしまったほうが。

 

ハムレットが問題を先延ばしにして、ふがいないような評価を受けますが、

この葛藤があり悩んでいたのですね。

現代人が真似して使う使い方とは、ちょっとニュアンスが違うのを感じ取ってもらえればと思います。

 

次に行きましょう。

 

◆ああ、あれほど気高いご気象だったのに、それがこうもたわいなく!

 王子様にふさわしい秀でた眉、学者もおよばなぬ深い御教養、

 武人も恐れをなす鮮やかな剣さばき。

 この国の運命をにない、一国の精華とあがめられ、

 流行の鑑、礼儀の手本、あらゆる讃美の的だったハムレット様が、……

(第三幕 第一場)

 

これはハムレットの恋人オフィーリアのセリフ。

名言というより、名説明です。

実はハムレットの人となりを著す描写はほぼなく、

ハムレットってどんな王子なんだろう? と思いながら読んでたのですが、

オフィーリアがこのセリフですべてを簡潔に説明してくれました。

ハムレットは非常に優れた王子だったのですね。

 

◆妃「おお、ハムレット、お前は、この胸を真二つに裂いてしまった。

 ハムレット「おお、それなら、その穢いほうを棄てて、

   残ったきれいなほうで、清く生きてくださいますよう。」

(第三幕 第四場)

 

実の母親を責めるハムレットに、王妃は傷つき嘆くのですが、

ハムレットは道化のように、なかなかうまいこと言って返す。

なかなかユーモアがあり、皮肉も利いていて面白いセリフでした。

 

◆来るべきものは、いま来なくとも、いずれ来る――

 いま来れば、あとには来ない――

 あとに来なければ、いま来るだけのこと――

 肝心なのは覚悟だ。

 いつ死んだらいいか、そんなことは考えてみたところで、

 誰にもわかりはすまい。

 所詮、あなたまかせさ。

(第五幕 第二場)

 

決闘前のハムレットのセリフです。

死ぬべきかを悩んだ人とは思えない覚悟に満ちたセリフです。

評論家はこの発言を「矛盾である」と指摘するのでしょうが、

福田恆存さんは「その場により気持ちが変わる、一貫性が無いのが人間であり、

こういう部分にハムレットの人間性、共感が持てる」(私の意訳です)というような

反論をしていました。

 

太文字部分は普通にカッコイイセリフで、これがハムレットの名言として

あまり語られないのはなんか可哀そうにも感じます。

 

ちなみに「所詮、あなたまかせさ。」は個人的に面白いと思い、ここまでピックアップしました。

恐らく英文では「Up to you」と書いてたんじゃないかと思うんでよね。

そしてこの「you」は対面している相手、友人のホレイショ―のことを指しているのではなく、

どちらかというと「神」を指していると思われます。

日本語で「あなた」と書くと「神」を含んで考えることは難しいと思いますが、

英語の「you」には ”自分以外のもの” という、自分を取り巻くすべてを指す意味合いがあり、

そこから「神」を感じることができるので、こういう解釈が可能なのです。

 

福田恆存さんも翻訳に困ったんじゃないかと想像し、楽しめるセリフでした。

 

以上が今回読んでみて特に面白かったセリフです。

次回はこちらも名台詞とされている「尼寺へ行け」というハムレットの言葉の真意を紹介したいと思います。

高校生の頃、『天空の城ラピュタ』をみて、本当に完璧な作品だと思ったのを覚えてます。

 

しろあです。

 

よく ”完成度が高い作品” という表現があります。

絵の完成度、音楽の完成度は素人でもある程度分かりやすいのですが、

映画の完成度、小説の完成度というのは意外と分かりにくいものです。

 

こと、物語の完成度となると、その評価の軸が非常に難しいでしょう。

私にそれが分かるようになったのは、小説を書くために物語を分析するようになったからです。

 

宮崎駿は天才です。いろんな面からみても、やっぱりすごい。

とはいえ宮崎駿の生み出した映画作品がすべて完璧かというとそうではありません。

ここでは『天空に城ラピュタ』が、物語創作者としてもお手本とすべき完璧な作品とだけ言っておきましょう。

 

シェイクスピアの『ハムレット』を読みました。

1600年頃に完成したと言われる作品ですが、現在でも舞台脚本は出版され、その劇は上映され続けています。

完全に、人類の宝のひとつと言ってもいい、文芸作品です。

 

さて。ならばその作品の完成度はいかがなものか?

