アップロード(シーズン2)を見た

 

 

私は自分の生まれてきた場所を間違えたとよく考える。

田舎が嫌で、もっといえば日本が嫌だった。

 

海外ドラマを見ては、家(建物)や世界観…道路にまで胸が躍る。

 

海外旅行をしたこともないどころか県から出たことも殆どないのに

それなのに強く憧れる。

映画やドラマは海外のものしか見ない。

 

今日はアップロードシーズン2を見た。

 

 

 

 

アップロードという海外ドラマは、亡くなった人の魂を死後、レイクビューというところへ転送して保存しておくドラマ。

 

送られた魂はレイクビューで、自分好みの建物に住み、豪華な食事やテニスコート、プール、ジム…1日中をマッタリ優雅に過ごす。生きている親族にも会える。

不便や不都合なことがあるとエンジェルと呼ばれるレイクビューの社員がバーチャルなアバターを使い、いつでも快適な生活の手助けをしてくれる。

まるで人間が創った近未来の『天国』

 

 

 

 

でも、それが出来るのはセレブな人だけ…

 

 

レイクビュー(死後の世界)にも貧富がある。

 

毎月セレブはギガの使い放題を購入して優雅に暮らせるけれど、余裕のない人は2ギガコースを買う。ギガを使い果たすと食事もなく着る服すら無くなり、そして翌月までフリーズする。

 

 

 

 

何が言いたかったのかと言うと、

 

生まれた場所、そして環境で人生がある程度決められていて

それを自分の力で変えていくことは不可能だ。

ドラマのように自らの手で人生を切り開くのはとても困難で奇跡だということ。

そのチャンスにすら恵まれない人が殆どだ。

 

この世には平等なものなんて1つもない。

 

命や時間ですら平等ではない。

 

そしてそれは誰かがリセットしない限り、ずっと続いていくものだと。