乙女
純情

💘VIRGIN💔



破られ











今日は

私が






なんか

今日は

何時もより

口数が
少なくて


貴方が私を
見詰める

時間が
長くて


私は

それが
何の合図なのかが

わからなくて


いつものように

KISSがしたいのかなって

思ったから

瞼を閉じてみた




ちゅっ。




今日

1

貴方との
ハジメテのKISS



いつもなら

ここで離れて
また他愛も無い話をしたり

音楽聴いたりする

はず

なんだけど



私の太ももに

手が添えられてる

優しく触れるか触れないかの

微妙な感じで



体勢を倒され

見上げて

彼を
見詰める



段々

中へ

中へ


手が

這い上がってくる










ガーターベルトのレースが
彼の指に
引っ掛かった



スカートを
ほんの少し捲られ


中を覗く

瞳の奥に

ギラついた

🐺

発見




『はぁ-...もう勘弁して。
なんでこんなん履いてくんの??
優しくしたいのに出来んくなるやろ,アホ』

なんて

困ったように笑う

貴方の表情に

胸がドキッとした。


『優しくしてくれるなら...
続き,付き合ってあげてもえぇよ?
どないする?( ´艸`)お馬鹿サン💓』

なんて
揶揄って
可愛くも無い
誘い文句。を投げる私


内心
(こっからどうなるんだろう)

好奇心が勝ってか
煽ってしまう


ちょっと不安もあるんだけど

ハジメテは痛いし

血が出るみたいなこと
聞いたことあるし。

って,考えながら。





事は進み


はじめて
誰かに触れらる

秘密の花園


布越しに
指先でなぞられ


ちょっと
逃げ腰になっちゃうから


『怖いならやめとく??』

なんて言葉が
彼の口から溢れる

今すぐにでも
摂って食い付きたい顔してる癖に
笑っちゃう


( ´艸`)





『別に怖くない』

そう答えながらも

ハジメテを迎える前に

ちょこっとだけ

自分自身

触れてみたりもしたことがある

その時は

ただ
入口が
濡れただけで

気持ちよさはなかったんだけど


好きな人の
指に触れられてるだけで
その指先の熱を感じて
ナカが欲しくなってきちゃう
これが女の性


なんて


また

集中せずに
他のことを考えてたから

彼は少し
拗ねた声で

『他の奴のこと考えてないよな?』

って。

そうだった
彼との恋の始まりは

慰め合いから
始まってしまった

お互い傷を抱えた者同士。


不安になると
彼は何時も聞いてきた


『まだ 彼奴を忘れられない??』



彼と付き合う前に

KISS止まりで終わった

切ない恋があった。


チューリップ黄報われない恋チューリップ黄

本気ではなかったけど...



目の前にいる

彼も

本気ではないのだけれど


...



彼の不安を無くす為に

そっと

自ら深く

口吻した

甘えたフリして

舌先入れて

絡ませて


『良い子ちゃんなら私に集中

なんて

秘密にしてる心を
隠して、上手く誤魔化せた。


そこからは

スムーズに

とは

いかないけど

彼は

ハジメテではないから

女の扱いには慣れてる
(つもり)

私は

ハジメテ。
(コレがハジメテ)

何となく

この人でいいかなって。

受け入れた



ただ

何も感じない



あの時

止まった

ままだから


☔︎





...



🐺