雨の夜

 一晩中

 貴方の腕のなかで 濡れていたい


 




 飾らない私のまま

 濡れることしか 出来ない

 素直な、貴方を感じるままの私で


 

 



 ひとりで 濡れたい夜もあって


 貴方を想いながら

 濡れる私は

 



 カラダは満たされるけど








 



 心までは満たされなくて



 寂しさが溢れてしまうの



 


 



 
 今宵も哀しみの華が咲く


 ヒトリの夜に