実は、かなり問題があります。

 

 主人公ハムレットは行動や言動がブレブレ。

 はて? とロジックが通らない展開あり。

 理不尽にも思える登場人物の大量死も”悲劇”に一言では片付かない。

 

なんとも不思議な作品です。

そんな『ハムレット』はシェイクスピアの ”四大悲劇の最高傑作” とも言われています。

ちなみに四大悲劇の『リア王』は ”シェイクスピア悲劇の最高峰” と言われています(中村保男の解説より)。

……評価基準、人にもよるってことね。

 

私は四大悲劇をすべて読んでますが、学生時代の感想としては『マクベス』、『オセロー』、『リア王』、『ハムレット』の順で面白いと思ってました。

なぜ『ハムレット』の評価が低いのかは、当時の私には「主人公がくるっていて、わけわからなかった」からです。

 

今回読み返すにあたり、ハムレットが狂ったふりをするけれども、その言葉の真意はどこにあるのか?

などにも注目し、物語の筋、展開に関しても丁寧に読み解くようにしました。

で、その感想としては、

 

 めっちゃ面白かったよ。

 

ストーリーの急展開もさることながら、理不尽さもありながらも、

実はテーマ性はしっかりしていて結構感動的だったんです。

詳しくは次回以降に語りますが、恋人オフィーリアへ「尼寺へ行け」という名シーンがあるんですけど、

なぜハムレットはそう言ったのか。そこんところの真意が分かると、胸が熱くなりました。

 

多くの人は

 

 主人公ハムレットが父親殺害の復讐をさっさとしなきゃいけないのに、

 優柔不断に、狂ったふりして時間稼ぎをする、

 それが大きな悲劇につながってって、結局ふがいない男だったよな、

 

という感想を抱くようです。

そんな話、誰が魅力を感じるのでしょう?

 

読み終わって、解説も読んでみて分かったのは、

非常に多岐にわたるテーマを内包した作品であった、ということ。

私は今回、「尼寺へ行け」の真意の部分に感動したわけですけど、

そこんところがテーマだと思ってたんですけど、

 

 読み手によって、抽出されるテーマが異なり、

 それぞれに感動を訴えかけるタイプの作品、それが『ハムレット』なのです。

 

残念ながら純粋に作品としては ”完成度が低い” ものなんですけれど、

一本のストーリーなのにオムニバス、みたいなすごい作品だったんですねぇ。

 

ちなみに難しいこと抜きに、

基礎知識なしで作品に触れても、普通に面白く楽しめる作品です。

エンターテインメント性も高く、舞台をよく見る人ならば

脚本から舞台の映像を起こして楽しむこともできるのではないかと思います。

(これは翻訳者の力量にもよるんだけど、

 私が読んだ福田恆存訳は眼前に劇場が浮かび、俳優が演技してました)

 

シェイクスピア劇の脚本は1冊が薄く読みやすいので、

気軽に名作文学に触れるにもってこいの作品です。

是非、気になってるならば読むべきです。

 

次回は『ハムレット』を今回読んでみて「おっ」と思ったセリフ、名言をピックアップしたいと思います。

 

 

普通に読んだらよくわかんないからね。

 

しろあです。

 

「朝起きると、虫になっていた」で有名な作品、カフカの『変身』を読みました。

前回はその作品のストーリーをざっくり紹介しています。

カフカの文章と構成が下手なため、また翻訳者が文章下手なため、

一般の人が折角読んでも「は?」とよくわからないことが多い作品になってます。

あらすじに関しては先の私のブログを読んでもらうとざっくりわかるので、

そのうえで改めて読んでみると、まぁまぁ楽しめると思いますが、

それでも謎は残るはず。

 

そんな人のために、楽しく解説していきたいと思います。

 

①どんな虫になったのか?

 

一番気になるのが、主人公グレゴールがどんな虫になったのか、ということ。

わずかな描写から想像するに、『芋虫のような幼虫』ではないかと思われます。

しかし、屋敷にやってくるお手伝いさんは「かぶと虫さん」と呼んでいるんですよね。

 

かといって夏の人気者、われわれのよく知る「ビートル」のかぶと虫ではないでしょう。

おそらく ”甲虫” という意味合いで呼んでいると思われます。

 

でありながら、父親がリンゴを投げ、背中にめり込む描写があり、

甲虫特有の外骨格はどうした? と矛盾します。

 

結局、どんな虫なのかは読者の想像にお任せする、というスタイルなのでしょう。

あなたが読んでいて想像する、そのおぞましい虫の姿がグレゴール、というわけです。

 

②グレゴールの稼ぎについて

 

