ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)

 

 私は東京23区以外に住んだことがないので、他の地域がどういう状況なのかは知リませんけど。今まで住んだ中野、新宿、品川、大田のどこも、近くに多くの個人病院や診療所が乱立していました。まさに乱立状態です。

 

 そして昨年、私鉄沿線に引っ越したのですが、やはり驚くほど多くの診療所や個人病院があります。のみならず、この一年三ヶ月の間に、いくつもの歯科や内科が開業しました。

 

 コロナ禍が始まった頃、日本は個人病院が多いからベッドを確保できないと、開業医の団体である日本医師会が批判されました。ヨーロッパでは国立の大病院が主体で、日本のように街に個人病院があまりないのです。

 

 でも、個人病院が多いのはすごく幸せなことだと思うのです。国民皆保険制度に守られ、風邪を引いてもすぐに近所の医者に診てもらうことができるなんて、本当に恵まれていますよ。

 

 ただ、次々に個人病院が開業する中、一つだけ見当たらない診療科があります。それは小児科です。もちろん内科で診てもらえますが、小児科を前面に出した個人病院は少ない。というより減る一方です。

 

 これは街の個人病院のみならず大病院でも同じで、小児科を廃止するところも出ています。小児科医自体が減っているのです。まして、開業する医者はほとんどいません。親が開業していれば、後を継ぐこともできますけど、子どもは小児科医にならないことが多くて。

 

 子どもを診るのはとても大変で、訴訟を起こされることも多い上、人数が少なくて経営も難しいからです。一方、はやるのは整形外科と眼科。どちらも高齢者が相手ですから、患者も多いし。

 

 一度、駅前の整形外科に行ったのですが、ものすごい混みようでした。ほとんどの患者は高齢者で、受けるのはリハビリです。治りはしなけれど、理学療法士によるマッサージなどを受けに通うんですよ。

 

 長女が住んでいるのは、駅からバスに乗らなくてはならず、大規模マンションだけが林立しているようなところ。商店街もなく、大手スーパーと商業施設がドカンと建っているような地域です。

 

 正直、どうしてこんな不便なところを選んだのかと思います。価格と広さを優先したらそうなったとか。ただ幸い、小児科だけは近くにあるのです。あそこがなかったら大変でした。

 

 でも自分の歯科治療には、バスに乗って駅前まで通っています。私は、ああいう不便なところでは暮らせません。と言うわけで、ギリギリ東京23区の築古オンボロ高齢化マンションで暮らしているわけです。

 

 娘の住んでいる地域は子育て世帯がほとんどで、うちの近辺は半分が高齢者です。昨日は駅に向かう途中の一軒家の前で、いつもタバコを吸っているおじいさんが、血を流して倒れていました。

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