Lille | ひだまり日記

Lille

「 Lille(リール) 」


フランス北部、ベルギーお隣、フランスで第4番目に大きい街です。




クリスマスの疲れが、ほどほどに取れた頃


慰安(?)一泊旅行へ行ってきました。




当然、フー運転で(笑)。




「雨の街」という皮肉な名前を持つなど、いっつも雨が降っているというこの街。




やっぱりこの日も例外じゃなく・・・


大雨じゃなかったので、よかったとしよう。





到着したのは、すっかり日が暮れた17時。


まずはホテルへチェックイン。


休憩もそこそこに、乾いた喉を潤すため、街へ向かいました。




ここはベルギーのお隣・・・・沢山の大好きなベルギービールがある!!(アルコール度数10度とか)


やっぱり、ビールでしょうビール



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「いやー、うまいっすね。」


ちょっと怖いな、この顔・・・







レンガつくりの町並み、ふとした隙間から見え隠れする雨で黒光りする石畳など


いまや、りっぱな工業都市と聞いてきた私は


なんだか思っても見なかったクリスマスプレゼントをもらったような気がして


嬉しくなったのでした。


そういえば、歴史文化都市の称号が与えられた都市と、どこかに書いてた気が・・・



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パリは、歴史が残った街とは言え


それが、どんどん近代化されていく様は、街のあちこちに見えます。


もはや本当にパリらしいパリって、


街という規模ではなく、界隈という小さな規模でしか残ってないように感じます。




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広場横のパン屋






首都として


いたしかたない社会競争の中、無くなっていくそれらを横目に寂しいな・・・と思っていた私にとって


それがこの街は、しっかり歴史が街として残されていて、


行政、市民の街への誇り、そしてやっぱり沢山の安心を感じました。





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また、学生都市としての顔も持つこの街では


学生らしき沢山の若者をあちこちで見かけ、パリとは違う素朴な可愛らしさ。


なんとなくホッコリドキドキ




みんな、この街が大好きなんだな~。




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広場には大観覧車(相変わらず速度早っあせる)、大きなクリスマスツリー





実はこの街、特別な地方料理はないけど、


ベルギーに近いということで(さっきからそればっかし・・・)ムール貝を食べました。


パリで食べるよりも、塩気を抑えた味付けで薄味の私にはピッタリ。


揚げたてフリット(フライドポテト)とともに、文句なしに美味しかったです。




そして翌日は、また同じコースを散策しました。


昨夜は暗くてよく見えなかったからね~



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やっぱり雨。






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北部に行けば行くほど、街の雰囲気がイギリスっぽくなる。





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10時頃から、ボチボチ店が開き始めます。





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パン屋さん。ノエルのデコレーションが可愛い!!







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フランスで、ルーブルの次に大きいと言われる市立美術館。


大作もちょっとあるけど、ルーブルの作品コレクション規模とは比べ物にならなかったので、


ちょっと期待はずれ。





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オペラ前の広場。


この街には、あちこちにメリーゴーランドがありました。木製がまだあるんだって!!




がんばって歩いたけど、ちょっと雨も強く疲れたので、一先ず退散。


しかーし、この雨の中、どーしても海が見たいというフーの申し入れに、シブシブ次の街へ移動カゼ





車を走らせること1時間、到着した先は



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イギリスへの出入り口、「Calais(カレー)」


イギリス行きの船は全てここから出ます。






数年前、イギリスで学生をしていた頃、バスでフランスへ渡って、帰りはこの港からだった時


学生VISAを、担当者の不合理な主張で消されたことがあった。(これ本当に大変な問題でした叫び


再申請に、10万円!!


「くそ~、いつかリベンジしてやる~!!」とか、思いながら、早数年。


同じ土を踏んだ私は、すっかり悔しさなど忘れてしまい、「そんな事あったなあ~」と思い出にシミジミしていた。


「気持ちは時間が解決」


これって本当だわ~目




とまあ、内容濃きプチ旅行でした。


本当に、Lilleはキレイで、工業都市と旧市街が上手に共存している、ほっこりできるオススメ都市です。


私ももう一回行きたい。ってか、住んでもいいかも・・・


しかし寒かった~、冬はマイナスなので、防寒お忘れなく~べーっだ!




プチ情報ひらめき電球


2010年、リールの近くの町ランス (Lens)にルーブル美術館の分館が建てられるらしいですよ~。


しかも、日本人建築家です!!