一家が棲むには広すぎる貸家。当然家賃は高い。

父、母、妹、グレゴールの四人家族で、お手伝いさんがついている。

ふがいない父親は早期にリタイアし、働かなくなってしまった。

そんな家族の家計を支えるのがグレゴールです。

 

まず、これだけでもかなり生活費はかかりそうです。

 

グレゴールは遠方へ出張し契約をとってくるタイプの営業マン。

今の日本のサラリーマンの給料を考えると、とてもそんな家計は賄えそうにありませんよね。

 

まして、父親は仕事をしていた時に多額の借金をしている。

その返済費用も追加されます。

そして、バイオリンの才能ある妹を高額な音楽学校に進学させたい、

という希望もグレゴールにはあります。

 

家族四人+お手伝いさんを雇う費用+借金返済に、

少し先の未来では妹を音楽学校に通わせる資金が必要。

 

グレゴールは30才手前という若さで、それだけの経済力を背負わされてたのです。

 

1900年ごろのチェコの一般的な市民の収入がどれくらいだったのか?

これが普通だったのか、グレゴールがやり手ガンガン稼ぎまくっていたのか。

その辺調べると、面白いことが分かってくるかもしれませんね。

 

③グレゴールは仕事をやめたい

 

そんな稼ぎまくってるグレゴールですけど、

父親の借金の返済さえ終われば、「こんな仕事辞めてやる!」と思ってます。

毎日の仕事のプレッシャーが凄く、上司のパワハラも凄くて、

嫌で嫌で仕方がないけど、家族のために仕事を頑張っている。

 

多くのサラリーマンが共感できるポイントじゃないでしょうか。

 

「朝起きると虫になってた、って小説」としか知らなければ、

ただのナンセンス作品に思われそうですけど、素地はちゃんと人間ドラマをしてるのです。

 

④これは家族が危機を迎える物語

 

一家の生活を支えている、稼ぎ頭の息子が「虫」になる。

虫になることで一家は収入がなくなってしまう。

さぁ、困った! というのが、実はこの作品の本筋です。

 

この危機を乗り切るために、当然、みんな働くことになります。

 

⑤グレゴールはなぜ変身したのか?

 

この作品を読んでいて二番目に気になるのがここでしょう。

グレゴールがなぜ変身したのか。

 

 家族を支えていた収入の柱が、ある日突然なくなってしまう。

 困った! という状況が家族に起きた、という構成が重要です。

 

「虫になった」はあくまでひとつの比喩で、カフカのユーモアから採用されたのでしょう。

 

現実的には交通事故で亡くなったのかもしれませんし、

大きな病気にかかって働けなくなったのかもしれません。

虫になった、という設定を考えると、手足を失う事故に遭ったのかもしれませんし、

家族だけの秘密にして、グレゴールを世間から隠して生活することを考えると、

らい病などだったのかもしれません。

 

いずれにしても、

 

 家族を支えていた収入の柱が、ある日突然なくなってしまう。

 困った! という状況が家族に起きた、ということに意味があります。

 

⑥謎の下宿人はなぜ突然登場するのか

 

カフカの説明が不十分なため、急に3人の下宿人が登場します。

なぜ下宿人が家にいるのか? の説明はまったくなく、

下宿人が来たことにより、どう家の中が変化したのか、のみ描写されます。

 

これはグレゴールが虫になることで思考が弱くなり、

記憶があいまいになっているため、

強烈な印象の残った、意識が働いた部分だけを作者として描写した、

という演出とも考えられます。

 

が、それにしても不親切です。

 

説明はありませんが、きちんと読んでいれば推測はじゅうぶんにできます。

 

 家にはお金が必要になった。

 そのためには収入が少しでも必要だった。

 不必要に広い貸家なので、余った部屋を下宿人に貸せば、

 少しでも家計が楽になる。

 

そんな流れで、突然、家に下宿人がいる状態になったのでしょう。

 

⑦グレゴールの死が家族をひとつにする

 

ラスト、グレゴールは死にます。

その死を受け入れた家族は、

「こういう日はみんなで公園に行こう」という父親の提案を受け入れ、

粛々と準備し、出かけます。

 

グレゴールの変身前、どこかバラバラになっていた家族が、

——これって案外普通の一般家庭でもよくある状況だと思うんですけど、

家族としては生活してるけど、結構みんなバラバラでそれぞれの生活してでしょ?

