随分前から書きたかった事がありました。
ナカナカ時間が取れず、ってゆーか、書きたいことが沢山ありすぎて、どうやって書こうか悩んでるうちに止めてしまうってパターンです、ハイ。
アタシは介護の仕事をしています。
↑なんだイキナリw
そんな中でお年寄り(お婆さん)との会話。
「私こんなふうになっちゃって情けないわ。誰かに手を引いて貰わなければトイレにも行けないなんて…」
介護が必要となったお婆さんは自分を情けないと言うのです。
アタシは
「情けないなんて思わないでください。
お婆さんがね、先に年を取っただけで、アタシもいつかは誰かに手を引いて貰わなきゃいけなくなるんですよ。
他の人より先にそうなっただけで、皆んな同じなんですよ。いつかは皆んなそうなるんです。
情けないなんて思わなくていいんですよ。」
と、答えた時がありました。
逃げ恥を観ていた時、百合ちゃんの言葉に
( ゚д゚)ハッ!
コレってアタシが言ってた事と同じ意味!?
って驚きました。
『自分に呪いをかけないで。そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまいなさい』
百合ちゃんは年下のポジモンに言っていましたね。
年上であるお婆さんに年下のアタシが言った言葉、立場は逆ではあるけど同じ意味なんじゃないかなぁって思うんです。
お婆さんにだって若くて綺麗で輝いていた時があった。今は介護が必要であってもその道を歩んで来た事には間違いない。
情けないとか、若い人に対して負い目に感じる事など何もないと思うんです。
若人はお年寄りを馬鹿にしたり、邪魔にしたり‥‥そんな人ばかりではないですが、中にはいるのかも知れないけど、いずれはそんな人も歩む道なんですよね。
お婆さんに
「情けないなんて言う人がいたらアタシがぶっ飛ばしてやります!」
って言ったら
「嬉しい!頼もしいわ~!」って
抱きついてくれるんです。
あー、この仕事してて良かった!って思える瞬間。
介護の仕事は決して綺麗な仕事ではないけど、人との触れ合いや、忘れてはいけない大切な事を教えてくれる仕事なんじゃないかなぁって思うんです。
理解ができる利用者様ばかりではありません。
暴れる人も噛み付く人も沢山居ます。
だけど、接し方1つ、言葉1つで穏やかに過ごして頂けるのです。
その人の事を考える。これでもかっ!ってくらい考え、沢山知ろうとする。
沢山寄り添い触れ合っていく。
そうすると、そんな恐ろしい呪いから逃げることができるんです。
平匡さんとみくりさんもそうでしたね。
『何度も何度も呆れるほど
見捨てずにノックしてくれたのは
他の誰でもないみくりさんだ』
『僕は みくりさんを下に見たことはないし、
小賢しいなんて思ったこと
一度もありません』
お互いの呪縛をお互いに解き合うことができたんですよね。
今更の話になってしまうけど、逃げ恥って凄いドラマだなって。人の一生、介護の現場にまで共通するというか、響いたドラマってそうそうないですよね。
あー、言葉がヘタクソなのが悔しいゎ。
もっと上手く書きたいのに…
のに…