みんなが楽しみにしていた、
お芋パーティの朝!


「ひまわり組(年中、年長組)は
    手伝ってね〜
    まずは、お芋洗って〜」



登園した子から声をかけると
目があった、年中M君が涙目😂



「俺できないから…」



と、右手の甲を差し出します。
今朝お家で傷をつけて
しまったようです。



「あ、じゃぁ、
   洗うのでなくてもいいよ。
   切ったり混ぜたりをすればいいね。」

と私。

でもM君、悔しそうに
口をへの字にして
涙を拭いていました。




少しして流しを見ると、
M君芋を洗っています!



「あら、大丈夫だったの?」


「(バンドエイドが)とれそうだ!」



と満面の笑顔。
そして終わってから、
付け替えてほしそうなので
新しいのを貼りました。



本当はやりたかったのに、
事情があって
『できない』
それを涙で言い、
受け止めてもらったら
『やってみようーできる』
に変わったM君。



私達保育士は、
それでもいいよ、
それではダメ、
こうしたらいい、
こうならいいけど、
こうじゃないのかな、
こうしてほしい、、、


その子その場面によって
想いと共に言葉をかけます。
 
受け入れてるのか
いないなかわからない
『ふ〜ん』だけもあります。


その毎日毎時の、
心揺さぶられる出来事の中で
何をメッセージしていくのか。


ここに保育の醍醐味があります。
正解はありません。



M君の心の移り変わりの様子。
自分で考えて決めたこと。
今回は受け入れられたから
一歩やる気がでた。




子どもと一緒に大人も成長。

子どもはみんなの中で育つ。

チューリップルーム幼児園、仲間募集中です。



byしお園長(塩沢 節子)