(元報道ギャラリーバー開店記)

(元報道ギャラリーバー開店記)

7月にリビア内戦を取材。エジプト革命やアフガン、アチェ紛争も過去に取材。昨年にTV報道D職を辞し、写真修業中。そして友人と“日本初”となる報道写真を飾った和酒ダイニングバーを清住白河に開店!が・・・

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辺見庸さんの新刊『瓦礫の中から言葉を わたしの〈死者〉へ』が

出版されたそうです。

読みたい…けど、他に読もうと思って買った本が溜まってる^^;

(僕は殊に本好きではないというのが多忙以上の理由かと思いますが^^)


辺見さんは僕が昔から崇敬するジャーナリスト?です。

以前、それを先輩に言ったら「青いな…」と言われました。

そして僕は心の中で「(あんたは知らないからだ…)」と思ってましたw


″知らない”と思ったのは、

こういったら平伏しそうなほどに辺見さんに対し恐縮なのですが、

僕はその先輩にはない、辺見さんとの“共通点”を持っているからです。

それは″死にかけた”こと。

否、僕は本当に3度、心肺停止を経験し、″死んで”います。

辺見さんもガン闘病で死との対峙を経験していて…

夏目漱石の「こころ」なんかもそうですが、

人は肉体的にも精神的にも“死”という最終局面に接した時、

感性が最大限に機能するんです。

極限まで研ぎ澄まされるような感覚です。

(ちなみに僕は無宗教…強いて言って神道かな?って感じですが^^)


…じゃあ、なぜ同じ経験をしているのに

僕と辺見さんに違いがあるのか?

漱石とも・・・


それはその″脳内を文章化する能力”なんですね。

これは、“人に伝える”という職能として致命的欠落ですw

でも僕は心の中で「まだ若いから仕方ない…」と自分に言い訳してますがw


ちなみに、僕は4歳のころに交通事故で一週間ほど昏睡状態に陥り、

19歳の時にはこれまた10トンのミキサー車に轢かれるという交通事故で

普通の人間らしく動けるようになるまで全治4年(といっても後遺症あり)

で一ヶ月以上に渡り生死の境をさ迷い、

日本で初めての″交通事故による人工肛門”となり(もう治ってます^^)

昨年にもアフガニスタンで滞在していたホテルの風呂場で一酸化炭素中毒になって、

もがき苦しみながら死んで(落ちて)10分ほどの心肺停止→心臓マッサで復活

→身体機能完全停止でアフガニスタンで丸一日一人氷河期…

を経験しています。


…僕には命日が三回ありますね^^;


だから、こんな風に書くとただの親不孝な感もありますが、

どれにしろ僕は”誰か”(医者、家族、友人、知人、ホテルマン…)に助けてもらったのであり、

だからこそ、僕は(他)人の尊さ、その繋がりのありがたさ、

その人生における大きさ、大切さ、それらが人一倍

身にしみているのだと感じています。

そしてだから、日本とは縁遠い紛争地などの人々にも

僕は単に“捨て置けない”という感情を抱き、

取材へ行きたい、伝えたいと思うんです。


それは僕自身が“誰かに助けてもらった”あるいは

“生かしてもらっている”という感情が強いからだと思います。

そして“生きる”ということに対する概念的な意味合いとしては、

自分の命を最大限フル活用することを厭わないというより、

そういうことをすることにしか

本当の“生”を感じなくなっているのだと思います。


…と、まあ疲労困憊の状態で飲みながら書いていたせいか

脱線していきましたが、

こういう考え方を“青い”と言われるなら、

僕は一生、“青い”ままでいたいです。


実は今日、当店のことである番組の取材を受けました。

僕がガッツリ出演^^

でも「お店紹介☆」みたいな番組ではないので

告知は控えます。朝の早い番組ですし、

このブログを読んでくださってる方にわざわざ観てもらいたい

内容でもないので^^;

もっと「このお店ステキ☆」みたいな番組に出演した時に

告知させて戴きます♪


で、タイトルの話題なんですが

よく仕事をご一諸させて戴いた国際ジャーナリストの大野和基さんが

フジテレビ「ナダ―ルの穴」1月23日放送に出演されます!

