*Cinema diary*-レッド

『レッドクリフ Part I』

公開 : 公開中(11/29鑑賞)
監督:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン
   金城武
   チャン・フォンイー
   チャン・チェン
   ヴィッキー・チャオ
   フー・ジュン
   中村獅童
   リン・チーリン
  

西暦208年。曹操軍に追われる劉備軍は孫権軍と同盟を結ぶため、軍師の孔明を孫権のもとに遣わした。しかし孫権軍では曹操に脅威を感じているものの非戦を唱える臣下が多く、同盟は容易に成立しそうもない。そんな中、孔明は赤壁で孫権軍の司令官・周瑜と出会い、そのカリスマ性に魅了される。一方の周瑜も孔明の人柄と戦術眼に驚嘆し、その存在を意識するようになる。そして二人は信頼を深め、共に戦う事を決意するのだった。


評価 ※☆5つで満点

ストーリー:☆☆☆
映像   :☆☆☆☆
キャスト :☆☆
音楽   :☆☆☆☆


感想 ※ネタバレあるかも注意

原作は、ゲームや漫画で触れたことがある程度で
詳しい内容はあまり知らなかったのですが
ハリウッド映画のような、エンターテイメントとして
楽しむことのできる作品でした。
賛否両論あるみたいですが
『三国志』の内容を全く知らない人には
「?」な部分があるというか
初めから言ってることわかんないんじゃない?と思いましたけど^^;
名前とか覚えにくいしねww

アクションシーンや戦闘シーンは迫力があってよかったと思います。
キャラクターそれぞれの戦い方があって見ていてとても楽しめたし
背景にある大自然も綺麗でした。
キャストでかっこいいと思うのは金城さんくらいだったけど
戦ってる姿はみんなかっこ良かった。
騎馬はやっぱり迫力があるねー

周瑜の妻、小喬の女優さんがすっごく綺麗だったな~
お肌が白く澄んでて艶のある髪
まさにアジアンビューティーだったw
リン・チーリンて方らしいです。モデルさんなんだね。
画像いろいろ見てみたけど写真によって
全然表情が違うしメイクも違うから別人みたいです。


Part Ⅱは4月公開予定。
また映画館に観に行っちゃうかな~



HP:「レッドクリフ」






ジブリ

『久石譲in武道館
 ~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~』


鑑賞日:8/5
出演:作曲・指揮・ピアノ:久石譲
   管弦楽:新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ
   合唱:栗友会合唱団 / 東京少年少女合唱隊
   ゲストヴォーカリスト:藤岡藤巻と大橋のぞみ / 林正子 / 麻衣 / 平原綾香

音楽家の久石譲さんが8月4、5日の両日、東京・九段の日本武道館で
宮崎駿監督作品の音楽を一挙に演奏するコンサート「久石譲in武道館」を開いた。
追加公演を含めた3公演はすべて完売で、約3万人が来場した。
200人のオーケストラ、800人の合唱団、100人のマーチングバンドを従え、
「崖の上のポニョ」など9作品を演奏した。

コンサートの幕開けは、2人の出会いとなった「風の谷のナウシカ」。
巨大スクリーンに映された映像をバックに、
これまで演奏されることが少なかった空中戦の場面の曲も披露された。

*感想*

一月以上前の公演の感想になりますが、
全ての音が耳に残っている感覚があります。
久石さんの音楽はどれも大好きで、もちろんジブリも大好きで
こんな公演をいつかやってくれると信じてました。
この公演の広告を偶然目にし、すぐにチケットを買おうと思ったら
即日完売;;間に合いませんでした。
そんな時にまたもや偶然母親が新聞で追加公演の広告をみつけ
無事チケットを購入することができました。
全公演完売。やっぱり久石ファンはたくさんいるのですねー

では、演奏順に感想をちょこっとのっけていこうと思いますw

1984年 『風の谷のナウシカ』

映像とのリンクで始まった監督と久石さんの始まりの曲。
壮大で力強い音の中にナウシカの優しさが混じり合い
切なくも美しいメロディーに鳥肌が立ちました。
私が生まれる前の映画の曲でありながら古く感じさせない。
新鮮さがいつまでも残るメロディ。

1997年 『もののけ姫』

公開順と思いきや違いました。
この構成も彼ならではなのかな?
スクリーンにあの美しい映像が流れながらの生音は時を忘れる。
アシタカをのせたヤックルがかけるあの力強さと
屋久島をイメージにしたあの美しい景色
太鼓と日本古来の旋律で見事にマッチしてました。

1989年 『魔女の宅急便』

ジブリ音楽の中でも私の大好きな曲があります。
それは「海の見える街」魔女の宅急便で流れる曲です。
この曲が始まった時は涙が出そうになるくらい
懐かしい気持ちになりました。
キキの思春期を繊細で明るいメロディで表現し
かわいらしい少女の気持ちが心に映りました。
しゃべれなくなったジジがスクリーンに映ると
なんだか切なくなった。
だけど最後に彼女は微笑む、少し大人になった証拠だね。

2008年 『崖の上のポニョ』

ちょうど公演の中盤にポニョ。
歌うあの子がかわいらしかったww
この時はまだポニョを見ていなかったのが残念なのですが
やっぱりどこか子供を意識したメロディでした。
耳に残る感じ。
ポーニョ、ポーニョポニョって残るよねw

1986年 『天空の城のラピュタ』

私が一番好きな作品。あの世界観が好き。
「人がゴミのようだ」は有名な台詞。笑
パズーがトランペットで吹く曲を中高生くらいの鼓笛隊が演奏
「君を乗せて」コーラス隊が大合唱
すごい迫力なんですが、丁寧に歌っているのが伝わってきました。
ただ残念なのは私が好きな曲が聴けなかったこと
タイトルはわからないのですが、テーマ曲みたいなやつです。
あれ聴きたかったなー

1992年 『紅の豚』

とってもムーディーでしたw
マルコのダンディーな感じを醸し出してました。
大人の色気を感じる素敵なジャズ。
カップルでバーで聴いたら良いと思う!

