私の職場にも制服いわゆるコスチュームというものが存在する。
今日も無事仕事を終えて、コスチュームを返却しようとしていた。
その時、「お疲れ様です。」と少しよそよそしい声で挨拶された。
私は瞬発的に「お疲れ様です。」と返した。
すると、そのよそよそしい挨拶の主は現場で一緒に働く同僚だった。
(同僚といっても、向こうの方が歴が長いし、一部マネージャー業務もしている先輩社員である。)
随分よそよそしい挨拶だなと不思議に思っていると、突然その同僚が爆笑しだした。
「コスチューム管理の人かと思ったよ!!」と爆笑の理由を教えてくれたが、それすら笑いで、半分言葉になっていなかった。
別に私はこの同僚と仲が良くないというわけではない。ただ、人との距離をわきまえているタイプで、最近は2人で爆笑するなんてこともなかった。
だからなのか、その笑顔を素で引き出せたことが幸せだった。
こんな突発的な笑いで誰を幸せにできるなんて、罪な同僚だなと、ひとり帰り道に思うのだった。