保育園花梨が2才になる少し前に、保育園に預けることになった。遊べるほどの余裕も無かったからとうとう昭弘が爆発した。ほんとは幼稚園まで花梨と一緒に過ごしたかったけど、昭弘はもう我慢できないみたい。仕方なく花梨を預け、働ける場所を探すことになった。
生活苦花梨が生まれて、昭弘は4トンから10トン車へ変わった。少しでも収入が良くなるように。それでも、生活はギリギリだった。少しでもお小遣いを増やせるようにと、食費を押さえても、おかずにケチをつける。お小遣いが少なければキレる。毎日ケンカが絶えない。お金の切れ目が縁の切れ目なんてよく言うけど、ほんとその通り。私と昭弘の溝は深まるばかり。
寝る子は育つ花梨は本当に手のかからない子だった。一ヵ月健診を終えた頃から、夜も8時間寝てくれた。夜泣きに悩まされることもなく、ずっと朝まで眠る。ちゃんと呼吸しているだろうかと、返って不安になるぐらいだった。