あのノ―ム・チョムスキーやアーミテ―ジ元米国務副長官など

世界の名立たるキーパーソンを取材しまくってる、

どこかアングラでも超硬派なちょー凄腕ジャーナリストです。

個人的なお付き合いでもとても面白くて大好きな人格者☆

そして「ナダ―ルの穴」はかなり面白い番組です!

前回の長沼さんの話なんかホント面白かったんですよ!!

あの番組から出演依頼が来るなんて。。。

やっぱり大野さんて…って感じですw

是非、ご覧あれ!

http://www.fujitv.co.jp/nadalle/


ちなみに大野さんとは複数の番組でご一緒させて戴きましたが、

一番想い出深いのがクラスター爆弾禁止条約締結までの道のりを描いた

ドキュメンタリー番組でしたね。

アイルランドに一ヶ月近く大野さんと一緒にいました、国際条約会議の密着で。

僕はその時、音声兼AD兼たまにサブカメで派遣されたんですが、

国際条約がどのような過程を経てどのように

結ばれていくのかを草の根でずっと追っていたので、

あんな面白い経験はなかなか無いというほどの素敵な想い出の一つなんです。


(・・・こういうのを思い出すと、

少なくとも僕はイイ会社にいたんだなとしみじみ思います。

普通、こんな経験も、こんな世界的大舞台の裏側をここまで知ることもできませんからね、

それがたとえ外交官でも)


と、とにかくまあ、そんな長い取材の間に

上司そっちのけで

大野さんとはたまに“遊んだ”んですね^^withこれまた今でも仲良くしてくださっている

カメラマンのKさんと一緒にww

そんななか「石川が一人前のディレクターになったら3人でたっのしぃー取材やりたいね☆」

なんて言って戴いてて、結局僕は一旦ギョーカイを去ってしまった状態なので

縁もないまま実現していないのですが、本当に“ありがたい””心強い”と

思った良い想い出の一言です。


まま、とにかく大野さんは“露出の無い”陰のウルトラ・ジャーナリストなんです^^

ナダ―ルの穴という番組は本当に一般の人、否、各分野での専門家ですら

知りえない情報を持っている超コアな各分野の専門家に

千原Jr.が話を聞くという番組なので、

それからジャーナリスト代表として出演オファーが来たというのは大野さんらしくもあり、

さらに個人的な感想としては「やっぱ大野さん、”何気に”スゲェ―!」って

不要なことまで書いてしまう感じなほどでしてw

まあ、絶対に面白いはずなので観てください、1月23日放送の「ナダ―ルの穴」!


必見ですよ!!


大野さん、このままメジャー路線で行きましょうよ^^






先日、僕の前職の先輩方や上司などが7割で二階が埋まったんですが、

そんな方々から

「おまえ、北朝鮮行かないか?」とのお誘い?自爆テロ?のお声掛けが・・・w

今日もデザイナーのお客さんから北朝鮮関係の話題を振られましたが

・・・やっぱり旬ですね、金正恩。

新体制でどうなるのか、ジョンウン君は一体、どういう人物なのか・・・

これからの東アジア情勢を左右しますからね。

で、いまだ謎多き人物・・・

僕はそんな彼の意外な一面を知っている情報ソースを掴んでもいるのですが。。。

個人的な人間関係問題で地団太状態w

でもそんなことより・・・


北朝鮮への渡航。


オープンして一カ月もたっていないのに

そんな自爆テロ、出来ませんw

いや、気持ちはすごく行きたいんですけどね。。。

人間はまず、“生きる基盤”こっちのが大事なのです^^;