ついにiPhoneを買いました。
Androidも通称「8円携帯」と呼ばれたauのIS01を持っており、
通常の携帯も持っているので、携帯3台持ち。
維持費が大変かなーと思いつつも、スマホは両方とも回線契約をしていないので、実質0円。
ネットをしたい場合は、自宅につないでいるフレッツ光の無線LAN(Wifi)の電波を使用している。
ネットサクサク。回線料金月5000円のみ!
でも、それでは外出したときに使えない。
道を調べたいときにGoogleMapにアクセスできないのは不便そのもの
ただスマホはアプリの開発の試験用マシンとして買ったモノなので、回線料金を払うなんてもったいない。
動けばいいんです。(と割り切りました)
スマホは面白い。今じゃ暇つぶしのほとんどをスマホにらみに使ってる。
それはともかく、経験を積んだIT技術者の方と話をすると、これからはパソコンではなくスマホの時代。オフィスにパソコンを置くのではなく、タブレット端末を置くことになる、という意見をしばしば耳にする。
にわかには信じられない話。
ただこういう逸話を耳にすると、ひょっとするとと感じる。
・Windowsが発売されたとき、IT技術者は「こんなオモチャみたいなソフトが業務で使われることはない」と感じた。(そのころのWindowsはすぐにフリーズしたため、信頼性がなかった)
・パソコンがでたとき「こんなチャチなマシンが、業務で使えるはずがない」と感じた。(それまで業務には”メインフレーム”や”ワークステーション”と呼ばれる大型ハイスペックのマシンを使用していたため)
今はとても業務には使えないだろう、と感じるマシンでも、取って代わる可能性をはらんでいる。そのマシンがニーズを満たすものであったならば。
この革新の系譜でいくと、昨今のスマホブームは一過性のものではなく、これからのコンピュータ市場の主役が変わる転換期ということになる。スマホやタブレット端末にて、全業務が行われる日が近い将来やってくると。
本当にそうなのだろう?
これからのメインストリームになる可能性があるということは、スマホにそれなりに利点があると言い換えていいとおもう。パソコンに対して、スマホやタブレット端末はどう有利か。
ひとつ、パソコンは操作が複雑になりがちだ。
様々なことが出来る反面、操作も複雑になり、簡単なことを実現するだけでも複雑な操作が必要になる。
対するスマホ勢は、数えるほどのことしかできない代わりに、複雑な操作は一切必要ない。
たとえばソフトのダウンロードを例に挙げてみると、パソコンの場合、
ブラウザを立ち上げる→
検索エンジンで目的のソフトのキーワードを入力→
紹介ページが現れるのでダウンロードリンクを探す→
ダウンロードする→
保存したものを解凍する→
インストーラーでインストール(違うソフトもあり)→
スタートメニューなどから起動
6,7ステップの操作が必要になる。
さらに、初心者にはダウンロードしても保存先がわからない、事前に解凍ソフトのインストールが必要などのハードルが存在する。
対するスマホ(iPhone/iPad)では
iTunesを立ち上げる→
検索ボックスに目的のソフトのキーワードを入力→
ダウンロードをタップする→
トップ画面から起動
4ステップで済む。保存先の心配もなければ、解凍する必要もなく、インストーラーの選択肢に悩む必要もない。
IT技術者ならともかくも、ネットとメール、SNSを主に使うライトユーザーにとって、どちらがよいツールかは一目瞭然。
もちろん、簡単に操作できるということは、そのぶんできない分野も多い。
たとえば、iPhoneやiPadで表計算ソフト(やプレゼンテーション作成ソフト)を立ち上げ、グラフをもりこんだ綺麗な提案書をつくるなどは、逆に手間がかかってしまう。
文字数の多いメールを打つ場合も、パソコンのほうが有利だし、メールの整理もパソコンのほうが効率がいい。タップ操作というのは、キーボード/マウス操作より、使いづらい。
さて、業務で使うコンピュータではどちらが有利か。
パソコンに軍配が上がりそうだ。業務の主たる作業は、書類や資料の作成にメール送受信。これらをスマホで代行すると、パソコンよりも手間がかかってしまう。
だから、自分はやっぱり、これから先もオフィスにパソコンが消えることはないと思う。
その上で、気になる存在がある。Googleが出しているGoogle Chorme OS。五年後くらいにはWindowsは淘汰され、ChormeOSにオフィスの机上は塗り替えられてしまうのではないか、という気がする。
GoogleはスマホのAndroidOSを無料配布している。当然、スマホの「良さ」を熟知しており、欠点も承知している。
まだ市販店では見かけていないが(サムスンが6/15日に販売はした)、Google Chorme OSはパソコンの汎用性と、スマホのユーザビリティ(使いやすさ)の両方を満たすモノだと思う。(そのうえWindowsと違い無料!)上記したアプリのダウンロードも(iTunesと同じように)Chrome Web Storeというソフトで一元化されるそうだ。
すると、次のオフィスの覇者は、パソコンのようだけれどちょいと毛色のちがうマシン、クラウド上にデータを貯めて、いつでもどこでも高速に立ち上がるChorme OSパソコンが最有力では?
ITに関わる者なら誰もが考えてること。
だけれども、あえて文章にしてみた。自分の考えを整理するために。