『私たちはそんなに単純じゃない』
大島智子の個展のコンドームは出されてた。同じような光景を彼氏の家で見た。きっとあのゴミは増えていくんだろうな。
サインに並んでる人、本当に文字なんて読んでない人もいて薄っぺらいなって。
女の子は可愛いもんじゃない
あの空間は可愛くなんてなかった。とても好きだけど可愛いとは思えなかった。
ツイッターで見かけたようなインスタ映えは私のカメラロールには存在しなかった。
でも本当はもっともっと佳苗さんにはいろんな思いがあるんだと思う
でも、この個展のタイトルはyoursだから主観で捉えることにする
本の山、ゴミ、脱ぎかけの服、空のペットボトル、可愛いゴム、私の部屋かなって思えるのに、違うんだよね、可愛いなんかじゃなくて奥底にある人間らしさというか、クズな部分というか、それがそれを含めて完成してるものが縷縷夢兎だと思って私は接してきたのだけど、この考えもインスタ映えに繋がるなら私も間違ってました。
薄っぺらい人間が薄っぺらいかわいさ求めてるのかなって
本を買ったらサインしてもらえるっていうからミーハーみたいになるのも嫌だったし捻くれてて面倒な女だから帰りました。
これが、私の縷縷夢兎個展に行って帰り道書いたメモ。佳苗さんの縷縷夢兎に出会ったのは何がきっかけだか覚えてないけど(多分大森靖子の絶対少女のアルバムのジャケ)少なくとも2014年には知ってて、好きだった。「マフラー欲しいけどテスト期間だから都内に行くの親が許してくれないの( ; ; )」って言ってたら、当時オタオタしてたおじさんが「僕が東京住んでたら買って来てあげたのに」って言ってきた思い出。あの頃全然伝わらなかった。
気がつけば2018年になっててインスタ映えって言葉まで存在して、SNS上でみる縷縷夢兎は存在しないって私が言った理由っていうのが、私は空気も含めて個展ってものは大切だと思っている。シャッター音、話声、それも含めて1つの作品。だから写真になったそれは写真を撮った「私」の作品であり、SNSのために加工する。それはもう私の作品だ。だからyours なのかなとも思った。
メモに書いてる通りなんだけど、私はあの空間が好きだけど可愛い!!とはならないかな。
大島智子さんの個展で入場特典だったかわいいコンドーム、私も部屋にあるからなんか嬉しくなったな。
私の加工して作り上げた縷縷夢兎と、カメラロールの縷縷夢兎、両方載せるね。