この言葉は、私の支えだった。
けど、この言葉で 1歩踏み出そうとしている仲間を苦しめていたのかもしれない。
先日、ねるの卒業が発表された。
他のみんなは事前に聞いていたらしい。
私だけ、何も知らなかった
すぐには受け入れられなかった。
今だって、「嘘だよ〜笑」とか言ってくるんじゃないかって思ってしまう。
今日がエイプリルフールだったらいいのにって何回思ったかな、、
今泉、愛佳、よねが卒業して...
ねるもいなくなっちゃう、
そんなの信じたくなかった。
平手:会いたい...
ピコンッ
理佐:5分待って。
誰かに会いたくなって、
気づいたら理佐のトーク画面を開いていた。
なんで理佐だったのかなって思ったけど、
すぐに返ってきた返信を見て、そういうことか と思った。
何が そういうこと なのかもよくわからないけど、なんか...そう思った。
こんな時間に連絡して、すぐに来てくれる人なんてそういないだろう。
理佐がメンバーから慕われてる理由がよくわかる。
ちょうど5分後、ドアの向こうから「入るよー」と聞こえた。
平手 「理佐っ_!!」
理佐 「おっと、、」
急に飛びついたのに、ちゃんと受け止めてくれた。
まだ3cmくらい理佐のほうが背が高い。
尾関に甘えてるところを見てると、理佐も末っ子なんだなーなんて思うけど、やっぱり私にとってはお姉ちゃんだ。
理佐 「寂しいね...」
私を抱きしめたまま呟いた理佐。
そのときの表情が私よりもずっと辛そうで、
ねるの卒業が一気に現実になったような気がした。
平手 「嫌だ...なんで?だいじな人、みんないなくなってく...」
メンバーには泣いてるところを見せたくなかったのに、涙がどうしても止まってくれない。
理佐 「.....っ、」
りさ...
背中に回されている腕に力が入ってて、
肩が震えてる...。
顔を見るために少し離れようとしたら、さらに強く抱きしめられて、 小さな声で「だめ...見ないで」と言われた。
理佐 「平手...ごめんね、なにもできなくて。 っ、悔しい...」
平手 「、お願い...理佐は、いなくならないでね。?」
理佐 「...大丈夫だよ」
無理やり作られたその笑顔は、切なくて...儚くて、
いなくならないで という私に
返ってきたのは、「うん」 ではなく 「大丈夫」だった。
その大丈夫は...信じていいよね。?
終わり