ちょうど約一年ぶりに弓道の審査を受けてきました。


コロナの影響で3月の頭から道場が閉鎖になってしまい、6月から人数制限などのいろいろな規約ありで再開したものの、こわくてずっと行けずにいました。

道場は再開したものの、審査や射会は引き続き中止になりました。

9月中旬、久しぶりに道場に行きました。

半年ぶりの弓道。

ゴム弓すらほとんどしていなかったので、少し引いただけですぐに疲れてしまいました。引き方も感覚も忘れている状態からの再開。全然出来ない…。

だけど、やはり弓道楽しいです。

弓道のことだけを考える時間、無心になれる時間が好きです。


久しぶりに会えた道場の方たちとの交流も楽しい。

道場の雰囲気、先生方、仲間たち…この空間がやはり好きだ。


半年も引いてないのだから、徐々に慣らして行こう。

道はまだまだ長い。

引けることに感謝。


そんな中、10月頃に11月に実施される審査のお知らせが来ました。
弓を再開してから間もなく、稽古不足は否めない。
受けるかどうしようか迷ったけれども、今回学科試験は事前に問題が提示され答案用紙に解答を書き、審査当日に提出。さらに四段審査は通常、着物で行い男性は肌ぬぎ、女性はたすき掛けを行うが、今回は着物ではなく稽古着で行うとのこと。


迷いましたが、チャンスは無駄にしたくないと思い、受審することを決めました。



当日、決められた時間に入館し、控え室で待機した後、第三控えへ。第二控え、第一控え、入場へ。


今回は五人立ちの落ち前(四番目)でした。

安定の緊張、緊張、緊張。

手に、脇に、汗が半端ないです。

手も足も震える。


一本目。

緊張して、震えながら、力みながら、ガチガチで放った射。


…中りました!


自分が一番びっくり!


中ったことに動揺して、座った途端さらに心臓がバクバクしてきました。


もしかして、もう一本中れば合格?!


ヤバい、落ち着け、落ち着け、自分!!


中ると中るでこんなに動揺してしまうとは…。



足もガクガクして、力が入らない。

跪坐が出来ない。足の親指で支えられない。

足が限界になり、正座になってしまいました。

立つ時も、足が痛くてボロボロ。

そのことでさらに動揺。


落ち着け、落ち着け、と言い聞かせながらも全然落ち着けず、一本目よりもさらにガチガチの射をしたと思います。(動揺?緊張し過ぎて覚えてない…)



二本目。

外れました。

高さは悪くないけど、的からやや右の方にずれました。



あーーーーー

もう本当にメンタル弱い!弱すぎる!

悔しいーーー


翌日に結果が出ましたが、四段に合格することは出来ませんでした。


一手の難しさを改めて実感。

中ればいいものでは無い、二本中ったから合格するってものでは無いことも分かっている。

だがしかし、中らないと話にならない。


二本中てたいよーーーーー


欲が出ちゃうとダメなことも分かっている。



やはり、メンタルなのか。

精神鍛えないとダメなのか。

場数を踏まないとダメなのか。

どれだけメンタル弱いのか。

自分の弱さを実感する。


…強くなりたいです!


この思いを、悔しさを次に生かすんだ!

次こそは合格出来ますように!!