米国産精肉日本向け11月は牛肉は微減、豚肉は微増


 

 米国食肉輸出連合会(USMEF)が日本及び香港・中国向け2020年11月実績を発表した。

 

 それによると、米国産牛肉の対日輸出は数量ベースで前年同月の2万4036トンから2万3871トンと微減であった。金額ベースでは2%の減少で1億5750万ドルだった。

 1月から11月までの累計では28万954トンと前年の28万7090トンから2%の減少。金額ベースでは18億552万ドルから17億7345万ドルとこちらも2%の減少であった。

 ただし、16万5000トンで輸入3位のメキシコ、22万8000トンで2位の韓国を抑え、日本は米国最大の牛肉輸入国の位置は確保した。

 

 

 一方、米国産豚肉の11月の日本向け輸出量は前年同月の3万2594トンから6%増加して3万4676トンだった。金額も、1億4639万ドルで前年の1億3653万ドルから7%増加した。

 

 1月から11月までの累計では34万568トンから35万3638トンと4%の微増。金額では6%増の14億8565ドルだった。

  

 

 米中間の取引については前月同様米国発香港と米国発中国本土向けでは差が大きく広がってきている。

 

 牛肉については、中国本土向けの1月から11月の累計は、前年比277%増加の3万3081トン、金額でも239%増の2億3779万ドルであったのに対し、香港向け累計は数量で7%減少の7万7680トン、金額では10%減の6億680万ドルであった。

 

 豚肉についても、中国本土向けは1月から11月までの累計で、前年比94%増の91万7392トン、、金額で101%増加の20億9571万ドルであったが、香港向けは数量で54%減少で3万7616トン、金額では38%減少して8524万ドルであった。

 

 

 香港については経済の停滞もあり、減少に歯止めがかかっていない。一方中国本土向けは牛肉、豚肉ともに、出荷の勢いが維持され、前年比でも大きく増加を示している。

 

 香港向けの豚肉の出荷量は減少傾向にあるとはいえ、香港、中国本土向けの豚肉の入荷量の合計はメキシコを抜いて世界第一位であり、その輸入量は米国出荷数量の35%を占めている。