父が亡くなってから一年。
これまで、骨は家の仏壇で祀ってきた。
でも明日、ついにお墓へ納めることになった。
父の肉体がこの世から無くなり、
そして骨までもお墓に入ってしまう。
そう思うと、もう二度と失うような気がしてくる。
父は真面目な人で、いつも家族のことを気にかけてくれていた。
時にはその優しさが重く感じることもあったけれど、
今思えば、それも愛情の形だったのだと思う。
父が残してくれた家やハウス、
そして困らないだけの技術。
全部、今の自分を支えてくれている。
ありがとう、父さん。
同じ父親として、自分も子どもたちに、あなたから受け取った
その気持ちや愛情の深さを伝えていきたい。
安心して見守っていてほしい。