このシリーズは、色彩生活カラースクールに入校してから今までの色を学んだ日々の軌跡を綴っています。
検定の知識があるにもかかわらず、初めて学び始めたスクール仲間達の目に見える成長をみて、色を学ぶ姿勢を改めないといけないと反省した前回の私。
以降、苦手なカラーカードともしっかり向き合うようになりました。(時間制限が苦手だったので最後まで苦戦したけれど)
そしてもう一つ、私がステップアップしたなと思ったのが、カラー提案のプレゼンテーション。
提案・プレゼンと聞くと、「うわぁ…私にはハードル高い…」と思われる方もいらっしゃると思うのですが、
なぜその色を提案するのか、なぜその色を選んだのか、
人にスラスラとうまく説明できることが素敵なのではなく、自分の色選びの根拠をしっかりと表現することができるようになることが、ここでの学びのとっても大切なところ
これは、普段の色選びにとても活躍するんです
なぜ私はこの色を選ぶのか、自分の知識の引き出しから自分なりのワクワクするこだわりを持ってファッションなりインテリアなりを選ぶことができるようになれば、日常でたくさん生かすことができますよね
なんとなく周りで流行ってるから、似合うと言われたから、周りの尺度や評価されたものを、自分のフィルターに通さずにそのまま身につけたり選ぶのって、なんだか楽しくないじゃないですか。
もちろん流行っているもの、似合うものを取り入れることが悪いと言っているわけでは全然なく、
周りに合わせることが安心感を得るためだったり、周りからの視線を気にして安定したものを選ぶ、そのように自分の気持ちを介さずにものを選ぶよりも、自分なりに色の知識や素材のイメージを引き出しから選ぶことで、主体的にそれらを楽しむことができるんですよね。
なのでプレゼンの授業は、そんな自分の色選びについて相手に丁寧に伝えることで自分の普段の色選びの整理にもつながり、とっても充実した授業になります
・・まぁ、授業を受けてるときには、そんな俯瞰した視点はもちろん持ててなくて毎回必死だったんですけど笑
そして、カラー提案で楽しい!と感じたのが、リサーチの時間
カラー提案をするために、提案する人(自分が提案をする人)を自分なりに深堀りしていくのですが、
どんな人かな?どんな家に住んでるだろう?どんな仕事をしてる人?どんな趣味を楽しんでる?と、人物像を作り上げていく作業が楽しかったです
ある分野のカラー提案をした際には、ダンディなおじさまを設定したこともあり古本屋に行って、表紙が革ジャンを羽織った男性モデルさんの雑誌やスポーツカー、ごっつい時計など、男の趣味満載の雑誌を読んでみました
その人がどんなライフスタイルを送っているのかが感じられ、その人になりきったような感覚が得られて、まるで新しい扉を開いたようでワクワクしました
このように実際に足を運んで体感することで、カラー提案にも厚みが出てくるように思います。
仲間達もそれぞれ調べた情報を元にカラー提案をしていて、とっても参考になりました
自分だけでなく他の生徒の発表も聞けるし、それぞれ先生からのフィードバックをもらえるので、とってもお得な気分です
人生で初めてのカラー提案も無事終了
そのプロセスも含め、私にとってまさに冒険に満ち溢れた色の世界がさらに開けた瞬間でした。
Part7へ続く。
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ライター・デザイナーへと自分らしい人生が開けていきました
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