真夜中

 私の孤独な夜

 泣き濡れ

 心に雨が溜まる


 悪魔のような あの娘がいった


 “独りがいいと泣く癖に ひとりは嫌なのね”


 “泣けば、誰でも甘やかしてくれるとでも思ってるの?”


 “別に、そんなこと、望んでいないくせに”

 

 “お前は愛が欲しいのか? 一体、何が欲しい?”
 


 

 ...


 欲しいもの...?



 私は

 一体、何が欲しいんだろう。




 わからない