特に現代人はそうだと思う。

 

そんな家族が、グレゴールが虫になった経験を経て、

その死を通じ、家族としてギュッとこころをひとつにまとまる。

それがこの小説のラストなんですね。ちょっとうるっと来ました。

 

『変身』はただのナンセンスな作品ではなく、ちゃんと純文学してるんです。

 

——

以上のポイントをおさえて『変身』を読んでいただくと、

いろんなモヤモヤが解決するのではないでしょうか。

 

ボリュームもちょうどよく、面白い作品なので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。

昔、NHKがざっくり紹介した内容を見たけど、

完全に記憶違いだった。

 

しろあです。

 

 ある日朝起きたら虫になっていた。

 妹が部屋に来て、その姿を見て驚き自殺した。

 母が部屋に来て、その姿を見て驚き自殺した。

 父が部屋に来て、その姿を見て驚き自殺した。

 自分も死んだ。

 

私の中で勝手に出来上がっていたカフカの『変身』はこんなあらすじです。

このあらすじは30年以上前にNHKの番組『ソリトン金の斧・銀の斧』のいちコーナーで紹介していた内容を元に、

私の中で勝手に出来上がっていたものです。

 

その後、実際に作品を読んだのだけれど、結構読むのが大変で理解できない部分も多々あったんですよね。

短編だけど、意外と長かったな。

ラストの方が、結構面白かったな。

という印象があり、そのうち読み返そうと思ってました。

 

 読んだよ。

 

相当面白かったよ。

残念なのは文章、構成、翻訳が下手、ということ。

だから翻訳者が良ければまだもっと読みやすくなる可能性がある。

構成は下手だけど――情報を出すタイミングが悪いんだよね。

それでも内容は十分面白いので気にならないレベル。

 

軽くあらすじを語りましょう。

 

 30才を目前に控えた青年グレゴールがいた。

 彼は働かなくなった父親の代わりに地方セールスマンとなり、家庭を支えていた。

 ある朝起きると、大きな虫になっていた。 ※虫の種類は不明

 しかしそんなことよりも、時計を見て寝過ごしてしまったことを悔い、

 上司に叱られると思い急いで仕事の準備をはじめようとする、

 が、はじめて虫になり自分の体をうまく使うことができない。

 

 もぞもぞしているうちに、出社しないグレゴールを咎めに上司が家にやってくる。

 グレゴールは「すいません、もう1時間後には電車にのって仕事に向かいますんで!」

 と声をかける……が、普通ではないグレゴールの声に驚いた上司、家族はここではじめてグレゴールが虫になったことを知る。

 

 恐れおののき上司は逃げ出す。

 ——おそらく階段から落ちている。グレゴールの借家は2階にあるのだ。

 家族はグレゴールが虫になったことで収入がなくなるため、生活のために家族会議を行う。

 当面は貯金があったので、なんとか食つなげる、が、それもいつまでももつまい。

 家族四人では広すぎる貸家、無駄に家賃も高いのがネックでもあった。

 

 母は内職、妹はパン屋、父は銀行の警備員として仕事をすることになった。

 その間、グレゴールの世話は基本的に妹が担当する。

 世話と言っても食事の準備——食べそうなものを皿に置いて部屋の入り口に置くだけだ。

 それと部屋の掃除である。

 

 妹は虫が苦手である。

 巨大なグレゴールの姿を見るのがおぞましい彼女は、なるべくグレゴールの姿を見ないように掃除をした。

 それを感じ取ったグレゴールは、掃除に妹がやってくるときは、ソファの下のもぐりこみ、

 はみ出た体はシーツをかけて妹の目に触れないように工夫した。 

 

 さて。グレゴールの変化であるが。

 グレゴールは徐々に視力を失い、外の景色がぼやけてみえるようになる。

 声もどんどん変声していった。——明確な描写はないが、物語後半はグレゴールの話は家族に通じていない。

 虫としての楽しみも見つける。

 ソファのような場所にもぐりこむと居心地がよく、

 天井からぶら下がるのが愉快に感じられる。

 いつもそんなことをして遊んでいた。

 

 数か月が経ち――グレゴールは正確な日の経過を認識できなくなっていたのだろう。

 彼は少しずつ食欲がなくなっていく。しばらく食べ物を食べない日が続き、

 それは着実に彼を衰弱させていった。

 

 ある日、家に下宿人が3人やってくる。

 3人のリーダーはなぜか彼の家族に対して偉そうにしている。

 ある夕食時、妹がバイオリンを弾いていると、下宿人はそれにケチをつけた。

 グレゴールはそれに怒り、思わず部屋を出て抗議しようとするが!

