昨年7月に立ち上げた「蠍城の麗人プロジェクト」も、あと一週間足らずで終演を迎える。

次回作は全く白紙の状態だけど、蠍城が終ったらすぐにでも次に掛かりたい。

ここ数年、自分が書く戯曲への取り組み方が変わったと思っている。
慎重であり、臆病。

内容がペラペラなものを書いてやしないか。
目先のウケだけを狙ってやしないか。
人間を描けているか。
自分の信念に基ずいたものを活字にできているか。
面白いか。

いろいろ評価は分かれるところではあるけど、やはり僕は「僕が観て面白いと思う作品を作れているかどうか」にこだわりたいと思っている。
それこそが担うべき責任だとも思う。