Always and... -2ページ目
君とは社会人2年目から同棲を始めた
最初はなんだかぎこちなくて
君が
「ただいま」って言うのが
恥ずかしそうで
でも、それが幸せだった
おそろいは増える一方で
はぶらし、マグカップ、箸
おちゃわん、枕、ネックレス
指輪・・・
君がここを出て行ったその日から
何ひとつ片付けられないでいるのは
なんだかまた
「ただいま」って
君が微笑んでくれそうで
そんな君に居場所を残しておかなきゃなんて
思っているからだった
いくら待っても
戻ってこないことくらい
わかってた・・・
でも、そろそろ片付けなきゃ
次に進まなきゃとも想い始めてる
もう一度
君と出会うことから始められるなら
僕はその時
今よりは成長していたいから
そして
取り戻したいものが僕にはあるから
Always and... を最初から
君を失ってから
僕の生活は色を失うばかりか
同じことのリピートで
時間はすぎていった
朝、起きる
仕事をする
夜、寝る
ただそれだけ
感情の起伏はなく
ずっと底のほうを行ってるだけで
一喜一憂なんて
今の僕にはなかった
だけど同時に
あの頃だって同じ事のリピートだったんだと
思い知らされる
ケンカして仲直り
ケンカして仲直り
・・・
君がいるかいないかの違い
たったそれだけで
こんなにも違うものなの かと
思わずにはいられない
ねぇ、今なにしてる?
・・・また無意識に君に話しかけていた
Always and... を最初から
君の事を思い出してみる
君はマキ
笑顔がほんとうに飾らなくて
目をくしゃくしゃにして笑って
声は大きい
だけど好き
優しくて
小さなことに気付いて
それとなく僕を支えてくれる
いや、そんな大げさなことではなく
たとえばラーメン屋に行って
わりばしをすっと取ってくれるとか
鼻をかみたいなと思ったら
ティッシュを差し出してくれるとか
そんなこと
そこが好き
手は小さくて
いくら握ってもすり抜けてしまいそうで
だけど温かくて
ぎゅって握り返してくれて
それが好き
キスしたがるくせに
ほっぺにすると
照れて顔を真っ赤にする
そこも好き
夜の電車
何も言わず僕の方に頭を乗せる
そんなとき決まって
ふふふって小さく笑う
そんな時間が好き・・・だった
時々してたモーニングコール
寝ぼけてるのに
「切ろうか?」って聞くと
「やだ」って甘える
「マキ」って呼ぶと
僕の名前を呼び返す
僕は愛されてることを実感してた
そして好き
君の事
思い出せば思い出すほど
想いが募る
君という人を嫌いになるなんて
僕にはできそうもない
Always and... を最初から

