そこにある日々

そこにある日々

そこにある日々をつらつらと


最初から


壊れているものなんて何もなかった

救わなければいけないものなんて何もなかった

何一つ

傷ついてもいなければ

穢されてもいなかった







花がゆれる


一輪

蝶が舞う

一匹

笑顔になる

一人





大きな木に背をもたせ

ちらちらゆれる木もれ陽の中
命の呼吸を見るともなしに見ている

吹く風が髪をゆらし
風の中に森を感じ
風とともに残像が去っていく

何も足さない
何も引かない