日本蜜蜂の巣を襲うモンスズメバチ | 白鳥碧のブログ 私のガン闘病記 38年の軌跡

白鳥碧のブログ 私のガン闘病記 38年の軌跡

私が過去に体験したことや、日々感じたこと等を綴っていきます。
37歳の時に前縦隔原発性腺外胚細胞腫瘍非セミノーマに罹患しました。ステージⅢB
胸骨正中切開手術による腫瘍全摘、シスプラチン他の多剤投与後、ミルクケアを5年間実践して38年経過しました。

スズメバチがニホンミツバチの巣を襲おうとしていました。


                                                         拡大して見てください

普通巣箱で飼われているミツバチは西洋ミツバチで、Apis mellifera Linne  メリフェラと呼ばれています。(アピス・メリフェラ)

日本産は野生ミツバチと呼ばれていて、この動画のように、よく電信柱の中に巣を作ります。

ニホンミツバチは   Apis cerana japonicaですが、ニホンミツバチには3typeあって、動画のミツバチは A. cerana japonicaです。
これは雄蜂で腹部全部が黒褐色です。


                                       動画の巣で採集した個体 拡大して見てください

もう1つは腹部各節に黄褐色帯があり、更に腹部2~3節が黄褐色で末端が黒褐色のタイプがあります。

巣を襲おうとしているスズメバチは、モンスズメバチです。

     モンスズメバチ  上野高敏氏撮影   九州大学大学院   農学研究院  生物的防除研究施設 お借りしました。

モンスズメバチ  Vespa crafro flavofasciata

Vespaは蜂、crafroはスズメバチ、flavofasciataは「黄色い帯のある」と言う意味です。

ヨーロッパから日本まで、広く分布しています。主にセミを獲るために、セミの消長と共に近年その数を減らしています。

昆虫採集と言うと蝶や甲虫、或はトンボなどが話題に上りますが、蜂は非常に面白いものです。
その形態の美しさや生態の多様性は、蜂族の生存意欲とでも言うようなものが、時に怠惰を決め込む私達人間に、無言の示唆を与えてくれているように思えます。

雀蜂。花蜂。穴蜂。土蜂。泥蜂。筒蜂。葉蜂。木蜂。姫蜂。狩人蜂。葉切蜂。寄生蜂。小繭蜂。

蜂に励まされるようです。
蜂は素晴らしいです。




今日の話は昨日の続き今日の続きはまた明日



白鳥碧のホームページミルクケア