 下宿先にこんな虫が棲んでいるとは知らなかった下宿人は、

 「なんたる裏切りだ。私たちは出ていく。当然、下宿代は払わない」

 と、自分の部屋に去っていく。

 

 ちょっとごたごたがあり、父親からリンゴを投げられ、グレゴールは背中にリンゴをめり込ませたまま生活する。

 誰もとってくれないし、自分でもとれないので、リンゴは腐っていく。

 

 ある朝、グレゴールは死んでいた。衰弱しきっていたのだ。

 それをみつけた妹は、父と母に知らせる。

 父は「こんな日は、みんなで公園にでもいって過ごそう」と提案する。

 そして3人はお出かけの準備を行い、家を出た。

 

——というのが『変身』という作品です。

冒頭で私の中で勝手にできていたあらすじとは全然違ってましたね。

ともかく、死んでしまうのは虫になったグレゴールだけ。

むしろ家族は、グレゴールが虫になったことをきっかけに、

ひとつにまとまり、家族としての絆を深めていった、

そこが意外にも感動的でグッとくるラストにまとめ上げられている作品でした。

 

長くなったので今回はこの辺で。

次回は『変身』について、

きっと読んだ人たちが意味不明になりそうなポイントの解説と、

作品に対する私の考察をお話しします。

新しいトレードルールの最初の成果です。

 

しろあです。

 

トレードルールは公開しませんが、

私が本に書いている必勝法よりはきちんと成果が出ています。

 

 5月のFXは 3.6%の利益でした。

 

5月の下旬は相場が膠着し、動きがあんまりなかったので

それほど私のトレードルールは威力を発揮しませんでしたが、

本で紹介している 毎月 1%の利益を目指すルールよりはうまみはあったと思います。

今後、大きく相場が振れるときに利益がボンと増えるので、

そういう意味では不安定要素はありますが、

相場が動かない時でも従来よりも利益が取れやすい、

リスクもより抑えられるとなれば意義のあるルールだと思います。

 

6月はまたどうなるかわかりませんが、引き続き試してみたいと思います。

 

※私のトレードルールはテクニックが必要なため公開しません

 

安定して利益が得られる仕組みとして誰でも簡単に実現できる方法は

こちらや過去のブログ内で公開しています。

副収入が欲しい方はどうぞ。

 

久しぶりに夏目漱石いってみました。

 

しろあです。

夏目漱石の小説、『虞美人草』。

虞美人、といえば中国の漢王朝黎明の物語『項羽と劉邦』に登場するヒロインです。

その物語として美化されたものか、実在の人物に肉付けしたのか、

『項羽と劉邦』ではラスト、もの悲しさを感じさせる虞美人の存在は、

史実を超えた物語としての面白さを際立たせるスパイスになっていました。

 

”虞美人草” という植物は、その華やかな美しさから虞美人の名を冠したという話を聞いたことがあります。

きっと、そんな女性を巡る恋の話なんだろうな、

項羽と劉邦を下敷きにした話ではあるまいか、と勝手に想像しながら、

いつか読みたいと思っていました。

 

 読んだよ。

 ぜんぜん、想像と違ったよ。

 

恋の話、であることはそうだったんだけど。

ヒロインの女性の名前は ”藤尾”。……藤じゃねーかよ。

ほとんどが対話劇で、

舞台がぱんと与えられると人物が出てきて、

好き勝手にしゃべっている、という構成。

しかもその会話はほぼ無意味で、物語の本筋にあまり関わらない。

対話の合間に作者の視点でのものの考え方、見方、視点、説明が割り込むんだけど、

そんなことより、登場人物をちゃんと紹介してほしい。

 

最後まで人間関係が良くわからず、それぞれの登場人物が何者なのか、

よくわからずにラスト、突っ走ります。

序盤から無意味に思っていたシーンは、最後になってやっと、

「ああ、だからこの場面を切り取ってたのね」と一応わかるんだけど、

ちゃんとやる気があるんだったら、緊張感をもってシーンの意味付け、

シーンとシーンの有機的なつながりを意識して書いてほしい。

 

そのため作中8割は、何が起きてるかよくわからない、

ただどっかに出かけた若者や、お家での世間話を聞かされてる感覚で、

「一体何を見せられているんだろう? 何を読まされてるんだ?」

とまったく物語に面白さが感じられない。

しかも作中の地文で「小説は……」と小説論を少し語ってたりして、

「漱石先生、それは語らない方がいいよ」と読んでて心配になりました。

 

 一応、物語のラスト2割は急転直下の展開。

 主人公である、自分の意思が乏しいふにゃふにゃした小野が、

 キリっとした意思の強い美人である藤尾を振る決断をし、

 小野のいい名づけ(いるんかい!)とそれぞれの関係者を交え、

 藤尾との断絶を行うところだけが物語として成立している。

 

ここにきて、やっと序盤の山登りや、

京都と東京の往復などのシーンに意味が付加されます。

逆に言えば、いらなかったよな。

 

 振られた藤尾はプライドがずたずたにされ、

 癇癪を起し自殺、

 その通夜の席で立てかけられた屏風に、

 虞美人草の絵が描かれており、それがなんとも美しい

 

……そ、それでタイトルが虞美人草?!

