私の伯父や伯母が亡くなったときは、葬儀に参列するため、電報を送ったことはありません。

 だんなの伯父や伯母が亡くなったときは、毎回電報を送っていました。

 とにかく実家が遠いため、

「帰って来なくていいよ。電報だけ打っといてよ」

 という感じです。

 

 だんなの親戚なので、電報の台紙をどうするかきくのですが、もちろん相場が分かるような人ではありません。

「ちょっと高いのでやっといてよ」

 という感じでした。

 

 担当者からも、

「こういう台紙がお勧めですよ」

 と言われると、弔電だけに「もっと安いのでいいです」とは言いにくいです。

 自分の身内ではなく、だんなの身内ということもあって、3,000円くらいの台紙を選んでいました。

 

 

 母が亡くなったとき、だんなの兄弟から電報をいただきました。

 「兄弟の配偶者の親」と、「配偶者の伯父や伯母」って、関係性で言ったらけっこういい勝負かなと思うのですが、ふと思いついて電報の台紙を見てみました。

 あまり、高級感の感じられない台紙でした。

 今はネットで何でも調べられるので、500円の台紙だとすぐにわかりました。

 

 500円かー……。

 そうか、そんなものか。

 というのが正直な思いです。

 だんなの伯父や伯母に3,000円の台紙って、ちょっと気張り過ぎたかなと思いました。

 

 今後は、もし電報送ってという連絡が来たら、500円のでいいかなと思います。

 もっとも、だんなのおじさんやおばさんはほとんど他界されてしまったので、もうちょっと早く分かればな、と思いました。