2004年 『ハウルの動く城』

哀愁漂うワルツでロマンティックな大人の愛を表現。
きっと愛がテーマになってる作品ですよね。
ソフィーの母性のような乙女のような愛を深く感じるから。
あんな風に人を愛せる女性になりたいw
最近は愛するより愛されたいと思いますがw

2001年 『千と千尋の神隠し』

アカデミー賞を取り日本を代表するアニメとなった千と千尋。
平原綾香がゲストで出演しこの日初めて
エンディングで使われた曲に歌詞をつけた「ふたたび」を披露。
透き通った声に聴き入ってしまいました。癒されたー
私の好きな挿入歌に歌詞をつけた「いのち」
という歌も歌ってくれました。
この歌は戦争を歌った歌です。
もともと好きだったメロディに
素敵な歌詞がついてさらに好きになりました。
今でもたまに聴いては毎回いろいろ考えさせられます。

1988年 『となりのトトロ』

永遠の名作!!
小さい頃何度見ても飽きずに
見たがってしょうがなかったと母が言ってました;w
ビデオをすり切れる程見てたようです。
そういえばいくつか
台詞が言えるくらい覚えてるシーンもあるw
「となりのトトロ」が流れると後ろで小さな男の子が
一緒になって歌っているのがかわいかったなー^^
いつまでも子供達に愛される作品なんだって改めて感じました。
この曲を聴くとエンディングの
3人の背中が目に浮かんで泣きそうになります。
音はいつまでも記憶に残るんだよねー
その時の記憶が蘇るってホントだねって思う。


みんなは思い出の曲ってありますか?
聴いた時に思い出すのは辛い記憶?楽しかった記憶?
どんな記憶でも人それぞれの記憶に残る音楽があるって素敵だよねww

香りも同じだよね。香水とか覚えてる。
だから好きな人に会う時はいつも
同じ香水をつけていくといいらしいよww
だって私は街で同じ香りを感じると思わず振り返るもん…笑

久々に長い文章を作ったよー
最後まで読んでくれた人ありがとうございました☆

魔法

『魔法にかけられて』

公開 : DVD発売中(8/2鑑賞)
監督:ケヴィン・リマ
出演:エイミー・アダムス
   パトリック・デンプシー
   ジェームズ・マースデン
   スーザン・サランドン
   レイチェル・コヴィー

  

『美女と野獣』、『アラジン』など、数多くのプリンセス・ストーリーを生み出してきたディズニーが、全く新しいプリンセスを誕生させた。心優しいアニメのプリンセス、ジゼルが実写の世界に迷い込み、本当の愛について学んでいく。ジゼルは、動物と話が出来、突然ミュージカルのように歌い出し、ピンチを切り抜ける、ディズニープリンセスの集大成といえるキャラクター。しかし、ラストでは予想外の選択をする、メッセージの隠し味がされたファンタジー。主演は、『キャッチミー・イフ・ユー・キャン』のエイミー・アダムス。おとぎ話には欠かせない意地悪な継母を演じたスーザン・サランドンの怪演にも注目。監督は『102』のケヴィン・リマ。


評価 ※☆5つで満点

ストーリー:☆☆☆
映像   :☆☆☆
キャスト :☆☆☆
音楽   :☆☆☆☆


感想 ※ネタバレあるかも注意

ホントは映画館で観たかった作品でしたが、
時間が合わず観れなかった映画が
なんということでしょう(ビフォーアフター風)
早すぎるくらいのDVD化
最近はホントにDVDになるのが早いね。

ファンタジーの中に現実味を加えたストーリーが
今までとは違うディズニーの一面を
見せてくれたような気がします。
かわいくてコミカルでキュンとなる恋と
切なくて胸が苦しくなるような大人な恋と
子供も大人も楽しめるストーリーになってると思いました。
でも恋愛ものってその時の自分の恋の状況で
見方って変わるんだって思った。笑

また今までのディズニー作品がいろいろ混ざってて
それを見つけたときが楽しいww
『シンデレラ』とか『美女と野獣』とか
プリンセス映画はどこかしらに入ってた気がする。
久々にディズニーのプリンセス映画が観たくなったw
たまには現実逃避っぽくファンタジーに浸りたい。笑

王子様はもう少しかっこ良くあって欲しかったけど
あれってあえてのあのキャラですよね…
ヒロインはホントにかわいかった!
プリンセスにしっかりなりきってたしw
カーテンで服作ったり素直なリアクションしたり
純粋さが伝わってきてまさにプリンセスだった。
だから女優さんの年齢を聞いたときはびっくりした。
確か27、8って聞いた気がする。
あんな風にかわいく年齢を重ねていけたらいいなー
子供ちゃんもかわいかったよ。
ちょっとませてるところが
ジゼルとの関係にいい味出してた。
一緒にお買い物に行って二人でいろいろ話して
そんな二人が微笑ましかった☆

最後ヒロインは二人の男性の間で悩むんだよね。
その悩みが今の自分の悩みと少し重なって
なんか切なくなったよ;w
やっぱり映画でも言ってたように
デートしたりランチしたりいろんな話をして
相手を知らなきゃなんだよね。
改めて言われて、そうだよねって思った。
この映画観てちょっと考えさせられた。
そう、ファンタジーと思いきや
現実的な恋愛映画なんだよね。

私の王子様は、どこにいるんでしょう。笑


HP:「魔法にかけられて」