残念ながら『項羽と劉邦』は関係なかったのね。

 

私は知っている。

夏目漱石は、小説家として非常に素晴らしい才覚のある人だ。

まだ小説の型自体も曖昧だった明治に於いて、

口語の日本語小説を模索し、かなり後世に影響を与えた作品を

残している、素晴らしい小説家であると私は認めている。

 

ただ、『虞美人草』はあまりに実験的でやりすぎちゃっただけ。

私はそう思います。

そうだよね、漱石先生。

 

ここまで読んだ方は、『虞美人草』がいかに駄作であったかを知ったでしょう。

確かに小説として、物語の部分としては完全に駄作です。

構成関係では目も当てられません。まだ小学生が構成した方が誠実でまともでしょう。

 

しかし、しかしですよ。

この作品が読み継がれているには意味があります。

私が途中で投げずに最後まで読んだのには、ちゃんと理由があります。

 

 それは、文章の美麗さ。

 

別にどこのページを開いてもいいんですけど、

適当な一文を抜き出して読むだけで分かります。

哲学ちっくな、蘊蓄が詰まった、

深い知恵と考察が感じられる滋味深い文章が、

非常に小気味の良いリズムで、美しい言葉で紡がれているのです。

 

好きな文章を抜き出し、スクラップする方が楽しい本です。

序盤で「こりゃだめだ」と物語をあきらめた私は、

小説に筋はどうでもよくなって、次にどんな文章が紡がれるのか、

それを楽しみに読み進めました。

 

最後に。

『項羽と劉邦』は関係なかったんだけど、

物語の下敷きにしてるな、と感じたのはシェイクスピアの『ジュリアスシーザー』。

作中でもたびたび『ジュリアスシーザー』が引用され、

ヒロインの藤尾をクレオパトラになぞらえております。

 

なるほど。

シーンを設定し、ほぼ対話で構成されているのは

シェイクスピア脚本からの影響だったのですね。

 

ちょうど30年振りにシェイクスピアの四大悲劇のひとつ、

『ハムレット』を読み返そうと思っていたのです。

細田守監督の『果てしなきスカーレット』、非常に賛否が分かれたらしいんだけど、

この作品は『ハムレット』を下敷きに作られたらしいんだよね。

だからあとで見る前に読んでおこうと思っていたのだ。

 

……『ジュリアスシーザー』は無いんだよね。まぁ、話は知ってるからいいんだけど。

 

今ある道具でも十分おいしく楽しめるけど!

 

しろあです。

 

コーヒーを生豆から買ってきて、自分でローストし、挽いて粉にして、ドリップして飲む。

普通、コーヒーを楽しむ人は、すでに粉の状態からドリップして飲む人が多いと思います。

豆を買ってきて挽く、それだけでも結構コーヒーへのこだわりを感じますよね。

 

生豆を手に入れる、まず手に入る場所が少ない。

カルディでも手に入るようだけど、お店のスタッフでも知らないことがあるらしい。

まず気軽に手に入るのはこちらだ。

母体の会社が老舗の喫茶店でもあるので、安心感もあるプロが使う豆が買えます。

次に必要なのはロースター。

フライパン……はムラになるからおすすめしないし、専用フライパンでは豆の種類によっては

煙が出てスプリンクラーが作動するかもしれません。

電気のロースターがおすすめ。

愛用してますが、安定してムラなく火を通せますのでいいですよ。

煎った豆を冷ますためのクーラーもありますが、このロースターは空冷機能がついてるので不要です。

 

挽くのは難易度が低く、ミルは簡単に手ごろな値段で手に入ります。

私は電動を使ってますが、手動のミルを買い足そうと思ってます。

だって、かっこいいもん。

とりあえずこの辺を整えてコーヒーを始めたわけですが。

ドリップの時にヤカンや急須でお湯を注ぐと、お湯の出が多すぎ、

あまりに大雑把すぎるので、専用のドリップ用ポッドを買いました。

ステンレスの鈍い輝きが好きで、高めだったけどこれを買いました。

安いのだとダイソーで500円で買えるそうです。

 

もちろんドリッパーとフィルターが必要。でもほとんどの家庭には普通にあると思います。

100円で買えますしね。

 

これだけ揃えば、お店レベルのおいしいコーヒーが楽しめます。

 

……が、楽しめるのですが! やっぱりコーヒーを楽しんでいると、もっと道具が欲しくなりますよね!

