最近何かと問題になっておりますね、ブラック企業。


サービス残業や休日出勤、過酷なノルマなど一口にブラックといっても問題は様々だとは思うのですが、僕にしてみれば、それってそんなに問題なの?と思うのですよ。


僕が21歳の時に初めて就職した会社。


ちょうど新しいブランドを立ち上げた時期と重なってたというのもあってか、仕事がやまのようにあって、ほぼ毎日終電で家に帰ってましたし、休日出勤もしてました。


給料もそれほど高くはなかったですし、有給?なにそれ食えんの?って感じでした。


が、僕はそれをきついともひどいとも思ってませんでしたし、むしろ逆に感謝してました。


だってね、大学も出てなけりゃ経験もない若造に営業なんて仕事を教えてくれるんですよ。


本来ならこちらからお金を払って教えてもらわなければいけないものを、なんとお金支払って教えてくれる!これ話だけ聞いてたら詐欺と疑われても仕方ないでしょう。


しかも小さい会社だったんで、営業以外にも出荷や経理まで一人で担当してました。


そのおかげで自分で独立した時、なにも困ることがありませんでした。


これがもし中途半端に大きな会社に就職し、そこが下手に規律守って、営業だけしか仕事をしらなかったとしたら、独立後大層苦労してたことでしょう。


グッジョブ、若い頃の俺!遅くまで仕事してた甲斐があったな!と心の中で親指立てましたもの。


そもそもブラック企業というのは、仕事のできない甘ったれ視点からの評価であって、ブラックでも必要とされる人材は取り立てられ優遇されていくんちゃいます?


もしくはブラックだと割り切って、ノウハウだけを吸収して、転職や独立に活かせばいい。


自分の能力のなさや覚悟のなさを棚に上げて、ブラックというひとくくりで企業に責任転嫁するのはいかがなもかと思いますけどねぇ。


男たるものあえてブラック企業に就職して短期間でスキル身に付けたる!くらいの気合いが欲しいものです。


特に就職活動で出遅れたり、僕みたいに学生時代何も考えずにスタートラインに立つことさえできなかった人たちの受け皿であり、再スタート地点、それがブラック企業なんですよ。


まあ、僕が最初に就職した会社は、その後社長が借金抱え込んで夜逃げ、倒産、ヤクザが乗り込んでくる!


と、本当の意味でのブラック企業になりましたので、そちらはあまりお勧めしませんが。


ブラック企業で一旗揚げてやる!なんて気合い入ったお方は、どうぞご連絡下さい。