幼児園チューリップルーム
無償化対象園の署名活動のお願いです。


今年度より政府が3歳から6歳までの幼児について無償化となりまりましたが、幼児園チューリップルームは幼稚園類似施設という枠組みで、対象外です。

近隣には沢山の幼稚園があり、他は保育料無料でチューリップルームでは3万円の保育料をいただいております。昨年、来年度からは誰もいなくなるのではないかという心配がありましたが、保護者の皆様は継続してくださっています。それはチューリップルームで子どもを育てたいという気持ちです。

大変ありがたい気持ちと同時に、身も引き締まる思いです。そして社会に対しての不平等感は否めません。
近年一人ひとりを大切に、と当たり前に言われる保育になってきましたが、1人の個性を認めると言うことは多様性を認めグローバルな考えをもつこと同じです。幼稚園、保育園も様々な形式や方針があります。現代の子どもの育ちを酔様々な形で認めていく成熟した社会をつくりたい。

チューリップルームではドイツの保育に共感し少人数縦割り保育、親御さんと共に学び育ち合う場として、成り立ってきました。チューリップルームを愛してくださる親御さん子ども達のためにも、存続のため応援をよろしくお願いいたします。


*保護者の方が署名活動をしてくださっています。
  無償化賛同者の方は下記のまで
  メールをくださいますようお願いいたします。

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川崎市幼児園類似施設の無償化について
賛同いたします。

と書いていただき
下記までお送りください。

宛先
ilovemytulip☆gmail.com

*氏名  〇〇〇〇
*住所  〇〇市 〇区 〇町 〇丁目

のような形で大丈夫です。
お手隙ですが、
☆を@に変えてください。

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◇幼児教育無償化について(政府への意見書)2019.5

保育現場を経験し、母親になり預けたい園がないので自分で作ろう!と自宅からよりよい保育、園を目指して運営してきました。子ども達が子ども時代を当たり前に過ごせる場所を作ろうという意気込みでしたが、実際子どもへの保育を考える前に見えてきたのは、お母さん(親)の姿です。

20年前は『子どもの喧嘩に親は出るな』の時代でしたが、時代の流れとともに、子どもと親との関係、親が子どもに自立する子育てができない現状となってきています。
原因は沢山のことが入り混じってのことなので、簡単ではありませんが、大きく言えることは、子育てがお母さんだけに任される、責任のある仕事ととなってしまったように思います。子どもは一人では育てられません。

私が幼児の時は、兄に連れられてみそっかす。空き地で遊び、近所のおばちゃんに怒られたり褒められたり。年齢の上の子にいじめられたり助けてもらったりの子ども集団がありました。また、子どもは自由に遊びながらもその周りを近所(地域社会)の大人達に大きく見守られている場の中で育ちました。そして小学校に入学したのです。乳幼児期にその年なりの社会性と人との関わり方を実体験として学んだのです。親の目がいい意味で行き届かず、過保護でも心配られることもなく、心がたくましく育ったと思います。

残念ながら現在、親達は情報が多い世の中で『もし何かあったらどうしよう』という不安でいっぱいの子育てになっています。私は保育士経験があり子どものことは学んで体験もしていました。
が、実際に親になると、生まれたばかりの子の心臓の音を確かめてみたり、夜中に泣き止まない我が子を抱きながら泣いたり、子どもに八つ当たりをしたり、書けばきりのないほど子育てに息詰まりました。お母さんは少なからずそんな想いをしているでしょう。

自分体験や保育現場でのお母さん達をみながら、保育より前にお母さん達が安心できる居場所が必要だと感じています。今の一番のテーマは『みんなで子育て』を楽しもう!です。
子ども達は子どもの中で切磋琢磨して生きていく力をもっていること。親にそれを伝え続けること。お互い様、お陰様の気持ち。人を育てる上で一番大切なのは沢山の人から受ける愛情です。

幼児園チューリップが地域保育園ということで無償化対象外になることに、異論を唱えます。全ての乳幼児を預かる保育施設、幼稚園に平等に無償化を希望致します。
代表 塩沢節子(わたし)



◇ 無償化及び保育料補助の依頼文

私たちは、川崎市が認定する幼児園(幼稚園類似の無認可幼児教育施設で川崎市の基準に該当する施設/こども未来局⼦育て推進部幼児教育担当)のチューリップルーム(〒216-0006
川崎市宮前区宮前平2-9-23ヒカリコーポAB TEL・FAX:044-865-6766、 http://tuliproom.info/
)に通う園児と卒園児の親、卒園児有志です。チューリップルームは宮前区⼟橋で22年に渡り塩沢節⼦園⻑の下で⾃律的な⾃ら考え動く⼦ども、⼈間らしい感情を持つ⾃ら考え動く⼦ども、意欲のある⼦どもを育てて参りました。塩沢園⻑はPHP出版より“⼦どもの「考える⼒」が伸びる魔法の質問“をマツダミヒロ⽒と執筆するなど、チューリップルームの⼦ども達の成⻑だけでなく、現在はやる気を引き出す魔法の質問、⼦育て講座、講演会、ワークショップなど開催しています。昨年10⽉に、⼦育てに関わる経済的負担の軽減を⽬指して、幼稚園、保育園、認定こども園などを利⽤する3〜5歳児クラスの全ての⼦ども、市⺠税⾮課税世帯の0〜2歳児クラスの⼦どもたちの利⽤料が無償化されました(「川崎市幼児教育・保育無償化ガイドブック」より)。しかし、幼児園は地域保育園に含まれる幼稚園類似施設とされるため、“保育の必要性のある“3〜5
歳児クラスの⼦どもに限定されているため、このような施設は実際9時に登園して14時に降園という⼀般の幼稚園と同じように⼦ども達が利⽤しているにも関わらず保育の必要性の確認が無償化の条件になってしまっています。これにより、⾏政における区分の問題から実態にそぐわない条件の必要により、国の理念としての無償化が実現できないことになってしまいます。。私たちは、⾏政における区分に関わらず幼稚園と同様の利⽤が⾏われている実態に鑑み、幼児園についても無償化の実現を求めるものです。既報の通り⿃取県においては、認可や無認可の幼稚園や保育園に当たらないため無償化対象とならない森のようちえんに対して独⾃に37,000円/⽉の⽀援の実施を決めております。国の⽬が届かないのならば、神奈川県や川崎市という市⺠に近い政治と⾏政によって⽀援が⾏われますようお⼒添えをお願い申し上げます。

〜チューリップ保護者さまより