今度買おうと思ってるのがコレ。

ドリッパーです。

普通のドリッパーではフィルターを使いますよね。

試してほしいんですけど、豆を入れず、ドリッパーにフィルターを装着し、そこにお湯をかけてみてください。

フィルタ―の匂い、樹木のような香りがただよい、お湯も少し味がうつってます。

 

つまりフィルターを通すことで樹木の香りが足されてたんですね。

インスタントに多い不織布のフィルターだとそれはないかもしれないけれど、

一般的に手に入るフィルターはほぼパルプ。

木の香りがうつるだけならまだいいんですけど、高温の湯が当たると苦みが混じる、という話も聞きました。

 

 じゃ、フィルター無しで淹れたらいいやん。

 

ということで、フィルター不要のステンレスのドリッパーを試してみたくなったわけです。

ステンレスドリッパーには単層と複層があるんですけど、

単層だとコーヒーの油分も抽出し、さらに味わいが変わるとか。

 

せっかくだからそこも楽しみたいですよね!

 

さらに。

今はカップに1杯ずつ抽出しています。

今後ステンレスフィルタ―で抽出するとなると、2、3人用に一気に抽出したい。

だって、二人分抽出するのに2個買うのって効率悪いからね。

また、アイスコーヒーを作るのにも複数人分まとめて作りたい。

 

となるとこういうものが必要になります。

サーバーへドリッパーを装着し、複数人分抽出。

その後にカップに注いで飲む、と。

 

やっぱり趣味として凝り始めると道具が増えていきますね。

とりあえずここまで揃えばほぼ万全だと思います。

 

だがしかし、今後はさらにドリッパーやミル、コーヒーカップなどなど増えていくかもしれません。

味がどうの、というより、デザインの好みで買ったりとか。

コーヒー好きの人と会話をするときに、どんな道具を使ってるのかも気になっていきそう。

 

てなわけで。

コーヒーは趣味の中でもそれほどお金をかけず楽しめるし、

素人でも簡単においしいものが淹れられるし、

人生を豊かにしてくれるので、非常におすすめできるとおもいました。

5種類のコーヒーを楽しみました。

 

しろあです。

 

以前、コーヒーを生豆からローストして楽しむ趣味をはじめたよ、って話をしました。

思って以上の楽しくて、

豆、焙煎の仕方(ロースト)、挽き方、淹れ方で味が変わり、

非常に奥深い趣味です。

 

まさか極めようとは思ってませんが、

自分の好みの追求、気分によって味をコントロールするところまでは

楽しんでやっていきたいと思っています。

 

基本的にはリッチ(濃い)な味わいのコーヒーです。

その中の苦み、酸味、香りのバランスがそれぞれ異なってきます。

飲むうちに、だんだん味に対するセンサーが敏感になってきました。

 

となると。

缶コーヒー、インスタントコーヒーなどを飲んだ時、

今まで感じて無かった感想を抱くようになりました。

 

 不味い、というと語弊があります。

 決して不味いわけではありません。

 正確には、物足りない、と感じるようになりました。

 

インスタントのコーヒー、ドリップコーヒー、缶コーヒーに共通して感じるのは、

生豆からの煎りたてコーヒーに比べて圧倒的に味、風味が薄いのです。

ですから、人によっては濃い味のコーヒーが苦手な人もいるので、

そういう方にはぴったり合うコーヒーと言えましょう。

 

最近、うちで煎るコーヒーに関しては、奥さん用には薄めるようにしています。

面白いもので、薄くしても、その薄さの中でのおいしさがきちんとある。

また、牛乳を入れることでの味わいの変化も非常に楽しいです。

牛乳がおいしいと、そのおいしさがきちんと比例して引き立つんですよ。

 

さらに味覚の変化はコーヒーだけにとどまりません。

私はここ数年はウィスキーを飲んでいるのですが、

そのウィスキーの味に関しても今まで以上に味わい、個性が感じられるようになりました。

 

ウィスキーもストレート、割り方の比率で味がまったく変わりますが、

 

 やっぱおいしいウィスキーって、割って薄らいでもしっかり味わい、香りがありおいしいんですよね。

 

今はサントリーの角瓶をメインで飲んでますが、

以前からおいしいと思ってたけど、さらにおいしいと感じるようになりました。

角瓶で充分おいしいから、高級なウィスキーはいらないって感じ。

 

自分の家でもコーヒーを淹れるけど、外でも飲みます。

旅先など、喫茶店でその店のオリジナルブレンドを飲むのはひとつの楽しみ。

 

 それぞれの店の哲学による、味の結論が飲めるわけですからね!

