秋晴れに恵まれて 最高のカフェ日和となった１１月６日、
年に一度開催の「ベルリンカフェ」が ビンチェーロを会場に行われました。
早朝から ボランティアの面々が 続々と到着するや否や、
最後の仕上げにかかります。
東屋は アニマルリンクフリーマーケットや食品の販売会場となります。
あとは、商品の届くのを待つばかり。
大江の郷さんのパン、大藤パティシエさんのザッハトルテ、
そして、今回初めての参加、かちゅー湯さんの「開運稲荷」は、
出来上がり次第運ばれます。
初めての出店のお一つ、フェリーチェさんは、なんと、
キッチンカーに石窯を積んで、八頭町産の材料を使ったピザが売りです。
ジェラートもありますよ。
焼き立てピザは 受け取るなり頬張りたいのは山々ですが、
残念ながら現場での飲食ができないので 皆さん、お持ち帰りです。
ドッグランでの光景。
以下、ほとんどを 説明文なしでご覧いただきます。
タロット占いでご存じの環さんが、この度は、
アクセスバースというヒーリングショップを出店。
チュロスとクレープのお店も出ました。
美味しかったですよ。
まだ記憶に新しい保護犬のモグちゃんや保護猫ちゃんの写真を転写した
クッキーも目を引きます。
ステンドグラス雑貨のお店
コロナ禍で 二年ご無沙汰だったブリスミックスのメーカーさんも
おいで下さいました。
フードのご相談に応じておられました。
まだ試していない方も サンプルをお渡しして、今後ご利用をお勧めしています。
鳥取では ビンチェーロが初めて扱ってきた商品ですが、
クレームや疑惑も無く、リピーターさんを増やしているフードです。
試してみたい方、当店でサンプルを預かっておりますので
どうぞお気軽にお求め下さい。
毎年 お世話になっている ほんにゃら洞さんのお弁当は
手のかかったおかずのバランスも好くて、とっても美味しいと毎年、
一番早く完売となります。
去年 ありつけなかった方は 今回 到着するなり注文して、
早々と確保しておられました。
見たことある子が来ているなと思ったら、何年か前に
ビンチェーロからカニスさんでの管理を経て
ようやく譲渡されていった旧名クロちゃん（現在、クール君）でした。
元気に尾を振って とっても嬉しそうに愛想を振りまいていました。
貰われていった保護犬に再会できるのは とっても嬉しいことです。
なんと、この日の朝には 最近 カニスさんから譲渡された
オセロ君も訪ねてくれたのですが、あろうことか、なんたることか、
カメラに収めた画像が全てピンボケでして、
ここにご紹介できないのが口惜しい限りです。
オセロ君、飼い主さん せっかく来てくれたのに 本当に申し訳ないことで
ごめんなさいね。
明るくて元気そうで 粗相も ほとんど無いらしく
毎日楽しく暮らしているとのご報告に安堵しましたよ。
メイン駐車場では、揚げない鶏手羽先や鹿野町産のお米でつくったおにぎり、
犬も食べられるおやきなどを販売しておられました。
昼用にと買いましたが ついに この日は 夜まで飲まず食わずでした。
こちらも嬉しい再会！！
夏に 鳥取市の保健所収容施設に居た折に
職員に遊びに連れてきたもらった黒柴ちゃんが
なんと、遊びに来てくれたのです。
ご縁あって、鳥取東部のご家庭に引き取られたそうです。
あの時のあの子が 優しいご夫妻に大事にされていると知り、感無量です。
おそらく出産経験もあり 若くはないようですが、今度こそ
最期まで幸福に守ってもらうよう、私も精一杯お支えしたいと思いながら、
大満足の嬉しい再会を喜んだ次第です。
これはお分りでしょうか。
野良猫などを捕獲する「捕獲箱」というものです.
野良猫問題を解決したいと望む人々に是非とも聞いていただきたい
お話が始まろうとしています。
猫を好きになってくれなくてもいいから
その命を容赦なく排除しようとすることだけはやめてもらいたいですね。
野良猫は迷惑な存在かも知れませんが
そうさせているのは他ならぬ我々人間ですから、そこのところ
正しく認め、人にも猫にも、そして社会にも納得のいく手法で
この問題を解決しようではありませんか。
早く聴きたい、どうか教えて、と お話を待つ人々。
鳥取市生活安全課の担当者さんによる TNRの話が始まりました。
捕獲箱なんてめんどくさい、手間のかかることはしたくない、
金は出したくない、というバリアを張っていては、
永遠に野良猫問題は終わることはないでしょう。
誰にでもできることから始めましょう。
担当者さんの熱い語りと、実際に 野良猫問題、捕獲や譲渡に
長年関わって尽力中のモンタ犬猫ネットワークさんの経験談も
大いに参考になったはずです。
バッグからのぞく虎ちゃん。
なかなかにリアルですが、これは アニマルリンクショップの
フリマで買われたものです。
食器、小物、玩具、便利グッズ、衣類、犬服、犬具など、
いろんなものが出展され、そして買われていきました。
到着するなり、受付の募金箱に喜捨する方あり、
たくさん買い物をして 支援金を落として下さる方あり。
犬猫を保護できないから せめてと思って下さる方々もおられ、
本当に ありがたくて頭が下がる想いです。
さらには、このイベントを無事に完了するまで 前準備から
脚を運び 汗を流し、お手伝いいただいた方々、当日、高齢を顧みず、
立ちっぱなしで売り子を担ってくれたお仲間、
売り上げの多くを支援金に提供いただいた出店者の皆様、
惜しげなく品物を出品して下さった方々、
イベントのポスターやチラシを貼ったり、配布したりで
集客宣伝に協力いただいた方々、日々の診療でお疲れなのに
救護班でお時間を割いて下さった獣医師先生、
さまざまなところで 多くの皆様にご尽力いただき、
まことにありがとうございました。
幸いなことに、怪我やトラブルも無く、無事に
このイベントを終了することができました。
来て下さった方々にも厚く御礼申し上げます。
小さなイベントではありますが、多くの人の祈りによって
十年以上続けられている大切な集いなのです。
身近な犬猫という命を どれも大切に最後まで守られるようにと願いながら
それに関わる飼い主と言う名の人々の意識を さらに高めるために
また来年も開催しようと思います。
お疲れさまでした。そして ありがとうございました。
※ 今回は まことに口惜しや、愛用のカメラの調子が良くなくて、撮った写真の多くが使用できませんでした。写しながらも、掲載できなかったワンちゃんたち、ごめんなさい。