東北学院大学教授 下館和巳さん(塩竈市出身)の亡き妻で、フォトグラファーである中村ハルコさんの写真展を、この10月13日(水)から24日(日)までの期間、「ふれあいエスプ塩竈」を中心に市内3箇所で開催することになりました。
中村ハルコさんは、2000年のキヤノン(株)主催の「写真新世紀展2000」において年間グランプリ受賞、同年宮城県芸術選奨芸術選奨新人賞を受賞しております。その後、2005年1月にすい臓がんで他界されております。
今回の企画は、夫である和巳さんが、ハルコさんの7回忌を節目に写真の展示を承諾、これを受けて彼女を尊敬する人やファンである有志が自然と集まり実行委員会が結成され、委員会として少しでも多くの方に観ていただきたいとの思いから、各イベントを組み合わせて実施できることになりました。10月17日(日)には、和巳さんからハルコさんの思い出を語るトークショーも開催される予定です。
彼女の作品は、透き通った光と愛、生きる活力に満ち溢れており、見る人々に感動を与えてくれます。昨年は、仙台市のメディアテークで彼女の写真展が1日のみ開催されております。どうかこの機会にぜひ塩竈にお越しください。仙台駅から東北本線で塩釜駅まで16分、塩釜駅から徒歩1分、すぐ目の前が「ふれあいエスプ塩竈」です。
シンガーソングライターのハナレグミさんが歌っています「光と影」もハルコさんの写真集「光の音」の影響を受けたようです。
中村ハルコ写真展実行委員会(委員長 現代美術家 すがわらじゅんいち)がお待ちしております。