 

自分が目指すコーヒーのゴールも見えてくるかもしれません。

うちで淹れれば 80円くらい。お店で飲めば 700円くらいと随分高価ですが、

試行錯誤の結論が楽しめると思うと決して惜しくはありません。

 

てなわけで。

軽い気持ちでスタートしたコーヒーという趣味は、

ただ飲み物を楽しむだけではなく、人生を豊かにしてくれています。

 

次回はコーヒーグッズのお話しをしようと思います。

最近、アニメ化されてたのね。

 

しろあです。

 

ゲーム機、PS2のエミュをうちのPCで動かせるようになりました。

実機動かすのは場所とるしなんだかあるけど、PCなら手軽でいい。

なにせDVD(CDもある)をisoへ変換しハードディスクに取り込んどけば、

ディスク交換の手間もいらない。

私は『PCSX2』という定番エミュを使ってるけど、起動したときにソフトのランチャーが表示されるので、

ゲーム起動も快適。

これを機会に、ハードオフや駿河屋(ちょうど近所にできた)でジャンクソフトを漁ってみました。

 

100円で『キングダムハーツ』や『FF10』のようなRPG、

『桃鉄』、『ぷよぷよ(15周年記念版)』なんかもあり、

かなりみんなでも楽しめるゲームがそろいました。

 

その中で。

発売当時気になってたけど結局遊ばなかったゲームがあったのでゲット。

それが『デビルメイクライ2』。

DVDが2枚入ってて、男の子と女の子主人公の二つのシナリオが遊べるとのこと。

ちょっと気になるんだけど、「1」はゲームの評価高いけど、「2」はクソゲーの声もあるんだよね。

 

 ……クソゲーでした。

 

要求するアクションの難易度が高く、しかも視点が見づらくクリアができない!

いやいや、それはやりこみ要素で充分、極めたいマニアのためのサブにして、

メインのシナリオは誰でもクリアできるように調整しててよね! って感じ。

 

ゲームシステムはいいし、アクションもカッコイイし、ゲーム自体の下地はいいのに残念。

 

で、名作である「1」を追加で手に入れたのでこちらを遊んでみることに。

 

 

 ……こ、これは、面白い!!

 

まず、舞台が大きなお城。

そのお城の中を探索するのが面白い。謎解きもあり、なんかバイオハザードを思い出す。

ストーリーは一本道、細かくセクションに分かれていて、そのセクションごとのクリア条件を満たせばOK。

謎解きが難しいセクションはちょっと時間がかかるけど、そうでなければ10分弱で終わるものが多く、

サクッと遊びやすい。

 

操作に慣れるまではボス戦が特に難しいけど、

結構お助けアイテムも充実しているので、自分のプレイスキルに応じて縛っていけば、

初心者から上級者までしっかり楽しめる絶妙な難易度調整。ここがうまい!

 

ストーリーはB映画っぽい感じ。

昔悪魔の戦いがあって、世界を救った悪魔の息子が主人公。

表向きは何かお店やってるけど、悪魔退治の裏稼業もやってる。

そこに謎の美女がやってきて、世界を滅亡させようとした悪魔が復活するからやっつけて、

と依頼される。

謎の美女に連れられて悪のお城にやってきた主人公。

お城の謎を解いて悪い悪魔をやっつける! というシンプルなストーリー。

 

ハリウッド映画を意識した演出は、バイオハザードのカプコンお手の物。

かっこいいんだけど、微妙にダサくて、その中二病な感じも遊んでて楽しめました。

 

やりこみ要素もしっかりあるので、

クリア後もゲームとしてかなり遊べるようになってます。

縛りプレイで難易度を上げて遊ぶのもよし。

一周目で手に入れたアイテムが持ち越しなので、

そのアイテムを駆使して序盤から無双するのもよし。

キャラを限界まで育てるのもよし。

クリア後に提示される隠し要素をいくつクリアできたかのリスト。

それを埋めるために城の中を探索しまくるのも楽しそう。

 

いやはや、長く楽しめる、素晴らしいゲームでした。

 

……だけに、なんで「2」はクソゲーになっちゃった?!

一応、あとでまた遊んでみようと思うけど、やっぱり途中であきらめちゃうかも。

買ったの、100円だしね。